浦和工業高校より

登山部、群馬県下仁田町山行を実施しました

10月4日(土)・5日(日)の2日間、登山部山行を実施しました。群馬県下仁田駅からバスに乗り下仁田町市野萱からスタートしました。

途中、世界遺産の荒船風穴を見学しました。風穴は地下の岩の隙間の氷から湧き上がってくる冷たい風をイメージします。しかし、ここは自然遺産ではなく、文化遺産として登録されています。それは、冷蔵庫のない時代、蚕の卵を温度管理により生産調整するために使われました。そのため富岡製糸場等と合わせ世界文化遺産として登録されました。下仁田町教育委員会の皆様に丁寧に説明していただきました。有難うございました。

神津牧場を通過し、15時過ぎに荒船パノラマキャンプフィールドに到着しました。到着間際から雨が降り出し、本来であれば雄大な景色を見ることができるのですが、残念ながら霧のため景色を楽しむことができませんでした。

到着後、少し休んでからご飯を炊き、牛丼、親子丼を作りました。やはり山の食事はおいしかったです。食後疲れもあり19時には就寝しました。

夜間は雨が降り続き、天候の回復を望んでいましたが、翌朝も雨天でした。霧による視界不良と雨により滑りやすくなっていることを理由に、本来の山行の目的であった荒船山登山を断念し、帰路につきました。登りたい気持ちもありましたが、引き返す勇気も必要であると感じました。