浦和工業高校より
【3学年】スーツ着こなし講座を行いました!
令和8年2月4日(水)、3年生を対象に「スーツ着こなし講座」を開催しました。 普段は作業着や制服で過ごす生徒たちですが、今回は紳士服の専門家を講師にお招きし、社会人としての身だしなみの重要性について学びました。
本講座では、スーツの選び方から、ネクタイの結び方など、多岐にわたる内容をご講演いただきました。
◆第一印象の重要性:人の印象は数秒で決まること。
◆正しいサイズ選び:肩幅や袖丈など、だらしなく見えないためのチェックポイント。
◆着こなしのルール:靴とベルトの色を合わせるなどの基礎基本。
実際に生徒がモデルとなり、ネクタイの結びに苦戦しながらも、お互いに教え合う姿が見られました。鏡の前で背筋を伸ばすと、いつもの高校生らしい表情から、ぐっと大人びた表情に変わるのが印象的でした。
工業高校を卒業し、現場のスペシャリストとして羽ばたく生徒たちにとって、スーツは大切な「勝負服」になるのではないでしょうか。今回学んだことを活かし、自信を持ってそれぞれの進路へと突き進んでほしいと思います。
【設備システム科】課題研究発表会
令和8年1月26日㈪に「設備システム科 課題研究発表会」を実施しました。
今年度の設備システム科の発表会は、「自分たちの技術で何ができるか」をテーマに、生活に密着した視点での研究が目立ちました。高度な技術の追求だけでなく、社会の一員として課題を見つめる姿勢が、今回の発表の大きな特徴です。
特に印象的な発表は以下のとおりです。
◆ろ過実験(水環境へのアプローチ)
「安全な水」というインフラの原点に立ち返り、ろ材の組み合わせによる浄化能力の違いを検証しました。当たり前に存在する「水」の重要性を、自らの手で再確認するプロセスを重視しました。
◆高齢者用の椅子製作(ユニバーサルデザインの検討)
設備を使う「人」に焦点を当て、人間工学的な視点から椅子の製作に挑戦。使い手の身体的負担を想像し、木材や寸法を吟味する「使う人への配慮」を学びました。
◆海岸のゴミ問題(環境保全と地域貢献)
環境課題に目を向け、実際に現地調査を実施。技術者が考慮すべき「環境負荷」や「循環型社会」について、現状を知ることから一歩を踏み出しました。
≪発表会の様子≫
開会宣言(設備システム科主任)・諸注意
講評(堀口校長)・閉会宣言(設備システム科主任)
一つひとつの研究は、まだ小さな一歩かもしれません。しかし、現場で起きている問題に気づき、それを解決しようと動いた経験は、卒業後、現場で「生きた技術」を扱う上での大切な土台となることと思います。
【情報技術科】所沢市 学校給食展に出展します!!【2月7日】
情報技術科では、2月7日(土)に
所沢市 吾妻まちづくりセンターで開催される、
「学校給食展」にVR体験を出展します。
体験の内容は、所沢市第二学校給食センターにご協力いただき製作した
「おいしいを届けるトコろんキッチン」を視聴いただけます。
今回の出展が、情報技術科では最後のイベント出展となります。
お時間・ご興味がございましたら、ぜひ吾妻まちづくりセンターまでお越しください!!
令和7年度 機械科課題研究発表会
1~3時間目を使用し、令和7年度機械科課題研究発表会を実施しました。
課題研究は3年生の年度当初に各自がテーマを選び、1年間を通して製作・研究に取り組むものです。
本発表会では、その1年間の成果について発表を行いました。
① VR4Dアトラクション
② ウクレレ制作
③ オートバイメンテナンス
④ 樹脂を用いた制作
⑤ ロートアイアン
⑥ マイクロビット制御
⑦ 自動車制作
令和7年度 3学期始業式
令和7年度 1月8日(木)3学期始業式が行わました。
◇次第◇
・開会の言葉
・校長講話
※下記に講話内容を全文で掲載
・教務部より
・生徒指導部より
・生徒会より
・校歌斉唱
・閉会の言葉
◇始業式の様子◇
校長講話 |
教務部より |
生徒指導部より |
生徒会より |
校歌斉唱 |
全体の様子 |
▼校長講話全文▼
みなさん、明けましておめでとうございます。
今日から学校が始まりますね。年末年始は少しゆっくりできましたか。
皆さんはこの3月で本校を卒業します。これから課題研究などが大詰めを迎えます。忙しくなりますが3年間の集大成をしっかりプレゼンテーションできるようにしてください。
また、4月から始まる新しい生活に不安や緊張があるかと思いますが、その気持ちを和らげるのは準備です。新しい生活が円滑に始まるよう、準備を進めてください。
今日は2点お話しします。
1点目です。有終の美を飾ってください。
ご存じのとおり、今学期をもって校舎を閉じます。地域の方々からも学校を惜しむ声が私のところに届いています。校舎とじることは残念ではありますが校長として嬉しく思います。これらの声もこれまで本校に関係する皆さんのおかけであると思っています。
学校としての存在を示せる期間も残り3カ月になりました。これまでも皆さんは、地域の活動やショッピングモールや科学館での活動、本校の情報技術を生かした社会貢献活動等積極的に活動されました。そして、これらは高く評価されています。
この取り組みを可能な限り最後まで続けてください。特別な機会というわけでもございません。例えば以前やってくださいましたが地域の雪かきを手伝うとか、地域で困っている人を見かけたら声がけするなどです。自分から声がけすることは勇気がいります。思い切って踏み出してください。そして、3月に地域から惜しまれながら校舎を閉じたいと思います。
統合により校舎を閉じることは残念ではありますが、時代が変われば社会が求めるものも変わります。変革はともすると、今までを否定的に捉えてしまうこともあります。
私はそうは思いません。工業教育をさらに前進させ、さらに良いものにすることが責務であると考えます。様々な困難はありますが、ためらわず勇気をもって前に進みたいと思います。
そして、誰もが憧れる学校、皆さんが卒業生として誇らしく感じる学校を作ることを決意します。その気持ちは昨年と変わりはございません。
2点目です。
最近私は、正義とは何か、何が善で何が悪か考えることがあります。それはネットワーク社会になり、誰もが簡単に情報を入手したり発信することができるようになったからです。そのことが、正義としての正解はないではないかと考えるようになった理由です。また、時代によって価値観が変わってくることもあります。私はそのことは悪いことだとは思いません。人類が成熟し誰もが暮らしやすい社会を模索する中で変化するからです。例えば人権に関する考え方や意識もこの50年の間にずいぶん変わりました。このことは以前皆さんにお話ししました。
現在様々な情報に溢れています。メディアによっても報道のされ方が違うことに気づきます。一方の意見をフェイクだと言って非難したり、何が真実であるかわからなくなることがあります。
真実を知りたくて調べると知らぬ間に自分の考えに近いものが集まってきます。そのことにより、自分の考えがより強い確信へと変わります。インターネットは個人の思考に合わせ情報を集まる仕組みとなっているからです。その確信が分断を生む可能性があります。なぜなら、自分の考えと違う意見が届きにくくなるからです。
今まで社会を動かす力としてテレビや新聞なのメディアが担っていました。メディアは世論に大きく影響し、もちろんメディアは責任ある報道が求められます。残念ながら最近ではテレビや新聞などはオールドメディアと言われるようになりましたが、だからこそ、それらのメディアに求められることは信頼と責任ある報道となります。
アラブの春に代表されるように世論や社会を動かす原動力となったものはSNSの存在です。誰もが簡単に情報発信することができるようになりました。インフルエンサーなどと言われ、社会へ大きく影響を及ぼす人も現れています。
このように個人が自由に情報発信をすることができる事は良いことだと思います。今までは少数派と言われた人へも社会を動かすチャンスがあるからです。
しかし、そのため多くの情報に溢れるようになりました。注意を引くために過激な情報発信となる危険性があります。
ネット上にも過激な発信がありますが、一つの例がヘイトスピーチです。ヘイトスピーチを行っている本人は、強い正義感をもって行っている場合が多いです。しかし、そのことによって人が傷ついたり、社会の分断を生む可能性があることを知る必要があります。
私が皆さんにお伝えしたいことは、皆さんがこれから生きていく中で自分の考え方や価値観と違うことに出会うことがあります。その時、まず否定するのでなく「どうしてなんだろう、なぜなんだろう」と思う気持ちを持ってほしい事です。そのことが対立や分断を防ぐ手立てとなります。
多様性を認めることは口で言うのは簡単ですが、自分事として捉えることは大変難しいです。自分と異なる考えだからこそ関心を持ってもらいたいです。その中で解決策を見つけてください。
私たちの身の回りのことも同じです。学校ではよく、みんなと仲良くしなさいと教えてきました。私はそこまでは言いません。誰でも馬が合う人、合わない人がいるので無理に仲良くする必要はありません。しかし、コミュニケーションがとれる関係は必要です。気に入らないと攻撃的な言葉を使ったり、暴力で訴えてもなんの解決になりません。残念なことにSNSでは誹謗中傷が絶えません。
誰でもが簡単に情報にアクセスすることが可能な社会となりました。これは大変便利なことですが、溢れる情報から真実を見極める目が必要になります。それには自分と異なった意見にも目を向け、自分自身で考え判断する力を培ってください。
今日から3学期が始まります。元気に登校してくれてありがとう。もし不安や心配があるようでしたら、家族や身近な先生方に相談してください。
いよいよ2026年、令和8年がスタートしました。みなさんにとって素晴らしい年となることを祈っています。