浦和工業高校より

2021年4月の記事一覧

令和3年度 離任式

令和3年4月16日(金) 離任式

この春に浦和工業高校から転出された先生方の離任式が行われました。

今年度は職員室に離任された先生をお迎えし、各教室にリモートで中継しました。

   
職員室の特設ステージ バレー部 部長より花束贈呈
   
教室から離任式に参加 サプライズで機械科3年A組に!

 

浦工ブルーのネクタイを締めた下村先生は、浦和工業高校での日々をひとつひとつ丁寧に思い返し、お話をして下さいました。

頂いた温かいお言葉を心に書き留めて、先生が不在となった浦和工業高校をこれからみんなで盛り立てていきましょう。

また離任式終了後に今年度、着任した先生方の紹介がありました。

令和3年度 第61回 入学式

令和3年4月9日(金)

暖かな春の日差しの中、第61回 入学式が挙行されました。

機械科71名、電気科34名、設備システム科30名、情報技術科40名

計175名が新1年生として入学を許可されました。

   
   
   
   
   
   

 

▼関根校長式辞

 春爛漫のこの佳き日、保護者の皆様にご臨席いただき、ここに 令和3年度埼玉県立浦和工業高等学校入学式を挙行できますことを、心から嬉しく思います。ただ今入学を許可した175名の新入生のみなさん、ご入学誠におめでとうございます。教職員一同 皆さんの入学を心より歓迎いたします。
 さて、皆さんは、中学3年生になる頃に新型コロナウイルスの感染が広がり始め、その後、全国一斉の臨時休校となり、学校再開後も学校行事や部活動が制限される中で中学校生活を送ってきました。皆さんが中学時代にやり残したことややりたかったことを高校で思う存分やってもらいたい、これは保護者の皆様のみならず我々教職員の望みでもあります。
 今年は昨年延期された東京2020オリンピック・パラリンピックが海外からの観客を受け入れない形で開催されることになります。東日本大震災の復興五輪として位置づけられ企画されたこのオリンピック・パラリンピックは本来なら華やかで一生心に残るイベントになるはずですが、いつしか新型コロナウイルスの蔓延にその影を潜めてしまいました。世界中が悲観的になり、先が読めない時代となりましたが、そんな中でも明るい未来を信じ、努力を惜しまず、希望を捨てない。やれないことばかりに目を向けるのではなく、何がやれるか、どうすればやれるようになるか知恵を絞って考えること。それが、今、私たちがやらなければならないことです。
 皆さんは工業の世界を選んでくれました。工業の可能性は、無限大であります。このようなコロナ不況の中でも存在感の高い分野です。一日も早く中学生気分を一掃し、目標を高く掲げ、将来、社会に貢献できる「若きエンジニア」となるよう、日々精進を重ねていただきたいと思います。そして、本校が力を入れている資格取得に意欲的に取り組むとともに、是非、部活動にも積極的に参加して心身を鍛え、生涯の友を得てください。何年か後に、私たちはあの東京オリンピック・パラリンピックの年に浦和工業高校に入学したんだと懐かしく思い出す日が必ず来ます。

 私からは、新しい生活のスタートにあたり、一つだけお話しして、結びの言葉にしたいと思います。
 それは、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公である渋沢栄一氏の言葉です。明治時代に近代日本経済の礎を築いた渋沢栄一氏は数々の明言を残していますが、その中の一つである「長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する。」という言葉を皆さんに送ります。人は誰にでも短所があります。自分の欠点ばかりを気にしているとそれがコンプレックスに代わってしまいます。皆さんは工業の世界を選びました。ものづくりの基本を学んで、専門分野を自分の長所にしてください。専門分野を必死で学び、それが自信につながった時、皆さんの長所になります。努力を続けているうちに短所はいつしか消えているでしょう。卒業する時に、もう一度この言葉を思い出して振り返ってみてください。

 改めて、保護者の皆様におかれましては、重ねてご入学のお慶びを申し上げます。この15年間、様々なご苦労もあったかと存じますが、お子様をここまで立派にお育てになったことに対し、心より敬意を表します。
 本日、大切なお子様を確かにお預かりいたしました。入学後、指導を受けたり、叱られたりすることもあるでしょう。社会に貢献できる大人に成長するためには「ルール・マナー」そして「時間」を守ることから始まります。この当たり前のことを当たり前のようにやることは意外と難しいものです。時には厳しく指導することもありますが、ぜひ本校を信頼していただき、お子様の成長に向け、一緒に取り組んでいきたいと思いますので、ご支援・ご協力をお願いいたします。
 それでは、3年後に、すべての生徒・保護者の皆様が「浦和工業高校で本当によかった」と思い、そして、胸を張って卒業していただけることを心から願い、私の式辞といたします。

 

▼たくさんの祝電・祝詞 ありがとうございました

   

 

▼初めてのホームルーム

   
   

令和3年度 第1学期 着任式・始業式

令和3年4月8日(木) 令和3年度 第1学期 放送による着任式および始業式が行われました。

着任式では新転任者の代表で、櫻井健一教頭のあいさつがありました。 

    
 新転任者代表あいさつ  グランドの桜(2021.4.2撮影)

 

始業式では校長講話、生徒指導部・保健管理部のお話、校歌静聴と続きました。講話では、学校での新型コロナウイルス感染防止対策を中心に「体育館で顔を見ながら始業式ができないことが残念です」「お互いに気持ちの良いあいさつをして、一日を始めましょう」そして「入学してくる新入生のお手本となるような上級生になって下さい」「地域から愛される浦工生になって下さい」といったお話がありました。

久しぶりに登校した生徒たちは、マスクを着用して、静かに教室で放送に耳を傾けていました。

   
  関根校長講話の様子   HR棟の様子
   
 3年生の教室  2年生の教室