浦和工業高校より

2020年12月の記事一覧

令和2年度2学期 終業式

 12月24日(木)放送による終業式が行われました。校長講話に続いて、教務部より「2学期どのように過ごしてきましたか?」という問いかけから「良いことも悪いことも振り返り、考え成長しましょう」というお話がありました。そして生徒指導部から冬季休業中の諸注意と「ルールを守ることをしっかり身につけ社会に出る準備をしましょう」といった内容のお話がありました。

終業式終了後には「山車ロボットコンテスト審査員特別賞」、「計算技術検定2級合格」およびスポーツ大会の表彰がありました。

なお、3学期は令和3年1月8日(金)から始まります。 

   
   
   
   

 

▽校長講話

 皆さん、おはようございます。早いもので8月25日から始まった2学期も本日で終了します。今年は新型コロナウイルスに振り回された1年でした。新聞にも新型コロナウイルスの陽性者が出た県内の公立高校が何校か報道されましたが、本校は今のところ1人の陽性者も出さずにいます。昼休みの保健委員による放送の注意喚起もありがとうございました。

 さて、急な連絡で驚いている人もいるかもしれませんが、残念ながら、埼玉県では、部活動が明日から1月17日(日)まで活動中止となりました。また、通学時の3密を回避するために1月8日から15日までの間、1時間繰り下げての登校となります。新型コロナウイルスの感染が4月当初の臨時休校時よりも拡大し、医療崩壊寸前の危機的な状況にあるからです。特に、埼玉県を含む首都圏はこの年末年始の期間をはさむ12月末から1月にかけてが大変危険です。寒い季節ですが、今後も、マスク着用、手洗い・うがい、換気、そして今年の流行語大賞にもなった「3密」を避ける生活習慣を一人一人が保ってください。冬休みで一時、自由な時間が過ごせますが、気の緩みが一番の敵です。

 さて、今年は映画「鬼滅の刃」が今なお高い興行収益を上げていますが、テレビドラマでは「半沢直樹」が高い視聴率を上げました。10月13日の埼玉新聞の「さきたま抄」という欄でドラマ「半沢直樹」に関連して、次のような内容が掲載されました。

 「◇信念を曲げず逆境をはね返す人間力で視聴者を釘杖けにした主人公。印象深いセリフがある。『倒産する会社の従業員は外部の人に挨拶しなくなる。挨拶ができないのは、自分の会社や仕事に自信と誇りがなくなったから』◇劇中、破綻寸前の企業で、生き生きと挨拶する従業員を目の当たりにした半沢は「自主再建可能」と判断を下す。行き届いた教育と意識の高さに感服したからだ。挨拶が人の心を結び、組織のコミュニケーションであるとドラマは訴えた。」

 さて、これを学校に当てはめると大変恐ろしくなります。「元気のない学校の生徒は挨拶しなくなる。自分の学校に自信と誇りがないから」今は、新型コロナウイルスの影響で外部の方が来校する機会が減りましたので挨拶することもなくなったのかもしれませんが、挨拶は何も外部の人に対してだけするものではありません。先生や友達、部活の先輩、後輩、家族や親戚など挨拶する機会はたくさんあります。

 最後に筆者は次のようにまとめます。「◇「挨拶」を辞書で引くと、禅家で問答を交わして相手の悟りの深浅を試みること、うけこたえとある。「挨」は押し開く、「拶」は迫るという意味を持つ。◇何気ない習慣の中にも真理が宿っている。日々交わす挨拶に、相手はどうこたえてくれるのか。自身が試されている。」

 難しい言葉でしたが、もともと「挨拶」という言葉は、仏教の一派である禅宗から出てきたものだそうです。相手に仏の教えに関して問い、受け答えをする中で、相手の内面まで「押し開き」、仏教の神髄に「迫る」、それが「挨拶」の語源なのでしょう。普段、私たちが行う「挨拶」には仏教の教えなど感じられませんが、「挨拶」には、「受け答え」、つまり、挨拶は一方通行ではなく、交わすもの、返ってくるものという意味が残っていると思います。ですから、自分が挨拶したら、相手がどのようにこたえてくれるのか、この筆者の言う「自身が試されている」というのは、自分が挨拶したら返ってくる相手の挨拶の仕方で、普段自分がどう思われているかがわかるということなのではないでしょうか。挨拶は、しつけ、マナー、家や学校で教えるものというイメージがあるかもしれませんが、心から元気に明るい声が自然と出て来るものであって欲しいと思います。自然と出て来る素直な気持ちの挨拶は相手の心までスッと届くはずです。

 毎朝、生徒指導部主任の宿谷先生と正門前に立っています。服装や遅刻などを注意することもありますが、できるだけ一人一人に「おはよう」と声をかけています。今は寒いし、マスクをしているので声も出しづらいのかもしれませんし、自転車で脇を何も言わずスッと通り過ぎて行く生徒もいますが、返ってくる挨拶で浦和工業高校が試されているような気がしています。来年は、もっと浦和工業高校に「自信と誇り」を持ち、挨拶が生徒同士、生徒と教員との「心を結び」、もっとコミュニケーションが取れる学校になることを期待します。それでは、3学期は元気な挨拶から始めましょう。以上です。

薬物乱用防止教室

12月23日(水)薬物乱用防止教室を行いました。薬剤師の先生をお招きして、学年ごとに3回にわたり講演が行われました。薬物の恐ろしさ・未成年の飲酒や喫煙が薬物乱用の入り口になることなど薬物乱用の怖さに対する認識を高める貴重な話をしていただきました。

 

スポーツ大会

12月22日(火)冬晴れの中、生徒会主催のスポーツ大会が開催されました。(2学年は学年行事のため、1・3年生のみで開催)種目はグランドでドッジボール、体育館でバスケットボールと女子卓球が行われました。コロナ禍において、学校行事がほとんど開催できない中で、クラスや学年に限定されず、交流を深めることができました。

    
   

防災避難訓練

12月21日(月)災害発生時に、職員・生徒が冷静かつ迅速に安全な退避行動がとれることを目的として、防災避難訓練が行われました。地震の発生から火災が起きる想定で全校生徒がグラウンドに避難しました。校長あいさつに続き、桜消防署より指導・講話がありました。その後、1・3年生は救助袋体験、2年生は煙体験が行われました。(今年度は、コロナウイルスの影響で、全校生徒が一堂に会したのは、初めてでした。)