浦和工業高校より
令和6年度 第62回卒業証書授与式
和かい日差しが新しい春の訪れを感じる、この佳き日に「令和6年度 第62回卒業証書授与式」が3月12日に挙行されました。
教職員一同、それぞれの道でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ご卒業おめでとうございます。
~式次第~
・開式の言葉
・国歌斉唱
・卒業証書授与
・校長式辞
・来賓祝辞
・来賓紹介・祝電披露
・各種表彰
・在校生送辞
・卒業生答辞
・校歌斉唱
・閉式の言葉
~3学年団の先生方~
~校長式辞~
和かい日差しが新しい春の訪れを感じる、この佳き日、保護者の皆様・関係の皆様に御臨席いただき、令和6年度 埼玉県立浦和工業高等学校 第62回卒業証書授与式が挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員にとりましても大きな喜びでもあります。
ただ今、卒業証書を授与いたしました。機械科42名、電気科26名、設備システム科25名、情報技術科33名の合計、126名の卒業を認定します。
卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。
皆さんは、入学以来、努力を積み重ね、本校の所定の教育課程を修了し、めでたく今日を迎えました。
保護者の皆さまにおかれましては、心よりお祝い申し上げますとともに、この日までの18年間の、さまざまな御力と感動が想い出されることと拝察いたします。
さて、皆さんは、これから始まる社会生活に希望と不安を抱いていると思います。これからは自分で判断し、道を切り開くことが多くなります。18歳が成人年齢となり、ここにいるすべての卒業生の皆さんは成人となりました。改めて御成人おめでとうございます。
令和4年10月に教育委員会より「魅力ある県立高校づくり第二期実施方策」が示され、令和8年4月に大宮工業高校との統合が決まりました。そして、統合に伴い、令和五年度から生徒募集が停止となり、令和七年度末をもって校舎を閉じることとなりました。
今年度は1学年減る中で、皆さんが内向きになってしまわないか心配しました。しかし、皆さんはその中で、文化祭や体育祭、スポーツ大会等、学校行事を盛り上げてくれました。また、地域の活動やボランティアに積極的に参加し、学校の存在感をしっかり示してくれました。これまでに無い程、地域の方々からのお褒めのお言葉をいただき、校長として大変嬉しく思います。これまでの生徒の皆さんの取り組みに感謝申し上げます。
さて、「星の王子さま」の作者として有名なフランスの作家、サン・テグジュペリの言葉を紹介します。これは、「夜間飛行」の中の一文です。
「人生には解決方法なんかないんだ。あるのは、前に進む力だけだ」
これは、たとえ失敗しても、多くの困難があっても、前に進むしかないということを表しています。何も見えない夜であり、進むことが困難であっても、目標を見つけ前に進むことの大切さを伝えたかったと思います。前に進めば必ず道が開けるということです。
校舎を閉じることは辛くもあり、悲しいことです。でも悲しんでいてはなんの解決にもなりません。私たちは、新校を作るという大きな使命があります。皆さんも、新校につなげるためにも、その想いに応え、しっかり取り組んでくれました。そして、新校は皆さんが誇れるよう立派な学校にする決意です。
アメリカの小説家、ルイザ・メイ・オルコットの「若草物語」の一節に
「There is always light behind the clouds」
「雲の向こうは、いつも晴れ」があります。
雲がどんなに怪しくても、その先は光に満ちた晴天となっている。
これからの人生、困難でも、乗り越えれば素晴らしい世界が待っているという意味です。飛行士であるサン・テグジュペリも、雲の上で同じことを考えたかもしれません。
皆さんもこれから先、様々な困難に直面するかもしれません。あきらめず乗り越え、やりがいや喜びに変えてください。辛いこと、嬉しいこと、苦しいこと、楽しいことがあってこそ人生。人生により深みを増すものと考えます。
結びに、卒業生の皆さんがこれからも元気で、その行く先に幸多きことを、心よりお祈りし、式辞といたします。
令和7年3月12日
埼玉県立浦和工業高等学校長 堀口 真史
たくさんの祝電・祝詞ありがとうございした。
【工業科】土合公民館文化祭に参加しました
3月8日(土)~9日(日)に、
土合公民館で開催された、「令和6年度 土合公民館文化祭」に、
生徒作品等の展示で参加しました。
公民館に入ってすぐの場所には、設備システム科の作品、
2階廊下では、機械科と情報技術科の生徒作品展示を行いました。
多くの地域の皆さんに、本校の展示もご覧いただき、
あと1年で大宮工業高校との統合を惜しまれる声もいただきました。
大宮工業高校との統合まで、いよいよ1年となってきましたが、
来年度も地域のイベント等に積極的に参加してまいりたいと思います。
【情報技術科】埼玉県警主催CTFコンテストで第2位になりました!
2月15日(土)に、大宮ソニックシティで開催された、
埼玉県警察本部サイバー局主催 学生対校CTFコンテストに
情報技術科2年生3名の1チームが参加し、
第2位となり、本日学校において表彰が行われました。
CTFとは、Capture The Flagの略称で、
制限時間内に、情報セキュリティの知識を使って様々な難易度の問題に取り組み、
出場したチーム同士でその得点を競うものです。
今回参加した埼玉県警主催のコンテストは、
インターネットや知識を活用し、法令を問うものから、
アクセスログの解析をして犯行時間を特定したり、
提示された画像から場所を特定するOSINTなどの問題に取り組みました。
出場したチームには、大学・専門学校が多い中、
本校 情報技術科のチームは、第2位と健闘し、高校生の中ではトップの成績を修めることができました!!
そして本日、埼玉県警察本部サイバー局の方に学校までお越しいただき、
校長室において表彰が行われました。
資格取得のために学んだことや情報技術科で学んだことを、
実際に活かす良い機会になったように思います。
ぜひ次回大会も挑戦してもらいたいと思います!!
【工業科】令和6年度 浦工生徒研究発表会
2月19日(水)5~6限 体育館にて、2、3年生に向けて浦工生徒研究発表会が行われました。
発表テーマは下記の通りで、各学科の3年生や、2年生による発表もありました。
【発表テーマ名プログラム】
1.自由製作(機械科3年)
2.原始的半自動ライントレースカー(電気科3年)
3.植樹祭カウントダウンボードの製作(設備システム科3年・情報技術科3年)
4.AIの画像認識技術(情報技術科3年)
5.環境パスポート発行システムの開発(情報技術科2年)
校長挨拶
自由製作(機械科3年)
原始的半自動ライントレースカー(電気科3年)
植樹祭カウントダウンボードの製作(設備システム科3年・情報技術科3年)
AIの画像認識技術(情報技術科3年)
環境パスポート発行システムの開発(情報技術科2年)
2年生はいよいよ課題研究がスタートします。
今回見た3年生の発表や、2年生の地域と連携した取組みを参考に、
先輩たちをさらに超えられる取組みにしてもらいたいと思います!
【2学年修学旅行】解団式
修学旅行3 日目
那覇空港にて解団式を行いました。
校長先生と学年主任から、この3日間の振り返りをお話しいただきました。
また、今日までお世話になった旅行会社の方・現地の添乗員・看護師、カメラマンに御礼をお伝えしました。
羽田空港に到着後は各自解散となり、この修学旅行を終えることになります。
※搭乗予定の飛行機が遅延したため、以下のような形で羽田空港への到着となります。
那覇空港発16時45分→17時20分
羽田空港着19時25分→19時41分