浦和工業高校より

浦和工業高校より

全校登校日を終えて


  夏休みも残り10日程になった20日に全校登校日が実施されました。

生徒は体育館に集合し、久しぶりに顔を合わせたクラスや学年お友達同士、真っ黒に日焼けした顔に瞳を輝かせながら会話に花を咲かせていました。しかし、一端整列の合図が掛かると素早く整列し静寂になりました。

   直後の校長講話では、集合態度のように指示を的確に把握し適切に対応する態度こそ浦和工業高校生の素晴らしさだと褒めるとともに、登校日の意義や目的、残り10日間の過ごし方などが話されました。続いて、生徒指導部長から残りの夏休みも事故や怪我に遭うことなく安全で健康に過ごし、新学期に臨むよう指導がありました。その後、生徒は学年ごとの身だしなみ指導や学年行事、課題提出などで登校日を過ごしました。

ペットボトルロケット大会にボランティア参加


さいたま市では、青少年の科学に対する関心を深め豊かな創造力を育成する事をねらいとした「科学者の卵コンテスト」を毎年、夏と冬に開催している。夏の大会はペットボトルロケットによる競技会で14回目を迎える。子ども達は、この大会へ参加するという体験を通して、仲間や兄弟と協力してペットボトルロケットを作り、試行錯誤を繰り返しながら作り上げる。そして、完成の喜びを共に味わい、完成したロケットで競技を行い、ロケットの性能やチームワークを競う。

このような素晴らしい、大会運営に本校生徒も毎年ボランティアとして参加している。今日も猛暑の中、11名の生徒が飛行後のロケットの回収係として、汗を拭きながら頑張っていた。

体験入学へのご参加ありがとうございました


本日は、大勢の中学生の皆様、保護者の皆様にご来校戴き体験入学を開催することができました。ご来校戴きました皆様、ありがとうございました。

さて、創立以来50年間、本校は社会の変化や技術の進展に柔軟に対応する校風により、社会のニーズに応える工業技術者の育成に努めて参りました。

見学や説明そして体験から、本校での学習が3年後には自分自身が社会に有意な人材となり得ることを確信し、3年間しっかり技術教育を受けようという芽生えに繋がったのではないかと思います。中学卒業までの間、自分自身が何を身につけることにより豊かな人生を送れるかを熟慮し進路選択をしてみてください。

エコカーコンテストで熱く燃えました


 平成22年7月23日(金)24日(土)の二日間にわたり、関東工業自動車大学校において、第11回高校生プログラミングコンテスト並びに第9回高校生エコカーコンテストが開催されました。本校は、自動車部がエコカーコンテストに毎年参戦し大変検討しています。
 この競技は、1リットルのガソリンで走行できる距離を競う競技です。車体は手作り、エンジンは市販の50ccエンジンを改良して使い、それぞれのチームが様々な工夫を加え競技に臨みました。成績だけでなく各チームの特徴を車体やエンジンに如何に作り込んであるかも大変興味のあるところです。
 今年は1リットルで1600km以上走行したチームもありました。
各チーム明日からは、栃木県のツインリンクもてぎで秋に開催されるエコのパワー燃費競技全国大会に向け調整に取りかかるチームがほとんどだと思います。頑張ってください。そして、暑い中お疲れ様でした。

埼玉県産業技術総合センターを見学


本校は、地域が地域の子どもに職業観や勤労観を育み、地域の担い手を育てる「さいたま市産業人材育成事業」に参加している。この事業では、3年生が浦工版ヂュアルシステム、2年はインターンシップ、1年生には高度な技術体験を通して、工業技術への好奇心・探求心、ものづくりへの興味・関心を持たせる見学を行います。地域の小中学生には「彩の国ロボット工房」「中学生ものづくり体験」を実施しています。

今日は、電気科1年生の希望者を対象に埼玉県産業技術総合センターの見学を行いました。見学地の埼玉県産業技術総合センターでは、分解されたハイブリットカーの部品を手にとって観察したり、電気機器からの電波の漏れ出しや発生状況を測定する電波暗室での実験を見たり、各研究室の取り組みについて説明を受け、一人ひとりの生徒が目を輝かせていました。一人ひとりが、将来の夢や希望を大きく膨らませる有意義な一時を戴きました。