浦和工業高校より

浦和工業高校より

【設備システム科】水道配管でオリジナル水鉄砲をつくろう!Day2

令和7年8月4日(月)、さいたま市立土合公民館にて開催されている「夏休み子ども公民館」の講座の1つとして、水道配管を使ったオリジナル水鉄砲製作を実施しました!

同様の内容を先月19日に川口市立科学館で行いましたが、今回は「浦工生によるものづくり教室」という題目で、設備システム科の生徒4名が主として講師となり、地域の児童に製作を楽しんでいただきました!

自己紹介では、学科・氏名に加えて「好きな飲食店」をそれぞれ発表し、親しみやすい雰囲気を作り出す工夫などもあり、参加された児童10名は終始笑顔で体験をしていました。

この講座では、地元の中学生ボランティアも参加していただき、製作活動の補助をお願いしました。短い時間でしたが、このように中学生とも交流できることができ、たいへん実りある講座となりました。

地域連携として、毎年お世話になった「夏休み子ども公民館」への参加も統合に伴い、今回で最後となりました。参加された児童の保護者も残念に思われた方もおり、本校の存在感を改めて実感しました。

統合までの残り僅かですが、本校の存在感をしっかりと示していきたいと思います。

さいたま市立土合公民館の皆さま、参加された児童・保護者の皆さま、本日はありがとうございました!

【設備システム科】内装仕上技能講習会に参加しました

令和7年7月26日(土)に、内装仕上技能講習会に本校設備システム科の生徒2名が参加しました!

本講習会では、講義と実習を通じて、知識や技能の向上を図ることと専門工事業への理解を深めることを目的としています。

埼玉県工業教育研究会(建築・設備部会)の主催でありますが、実施にあたっては「埼玉県内装仕上工事業協同組合」様のご支援のもと、行うことができました。

 当日は、壁・天井のLGS(ライト ゲージ スチール)とPB(プラスターボード)工事に加え、壁クロスや床タイルの工事の実習もさせていただきました。

 

参加した生徒からは、「職人さんの技術のすごさを実感した」「将来の進路を考えるうえでよい経験になった」などといった感想があり、貴重な学びの機会となったことが伺えました。

このような実践的な学びは、現場力の向上にもつながるように感じます。関係された皆様に心より御礼申し上げます。

【設備システム科】水道配管でオリジナル水鉄砲をつくろう!Day1

令和7年7月19日(土)、川口市立科学館にて開催されている「夏休み科学教室」の講座の1つとして、水道配管を使ったオリジナル水鉄砲製作を実施しました!

 

この講座では、本校設備システム科の生徒が、科学館職員の方々とも協力し、近隣地域の小学生を対象にした工作の準備・参加児童への補助説明・片付けなどを担当しました。

 

また、本校の卒業生2名にもお手伝いいただきました!

現在は、埼玉県立大宮工業高等学校の建築科で実習教員をしているH先輩と、日本工業大学の建築学部で学生をしているF先輩です。ありがとうございました!

参加した生徒からは「教える立場になることで理解が深まった」「児童たちの笑顔が嬉しかった」などの感想があり、普段の授業では得られない貴重な体験となりました。

科学館の方からも、「生徒の皆さんが熱心に手伝ってくれて助かりました。」とのお褒めの言葉もいただきました。

今後も地域と連携した活動を通して、生徒たちが成長できる機会を大切にしていきたいと思います。

 

<完成後は屋外で試し打ち!>

ご参加いただきました児童の皆さん、会場設営・運営補助等をしていただいた科学館の皆さま、本当にありがとうございました!

 

また、同じ内容の講座を令和7年8月4日(月)に、さいたま市立土合公民館にて実施します。次はどんな児童に会えるのか…今から楽しみです。

 

軽音楽部 軽音楽コンテスト予選

7月20日(日) 浦和北高校にて

第15回埼玉県高等学校軽音楽コンテストの予選に参加しました。

https://keionsaitama.com/

 

浦和北高校会場では16バンド中4バンドが県大会に進めるということで、この日のために毎日練習を重ねました。

 

 

オリジナル曲で挑みましたが、他校のバンドが皆さん非常に上手で、残念ながら県大会には進めずに終えました。

 

2学期は文化祭があり、外に演奏しにいく予定もありますので、まだまだ練習がんばります。

 

令和7年度 1学期終業式・壮行会

令和7年度 7月18日(金)1学期終業式・壮行会が、Google MeetによるLive配信を利用して行わました。

◇次第◇
 終業式
  ・開会の言葉
  ・校長講話
   ※下記に講話内容を全文で掲載
  ・教務部より
  ・生徒指導部より
  ・生徒会より
  ・文化祭実行委員より
  ・表彰
  ・校歌斉唱
  ・閉会の言葉

 壮行会(全国工業高等学校長協会 主催 第25回高校生海外研修)
 
・開会・趣旨説明・参加生徒の紹介
  ・参加生徒の言葉 情報技術科3年 A 組  山崎 雄一朗
  ・生徒会代表からの言葉

 ◇終業式の様子◇


校長講話

教務部より

生徒指導部より

生徒会より

文化祭実行委員より

表彰

表彰

表彰


◇壮行会の様子◇


参加生徒の言葉

生徒会代表からの言葉


▼校長講話全文▼

皆さん、おはようございます。
早いもので1学期登校するのも今日までです。
1学期振り返り、うまくいったこと、いかなかったこと、もう一度整理して2学期以降に活かせるようにしてください。これから皆さんは卒業後の進路を決めなければなりません。より良い進路が実現できるよう頑張ってください。
 本日の話はAIの未来についてです。AIについては、昨年度の2学期の終業式の中で話をしました。その時は技術の進歩という意味でお話をしました。
 なぜ、こんなことをお話ししようかと思ったのは知能について興味を持ったからです。もちろん人間は高度な知能を備えた動物です。知能は経験や学びの蓄積によって形成されるものと考えます。
 例えば、蜂は集団で見事な蜂の巣を作ります。しかし、1匹、1匹の個体をみても不規則動き回っているようにしか見えません。集団の中で六角形の格子状の立派な巣を作ります。蟻塚も同じです。蟻が集団となると自然と蟻塚ができます。何かしらの単純な規則があり集団によって作るという目的が果たされます。
 AIを動かしているものはコンピュータです。コンピュータで処理される演算は、1+1=1 1×1=1 1の反転は0 というように、論理和、論理積、否定の単純な計算から成っています。それに1か0を記憶するための装置から構成されます。
 コンピュータの基本は単純な計算ではありますが、ある規則性(きまり)と記憶という学習するための機能を加えることによりAIは作られます。
AIの中核となるものは大規模言語モデルであり、これまでの大量のデータから次に来る言葉を予測する機能です。AIと対話する際、言葉使いプロンプトという形でAIに言葉を送ります。基本的な仕組みは単純で、言葉から次に続く言葉を次々に予測しながら返すものです。
 AIのすごいところは、自らが学習する機能であります。膨大なこれまでの学びとそのデータを処理する速度であります。

自らの学習により、より高度に進化しています。
人間はいい意味でも悪い意味でも過去を忘却しますし、あいまいであったりします。もちろん誤りもあります。しかし、それが人間らしさでもあります。
 私は、始業式、終業式の校長講話を考える時は1か月前から構想を練ります。そして、原稿を起こすまで約2週間かけます。何度も練り直しながら、皆さんに伝えたいことを考えます。
 今回の講話では、AIの未来について皆さんにお伝えしたいと思いました。今回2週間の原稿の練り直しの過程でAIを使いました。

私の伝えたいことをプロンプトで表現し、何度も修正を加え、今回の原稿を作成しました。どうしてもAIでは表現できなかったことは私が直接原稿を修正しました。
 今日皆さんにお話ししたいのは、「AI(人工知能)」と人間の未来についてです。今、世界は急速に変化しています。ニュースやSNSでも、AIという言葉を耳にする機会が多くなりました。実際、AIはすでに私たちの暮らしの中に入り込み、交通、医療、教育、さらには芸術やゲームの分野にまで活躍の場を広げています。
 AIは、大量の情報を瞬時に処理し、正確な答えを導き出す力を持っています。例えば、天気予報や交通の混雑状況の予測、病気の診断サポートなど、私たちの生活をより便利で安全なものにするために活用されています。最近では、文章を書いたり、音楽を作ったりするAIも登場しています。

では、AIがどんどん進化する中で、人間の役割はどう変わっていくのでしょうか?
 私はむしろ、AIの存在によって「人間らしさ」がより大切になると感じています。AIはあくまで「道具」であり、それをどう使い、どんな目的で活用するかを決めるのは、私たち人間です。便利な技術だからといって、ただ任せきりにするのではなく、「どんな未来を望むのか」「そのために何をすべきか」を考え、判断する力が問われる時代になってきたのです。
 AIが文章を書くことはできます。でも、その文章に込める思いや相手への気遣い、感情を伝える力は、人間にしかありません。AIが絵を描くことはできます。でも、そこに生きる心や伝えたいメッセージを吹き込むのは、人の感性です。

情報を集めることはAIが得意でも、それをどうつなぎ合わせ、何を生み出すかは、皆さんの創造力にかかっています。
 だからこそ、皆さんには「考える力」と「感じる心」を育んでほしいと思います。学校の授業や行事だけでなく、日々のちょっとした出来事、友達との会話、家庭や地域の人とのふれ合いの中に、人間にしかできない経験が詰まっています。その一つひとつが、皆さんの内面を豊かにし、AIとは違う「人間らしい強み」を育ててくれます。
 この夏休みは、学びの場が学校の外へ広がる時間です。本を読んで新しい世界に触れるのもいいでしょう。自然の中で過ごして五感を研ぎ澄ますのも素敵です。家族や地域の人との関わりの中で、人とのつながりの大切さを感じる機会もたくさんあるはずです。
 未来を形づくるのは、技術ではなく、技術を使いこなす人間です。そしてその第一歩を踏み出すのが、皆さん一人ひとりなのです。AIが進化するこれからの時代にこそ、みなさんの存在が必要なのです。
 以上となります。

この原稿を作るにあったってAIと対話する中で不思議な気持ちになりました。AIは強力なツールになることは事実です。その便利なツールを使わない手はありません。人間の内面である。「人間らしさ」とはどうゆうものか改めて気づかされました。
 最後に2点お話しします。

1点目です。情報技術科の山崎雄一朗さんが、全国工業高等学校長協会の主催する第25回高校生海外研修において、埼玉県代表に選ばれました。この研修には各校を代表する優秀な生徒が応募しましたが、その中の代表となりました。おめでとうございます。明日7月19日より8日間、タイ王国での研修となります。この後話を聞くことができると思いますので楽しみにしてください。
 2点目です。皆さんの中で、友人関係、家族や進路、学業、など、様々な悩みがある人のいると思います。人間はそんなに強くありません。辛かったら、身近な人や先生に相談してください。言葉にすることにより気持ちが楽になります。
 皆さん、夏休みの間、健康で元気で、9月に学校で会えることを楽しみに待っています。私からの話は以上です。