浦和工業高校より

令和7年度 2学期終業式

令和7年度 12月24日(水)2学期終業式が行わました。

◇次第◇
 ・開会の言葉
 ・校長講話
   ※下記に講話内容を全文で掲載
 ・生徒指導部より
 ・生徒会より
 ・表彰
 ・校歌斉唱
 ・閉会の言葉

◇終業式の様子◇


校長講話

生徒指導部より

生徒会より
 

生徒会よりスポーツ大会の表彰



表彰


 

校歌斉唱

全体の様子

 

▼校長講話全文▼

皆さん、おはようございます。
早いもので、2学期も今日までとなりました。
今年もあと残りわずかです。
 校舎を閉じるまであと3か月となりました。皆さんは2月から家庭研修になりますので実質1か月程度です。
校舎を閉じるまでまだ先だと思っていましたが、確実にその時期が近づいています。このことを考えると胸が締め付けられる想いで、なんと表現してよいのかわかりません。
 浦和工業高校の64年の歴史を締めくくる責任者としての重圧に押しつぶされそうになります。校長は、いつも立派なことを言っているイメージがあるかもしれませんが、皆さんと同じ、何ら変わらない人間です。様々なことに悩んだり苦しんだりします。だから同じ想いをしている人は自分だけでないことを知ってください。才能に恵まれた誰もが憧れる著名な方も同じような想いをしています。
 今日は2つお話をします。
 話の一つ目はがんばる姿こそがかっこいいということです。
スポーツの世界で活躍する一流の選手はその華やかなプレイに誰もが憧れます。しかし、姿の陰に辛い想いや挫折を何度も経験しています。
 例えばマラソン選手の場合、1秒でも早く走る姿がかっこいいと思うかもしれません。私は必ずしもそうだとは思いません。選手一人ひとりに様々なドラマがあり、その姿に共感できた時かっこいいと思います。
 パラスポーツがあります。健常者に比べスコアでは及びませんが、その姿に感動させられるのもその姿に共感するドラマがあるからです。
 2学期の体育の持久走の授業がありました。私はその授業に全クラス参加し、皆さんと一緒に走りました。もちろん私はそれ相当の年ですので皆さんと同じような速さで走ることができませんでした。
 皆さんはそれぞれ目標を決め、その距離を目指し走っていました。生徒一人ひとり身体能力が違うので目標は異なります。走るのが速いから満足のいく走りとは言えません。しかし、遅くても頑張ったと実感できることもあります。
 私が皆さんと一緒に走りましたが、スコアではかっこよく走れませんでした。しかし、私はこのかっこ悪い姿を見せることができたことは良かったと思っています。
 持久走は自分の弱さとの戦いです。誰もが弱い自分を見せたくないです。そのための言い訳をする走りもできます。しかし、私は弱い自分と一生懸命戦う姿こそかっこいいと思います。校長のかっこ悪い姿を皆さんに見せたので少しでも自信をもって前に進んで頂けると嬉しいです。
 2つ目の話は困難を乗り越える勇気をもってほしいということです。
 一昨日H3ロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられました。このロケットには日本版GPS衛星「みちびき5号」が搭載されていました。結果は第2エンジンが予定より早く燃焼が停止し打ち上げは失敗に終わりました。
 ロケット打ち上げは、様々な技術の集大成で、その1つでも欠いてしまうとロケットとしての機能を果たさなくなります。だから打ち上げの直前の関係者は極度の緊張と不安に襲われます。自分のやったことが失敗の原因となりみんなに迷惑をかけることにならないかと。
 だから成功した時の喜びと感動は、これまでの不安を吹き飛ばす大きなものとなります。失敗や挫折を繰り返すほど喜びは大きなものになります。
 皆さんには様々な困難なことにチャレンジして乗り越えてほしいと思います。みなさんは3月に本校を卒業すると就職や進学でそれぞれの道を歩みます。自分を信じ新たな挑戦をしてください。
 私はこのH3ロケットの打ち上げの失敗から必ず立ち上がると信じています。そして、その過程を見守ってください。「探査衛星はやぶさ」のように諦めない姿に日本中を感動させくれると信じています。がんばれJAXA!がんばれ日本!
なごり惜しいですが今年も残りわずかです。
明日から冬休みですね。寒い日が続きます。体を大切に。
皆さんにとって令和8年が素晴らしい年となるよう祈っています。良い年をお迎えください。