令和2年度 第1学期終業式
8月7日(金)放送による終業式が行われました。コロナウイルスの影響で、6月から学校が再開され、授業時間確保のために、体育祭などの学校行事を取りやめ約2ヵ月間の1学期でした。終業式では、校長講話、教務部、生徒指導部からの話がありました。また、終業式後に国家技能検定 3級 普通旋盤作業 合格の表彰がありました。なお、2学期は8月25日(火)から始まります。
▼校長講和
おはようございます。今回も放送による校長講話です。体育館に集まり、全員の顔を見ながら話せる日がいつ来るのかわかりませんが、1年生から3年生まで全員で校歌を歌えるようになることを強く願っています。
さて、2か月にも及ぶ臨時休校の後、6月1日に1学期始業式と入学式を行い、分散登校を経て6月22日から通常授業となりました。通常授業になってから7週間が経ち、地元さいたま市を始め県内で新型コロナウイルス感染者数が緊急事態宣言前より増えている中で、一人の感染者も出ず1学期を終わらせることができ、内心ほっとしています。しかしながら、現状はかなり厳しいものがあり、2週間しかない夏休みですが、今まで以上に感染者にならないよう細心の注意を払い、不要不急の外出を避け、3密状態を作らない生活を送ってください。
この新型コロナの影響で景気が低迷し、求人数にも影響がありました。昨年度は約2,500件の求人がありましたが、現時点で約1,500件です。確かに求人件数は減りましたが、就職希望者の数と比べるとそれでも多くの求人が本校にはあり、不景気の中でも工業高校出身者は有利な状況にあると言えます。3年生は昨日、就職の選考会議があり、これから本格的に就職活動が始まります。会社見学、履歴書の作成、面接練習など入念な準備をして、1回で内定がもらえるようがんばってください。進学希望者もこの夏休みにしっかりと計画的に準備を進めてください。
また、一部の部活動では8月中に地区大会があります。既に試合を終えた競技もあります。今回は、十分な練習が出来ず、応援も限定されるという状況ですが、浦和工業高校の名が刻まれたユニフォームを着て、真剣勝負ができる喜びを心から味わってください。1つ1つのプレー、1分1秒に集中して一生の思い出に残る試合をしてください。
スポーツと言えば、東京オリンピック・パラリンピックが1年延期となりましたが、このコロナ騒ぎがなかったら、今頃は毎日がオリンピックで盛り上がっていたはずです。皆さんは、来年、東京オリンピック・パラリンピックが開催できると思いますか。7月に行われた世論調査では、23.9%が来年開催すべき、再延期が36.4%、中止が33.7%でした。そんな状況の中でオリンピック出場選手はどうしているのでしょうか。
スポーツクライミング日本代表の野口啓代(あきよ)さんは次のように述べています。「東京五輪での引退を決めている私にとって、最初で最後の夢の舞台。ずっとテレビで見ていた憧れの開閉会式で、国立競技場を行進したいと思っています。五輪が中止になってしまったら――。想像しただけで苦しくなるし、絶望的な気持ちになる。今は、国際オリンピック委員会などのポジティブな発言を信じるしかない。ネガティブな方向には考えず、最高のシナリオを描き、できることをするだけです。」
4年に1度のオリンピックでは、選手たちは開催されるその年に照準を合わせてベストコンディションに持っていくと言われています。そのベストコンディションも1から2週間の間だけだそうです。今は、新型コロナ騒ぎでオリンピック選手のことが話題にならなくなっていますが、人生をかけて来年に望んでいる選手がいることを忘れてはなりません。暗い話題ばかりで、先が見えないからこそ、私たちもオリンピックで世界中が感動の渦に巻き込まれる姿を夢見たいものです。
最後になりますが、改めて、この夏休み中の過ごし方に各自が責任を持ってください。私たちはまだ新型コロナウイルス・パンデミックの真っただ中にいることを忘れずに。そして、2学期当初に髪の毛やピアスなどの身だしなみ指導で無駄な時間を割くことのないように各自が自覚した行動を取ってください。それでは、交通安全にも十分注意を払い、2週間後の2学期にお互いに元気な姿でまたお会いしましょう。以上です。