浦和工業高校より

浦和工業高校より

地域交流【生徒会指導部】

 去る3月8日(日)、 近隣のイトーピア西浦和自治会様にて開催された餅つき大会に、 卒業式を前日に終えた本校生徒3名が、 地域交流の一環として参加しました。

 例年行われている地域行事ですが、 本校としては今回初めてお誘いを受け、 参加させていただきました。生徒たちは、 つき手や調理補助として活躍し、合計70kgの餅米をつき上げ、 パック詰めしました。 終了後には、ついたお餅で作ったいちご大福や、きな粉・小豆・大根おろしなどさまざまな味のお餅をお土産としていただきました。

 ご承知の通り、浦和工業高校は3月をもって校舎を閉じます。 これまで多くの地域の方々に支えていただきながら、 生徒会活動を行ってまいりました。 これまで本校の生徒会活動を温かく支えてくださった地域の皆様に 、心より御礼申し上げます。

令和7年度 第62回卒業証書授与式 & 閉校舎セレモニー

和かい日差しが春の訪れを感じる、この佳き日に「令和7年度 第63回卒業証書授与式」並びに「閉校舎セレモニー」が3月7日に挙式されました。

教職員一同、それぞれの道でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ご卒業おめでとうございます。

~式次第~
令和7年度 第63回卒業証書授与式
 ・開式のことば
 ・国歌斉唱
 ・卒業証書授与
 ・校長式辞
 ・来賓式辞
 ・来賓紹介・祝電披露
 ・各種表彰
 ・卒業生代表のことば
 ・閉式のことば

閉校舎セレモニー
 
・開式のことば
 ・校長式辞
 ・来賓のことば
 ・卒業生代表のことば
 ・校歌斉唱
 ・閉式のことば

~卒業式の様子~

 ~3学年の先生方~



 

~校長式辞~

本日ここに、埼玉県立浦和工業高等学校閉校舎セレモニーを卒業生そして多くの関係する皆様の御臨席の下、執り行えることに感謝申し上げます。また、永きにわたり本校を支えてくださった多くの皆さまに、心より感謝を申し上げます。
 本校は、地域の期待に応え、昭和36年4月に開校しました。以来65年の歴史の中で、ものづくりで社会に貢献する多くの若者を育ててまいりました。これまで本校を巣立った卒業生は 15,227名。その一人ひとりが、各界で技術を磨き、信頼を築き、社会の発展へ大きく寄与しました。本校の歩みは、まさに卒業生の努力と活躍によって築き上げてきたものです。
 そして、令和8年3月31日をもって、本校はその長い歴史に幕を下ろすこととなります。長年親しまれた学び舎に別れを告げることは、私たちにとって寂しさであり、胸に迫るものがあります。2月の家庭研修以降、多くの思い出の品々が解体されていく様子を悲痛な思いで見つめていました。
 しかし、本校が築いてきた教育の精神、技術への誇り、地域に支えられてきた歴史、そして15,227名の卒業生の示した軌跡は、今後も確かな財産として生き続けていきます。
 PTA後援会の皆様が用意してくださったプリントクッキーには「永志不忘」が書かれています。「永志不忘」とは、心に深く刻み、いつまでも忘れずにいることを意味します。噛みしめながらも浦和工業高校で過ごした日々のことを忘れないと誓ってください。
 地域の皆様には、創立より本校を温かく見守り、支えていただきました。行事への協力、生徒への心遣い、そして浦和工業高校を地域の学校として大切にしてくださったそのお気持ちに深く感謝申し上げます。
 卒業生ならびに保護者の皆様、これまで家庭より学校に送り出してくださった保護者の皆様、学ぶ生徒の皆さんがいての学校です。ありがとうございました。
 また、今日まで本校の教育を支えてくださった教職員の皆さんに、心より敬意を表します。生徒の成長を願い、寄り添い、励まし続けてくださったその姿勢こそが、本校の教育そのものであり、浦和工業高校をたらしめました。
 最後学年の生徒が卒業した今日、私たちは一つの歴史に区切りをつけます。しかし、ここで学んだ生徒たちの時間、出会い、挑戦、そして技術への思いは、これからも未来へとつながっていきます。本校の精神は、卒業生と関係者の皆さまの心の中で、これからも受け継がれます。
 埼玉県立浦和工業高等学校は令和8年3月31日をもって校舎を閉じ、埼玉県立大宮工業高等学校と統合し、令和8年4月1日に埼玉県立大宮科学技術高等学校として開校いたします。
 結びに、埼玉県立浦和工業高等学校に関わってくださったすべての皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。長年にわたり、本当にありがとうございました。

令和8年3月7日
埼玉県立浦和工業高等学校
校長 堀口 真史

たくさんの祝電・祝詞ありがとうございました!

~閉校舎セレモニーの様子~

 

~校長式辞~

和かい日差しが新しい春の訪れを感じる、この佳き日、保護者の皆様・関係の皆様に御臨席いただき、令和7年度 埼玉県立浦和工業高等学校 第63回卒業証書授与式が挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員にとりましても大きな喜びでもあります。
 ただ今、卒業証書を授与いたしました。機械科49名、電気科27名、設備システム科18名、情報技術科35名、合計129名の卒業を認定します。
 卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。
皆さんは、入学以来、努力を積み重ね、本校の所定の教育課程を修了し、めでたく今日を迎えました。
 保護者の皆さまにおかれましては、心よりお祝い申し上げますとともに、この日までの18年間の、さまざまな御力と感動が想い出されることと拝察いたします。
 さて、皆さんは、これから始まる社会生活に希望と不安を抱いていると思います。これからは自分で判断し、道を切り開くことが多くなります。18歳が成人年齢となり、ここにいるすべての卒業生の皆さんは成人となりました。改めて御成人おめでとうございます。
 令和4年10月に教育委員会より「魅力ある県立高校づくり第2期実施方策」が示され、令和8年4月に大宮工業高校との統合が決まりました。そして、統合に伴い、令和5年度に生徒募集が終了となり、令和七年度末をもって校舎を閉じることとなりました。皆さんはこの統合が決まってから本校を信じ志してくれました。心より深く感謝申し上げます。
 本年度は3学年のみとなり、皆さんが内向きになってしまわないか心配しました。しかし、皆さんはその中で、文化祭や体育祭、スポーツ大会等、学校行事を盛り上げてくれました。また、地域の活動やボランティアに積極的に参加し、学校の存在感をしっかり示してくれました。地域の方々から校舎を閉じることを惜しむ声とお褒めのお言葉をいただき、校長として複雑な気持ちですが、嬉しく思いました。
 PTA、後援会の皆様におかれましては、これまでも学校運営に献身的な支援を賜り、幸甚(こうじん)の至りでございます。子供たちに寄り添いながら、様々な行事を盛り上げていただきました。厚く感謝申し上げます。
 ミラノ・コルティナオリンピックが17日間の競技の日程を終え先日閉幕しました。日本のメダル数は24個と過去最高を記録しました。様々な競技の中に多くのドラマがあり、多くの人たちが感動の渦に巻き込まれました。
 天性の才能を持っていると思われるアスリートでも多くの困難や挫折や怪我などで苦しい思いをしていることが分かります。強靭な精神を持っていると思いますが、強いプレッシャーや不安との戦いでもありました。
 多くのアスリートからいくつもの心に響く名言がありました。その中で特に印象深かった言葉は、ノルディックスキージャンプ選手の伊藤有希さんの「今までのオリンピックで一番、空がきれいに見えた気がします」との言葉です。伊藤選手は4大会連続出場の31歳。小さいころからオリンピックで金メダルを獲ることを夢見て、家族全員がスキー選手。
 「一度はオリンピックという舞台に全員が目指していたんですが、最後に家族全員でオリンピックに来ることができて、すごく幸せでした」と語った。
ミラノ・コルティナオリンピックでは14位とメダルには届きませんでした。しかし、これまでの経験と、携わってくださった方々が金メダル以上に大切なものだった。だから幼いころの夢は叶えることができたと語っています。
 そして、「今までのオリンピックで一番、空がきれいに見えた気がします」の言葉に、私は一種のすがすがしさを感じました。家族を想い、仲間を想い、応援してくれた多くの方々のことを想い、そして自分が活かされている。それが自分への金メダル以上に大切なものとして感じる。
 日本選手の素晴らしさはチーム力にあると感じました。どんなに困難で苦しい時も共感する仲間がいれば乗り越えられる。乗り越えた先には喜んでくれる仲間がいる。競技のすばらしさだけでなく、その背景にあるドラマに感動させられます。残念ながら思うような結果を出せなかった選手もいます。これからの選手が再び立ち上がる姿にも感動させられます。
 だからうまくいかなくてもあきらめないでください。そして、ここで出会った仲間を大切にしてください。これから皆さんは、多くの困難に出会います。弱音を吐きたくなります。ここには聞いて励ましてくれる仲間がいます。そして皆さんの頑張りを喜んでくれる仲間がいます。浦和工業高校で苦楽を共にした仲間は一生皆さんの心の支えとなることを確信します。
 皆さんもこれから先、様々な困難に直面するかもしれません。乗り越え、やりがいや喜びに変えてください。辛いこと、嬉しいこと、苦しいこと、楽しいことがあってこそ人生。人生により深みを増すものと考えます。
 浦和工業高校は、今月末をもって校舎を閉じます。辛くもあり、悲しいことです。でも悲しんでいてはなんの解決にもなりません。私たちは、新校を作るという大きな使命があります。皆さんも、新校につなげるためにも、その想いに応え、しっかり取り組んでくれました。そして、この4月に開校する新校は皆さんが誇れるよう立派な学校にします。
 結びに、卒業生の皆さんがこれからも元気で、その行く先に幸多きことを、心よりお祈りし、式辞といたします。

令和8年3月7日
埼玉県立浦和工業高等学校長 堀口 真史

【設備システム科】閉校舎を前に感謝を込めて。土合公民館へ「伝統の証」を寄贈しました!

2月20日(金)、本校設備システム科の3年生が「課題研究」の授業で製作したベンチを、地域の「土合公民館」へ寄贈いたしました。

 

統合を前に「浦工」の足跡を地域に遺す
本校は、学校統合によりこの3月をもって現在の校舎を閉じることとなります。
慣れ親しんだ学び舎がなくなる寂しさを抱えつつも、「地域の方々に支えられてきた感謝を形にし、学校の存在感をいつまでも遺したい」という生徒たちの強い願いから、今回のプロジェクトは始まりました。

 

3年間の集大成、こだわり抜いたベンチ製作
設備システム科の3年生が、これまでの実習や文化祭アーチ製作等で培った技術をすべて注ぎ込みました。

耐久性の追求: 長く地域の方に使っていただけるよう、堅牢な造りに。

デザイン: 周囲の景観に馴染みつつも、本校の技術力が光る仕上がり。

「浦和工業高校」という名前が刻まれたこのベンチは、学校が統合した後も、この街で地域の人々に寄り添い続けることになります。

 

メディアも注目。寄贈式と取材の様子
当日は土合公民館にて寄贈式が行われ、多くの関係者の方々に見守られる中、無事にベンチを引き渡すことができました。

この意義深い取り組みはメディアからも注目され、当日はテレビ埼玉および埼玉新聞社の取材を受けました。インタビューに答える生徒たちの表情には、一つの歴史を締めくくる誇らしさと、地域への貢献を成し遂げた達成感が溢れていました。

<生徒の感想>
「校舎はなくなってしまいますが、自分たちが作ったベンチがここにある限り、浦和工業高校という学校があった証拠になります。地域の方々に座ってもらうたびに、僕たちのことを思い出してもらえたら嬉しいです。」

 

<お披露目(序幕)>

<代表挨拶>

<感謝状贈呈>

<代表生徒の言葉>

<参加者紹介>

<取材の様子>

今回の寄贈は、本校にとって最後の大きな地域貢献活動の一つとなりました。これまで本校を温かく見守ってくださった地域の皆様、本当にありがとうございました。

新しい環境へ進む生徒たちにとって、このベンチは一生の誇りとなるはずです。

 

【工業科】生徒研究発表会を実施しました

本日の3年生登校日に合わせ、生徒研究発表会を行いました。

生徒研究発表会は、課題研究をはじめとする各学科の生徒の研究について発表し、

その成果をお互いに見合おうというものです。

今年度も4学科5テーマの発表が行われました。

 

① 校長挨拶

 

② 機械科「自動車製作」

課題研究で1年間かけて製作したEVカーや、

昨年度の課題を解消を目指してエコランカーをメンテナンスし、

それぞれコンテストに出場した結果を報告しました。


③ 電気科「キャリアロボットの製作」

旋盤やフライス盤にも挑戦し、全国高等学校ロボット競技大会に出場するため、

課題研究の授業で制作したキャリアロボットの製作について発表を行いました。


④ 設備システム科 「地域に遺すベンチ製作」

土合公民館からの依頼で制作した木製ベンチについての発表を行いました。

製作に当たっては使用する方の使いやすさを考慮し、幅・高さ・奥行などの検討を行いました。


⑤ 情報技術科「自作アーケードコントローラーとファームウェア」

ゲームなどで使用するコントローラを、基板の設計やファームウェアの制作から

行ったことについて発表しました。


⑥ 情報技術科「LLMを活用したプログラミング演習サービス」

近年活用が進んでいる、LLM(大規模言語モデル)を活用した、

プログラミングを学習するためのウェブアプリについて発表を行いました。

⑥ 教頭講評

 

どの発表も、1年間の取り組みについてよくわかる内容であり、

各学科の特色が生かされたものでした。

また研究の中での友人との協力や、課題を解決するために考えたことが

よく伝わってくるものでした。

3年間の集大成として発表してくれた3年生の皆さん、ありがとうございました!

 

なお設備システム科のベンチは、土合公民館に寄贈され、活用される予定です。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りいただき、実際に座ってご体感ください。

 

【情報技術科】所沢市 学校給食展に出展しました!

情報技術科では、7日(土)に所沢市 吾妻まちづくりセンターで開催された、

「学校給食展」にVRコンテンツを出展しました。

学校給食展は毎年開催しているイベントで、

所沢市民の方に学校給食への理解を深めてもらう機会になります。

学校給食の歴史や、給食で使用する食器などの展示、

白衣を着ての写真撮影や、カレーなどを作る際に使用するかまのかき混ぜ体験などのコーナーがあります。

 

情報技術科は今年度、所沢市第二学校給食センターとコラボし、

VRコンテンツを制作した経緯があり、今回の展示にお招きいただきました。

 

情報技術科でもいよいよ最後となるイベント参加でしたが、

生徒が積極的に活動してくれました。

また、雪がちらつく不安な空模様でしたが、

多くのお客様がお越しになり、およそ180名のお客様にVRを体験していただきました。

これまでにも多数のイベントに参加した生徒が運営してくれたため、

沢山のお客様に楽しんでいただき、

最後には給食センターで働く方々にも体験していただきました。

また、このコンテンツは、所沢市の小中学生が授業などで自由にみられるよう、

準備を進めています。

 

これまでにイベントの運営に携わってくれた生徒の皆さん

ありがとうございました!

この経験から得た、コミュニケーション力や調整力、創造力を次の進路でも生かしてください!

また、これまでVR体験に参加いただいたお客様、保護者の皆さま、ありがとうございました!

 

 

 

【3学年】スーツ着こなし講座を行いました!

令和8年2月4日(水)、3年生を対象に「スーツ着こなし講座」を開催しました。 普段は作業着や制服で過ごす生徒たちですが、今回は紳士服の専門家を講師にお招きし、社会人としての身だしなみの重要性について学びました。

 

本講座では、スーツの選び方から、ネクタイの結び方など、多岐にわたる内容をご講演いただきました。

◆第一印象の重要性:人の印象は数秒で決まること。
◆正しいサイズ選び:肩幅や袖丈など、だらしなく見えないためのチェックポイント。
◆着こなしのルール:靴とベルトの色を合わせるなどの基礎基本。

 

 

実際に生徒がモデルとなり、ネクタイの結びに苦戦しながらも、お互いに教え合う姿が見られました。鏡の前で背筋を伸ばすと、いつもの高校生らしい表情から、ぐっと大人びた表情に変わるのが印象的でした。

 

工業高校を卒業し、現場のスペシャリストとして羽ばたく生徒たちにとって、スーツは大切な「勝負服」になるのではないでしょうか。今回学んだことを活かし、自信を持ってそれぞれの進路へと突き進んでほしいと思います。

【設備システム科】課題研究発表会

令和8年1月26日㈪に「設備システム科 課題研究発表会」を実施しました。

今年度の設備システム科の発表会は、「自分たちの技術で何ができるか」をテーマに、生活に密着した視点での研究が目立ちました。高度な技術の追求だけでなく、社会の一員として課題を見つめる姿勢が、今回の発表の大きな特徴です。

 

特に印象的な発表は以下のとおりです。

◆ろ過実験(水環境へのアプローチ)

「安全な水」というインフラの原点に立ち返り、ろ材の組み合わせによる浄化能力の違いを検証しました。当たり前に存在する「水」の重要性を、自らの手で再確認するプロセスを重視しました。

◆高齢者用の椅子製作(ユニバーサルデザインの検討)

設備を使う「人」に焦点を当て、人間工学的な視点から椅子の製作に挑戦。使い手の身体的負担を想像し、木材や寸法を吟味する「使う人への配慮」を学びました。

◆海岸のゴミ問題(環境保全と地域貢献)

環境課題に目を向け、実際に現地調査を実施。技術者が考慮すべき「環境負荷」や「循環型社会」について、現状を知ることから一歩を踏み出しました。

≪発表会の様子≫

開会宣言(設備システム科主任)・諸注意

 

 

講評(堀口校長)・閉会宣言(設備システム科主任)

 

一つひとつの研究は、まだ小さな一歩かもしれません。しかし、現場で起きている問題に気づき、それを解決しようと動いた経験は、卒業後、現場で「生きた技術」を扱う上での大切な土台となることと思います。

【情報技術科】所沢市 学校給食展に出展します!!【2月7日】

情報技術科では、2月7日(土)に

所沢市 吾妻まちづくりセンターで開催される、

「学校給食展」にVR体験を出展します。

体験の内容は、所沢市第二学校給食センターにご協力いただき製作した

「おいしいを届けるトコろんキッチン」を視聴いただけます。

今回の出展が、情報技術科では最後のイベント出展となります。

お時間・ご興味がございましたら、ぜひ吾妻まちづくりセンターまでお越しください!!

 

《学校・家庭・地域で広げよう 食の「輪」》学校給食展開催!

 

令和7年度 機械科課題研究発表会

1~3時間目を使用し、令和7年度機械科課題研究発表会を実施しました。

課題研究は3年生の年度当初に各自がテーマを選び、1年間を通して製作・研究に取り組むものです。

本発表会では、その1年間の成果について発表を行いました。

 

①     VR4Dアトラクション

②     ウクレレ制作

③     オートバイメンテナンス

④     樹脂を用いた制作

⑤     ロートアイアン

⑥     マイクロビット制御

⑦     自動車制作

   

 

 

 

令和7年度 3学期始業式

令和7年度 1月8日(木)3学期始業式が行わました。

◇次第◇
 ・開会の言葉
 ・校長講話
   ※下記に講話内容を全文で掲載
 ・教務部より
 ・生徒指導部より
 ・生徒会より
 ・校歌斉唱
 ・閉会の言葉

◇始業式の様子◇


校長講話

教務部より

生徒指導部より

生徒会より

校歌斉唱

全体の様子

 

▼校長講話全文▼

みなさん、明けましておめでとうございます。
今日から学校が始まりますね。年末年始は少しゆっくりできましたか。
 皆さんはこの3月で本校を卒業します。これから課題研究などが大詰めを迎えます。忙しくなりますが3年間の集大成をしっかりプレゼンテーションできるようにしてください。
 また、4月から始まる新しい生活に不安や緊張があるかと思いますが、その気持ちを和らげるのは準備です。新しい生活が円滑に始まるよう、準備を進めてください。
 今日は2点お話しします。
1点目です。有終の美を飾ってください。
 ご存じのとおり、今学期をもって校舎を閉じます。地域の方々からも学校を惜しむ声が私のところに届いています。校舎とじることは残念ではありますが校長として嬉しく思います。これらの声もこれまで本校に関係する皆さんのおかけであると思っています。
 学校としての存在を示せる期間も残り3カ月になりました。これまでも皆さんは、地域の活動やショッピングモールや科学館での活動、本校の情報技術を生かした社会貢献活動等積極的に活動されました。そして、これらは高く評価されています。
 この取り組みを可能な限り最後まで続けてください。特別な機会というわけでもございません。例えば以前やってくださいましたが地域の雪かきを手伝うとか、地域で困っている人を見かけたら声がけするなどです。自分から声がけすることは勇気がいります。思い切って踏み出してください。そして、3月に地域から惜しまれながら校舎を閉じたいと思います。
 統合により校舎を閉じることは残念ではありますが、時代が変われば社会が求めるものも変わります。変革はともすると、今までを否定的に捉えてしまうこともあります。
 私はそうは思いません。工業教育をさらに前進させ、さらに良いものにすることが責務であると考えます。様々な困難はありますが、ためらわず勇気をもって前に進みたいと思います。
 そして、誰もが憧れる学校、皆さんが卒業生として誇らしく感じる学校を作ることを決意します。その気持ちは昨年と変わりはございません。
2点目です。
 最近私は、正義とは何か、何が善で何が悪か考えることがあります。それはネットワーク社会になり、誰もが簡単に情報を入手したり発信することができるようになったからです。そのことが、正義としての正解はないではないかと考えるようになった理由です。また、時代によって価値観が変わってくることもあります。私はそのことは悪いことだとは思いません。人類が成熟し誰もが暮らしやすい社会を模索する中で変化するからです。例えば人権に関する考え方や意識もこの50年の間にずいぶん変わりました。このことは以前皆さんにお話ししました。
 現在様々な情報に溢れています。メディアによっても報道のされ方が違うことに気づきます。一方の意見をフェイクだと言って非難したり、何が真実であるかわからなくなることがあります。
 真実を知りたくて調べると知らぬ間に自分の考えに近いものが集まってきます。そのことにより、自分の考えがより強い確信へと変わります。インターネットは個人の思考に合わせ情報を集まる仕組みとなっているからです。その確信が分断を生む可能性があります。なぜなら、自分の考えと違う意見が届きにくくなるからです。
 今まで社会を動かす力としてテレビや新聞なのメディアが担っていました。メディアは世論に大きく影響し、もちろんメディアは責任ある報道が求められます。残念ながら最近ではテレビや新聞などはオールドメディアと言われるようになりましたが、だからこそ、それらのメディアに求められることは信頼と責任ある報道となります。
 アラブの春に代表されるように世論や社会を動かす原動力となったものはSNSの存在です。誰もが簡単に情報発信することができるようになりました。インフルエンサーなどと言われ、社会へ大きく影響を及ぼす人も現れています。
 このように個人が自由に情報発信をすることができる事は良いことだと思います。今までは少数派と言われた人へも社会を動かすチャンスがあるからです。
 しかし、そのため多くの情報に溢れるようになりました。注意を引くために過激な情報発信となる危険性があります。
 ネット上にも過激な発信がありますが、一つの例がヘイトスピーチです。ヘイトスピーチを行っている本人は、強い正義感をもって行っている場合が多いです。しかし、そのことによって人が傷ついたり、社会の分断を生む可能性があることを知る必要があります。
 私が皆さんにお伝えしたいことは、皆さんがこれから生きていく中で自分の考え方や価値観と違うことに出会うことがあります。その時、まず否定するのでなく「どうしてなんだろう、なぜなんだろう」と思う気持ちを持ってほしい事です。そのことが対立や分断を防ぐ手立てとなります。
 多様性を認めることは口で言うのは簡単ですが、自分事として捉えることは大変難しいです。自分と異なる考えだからこそ関心を持ってもらいたいです。その中で解決策を見つけてください。
 私たちの身の回りのことも同じです。学校ではよく、みんなと仲良くしなさいと教えてきました。私はそこまでは言いません。誰でも馬が合う人、合わない人がいるので無理に仲良くする必要はありません。しかし、コミュニケーションがとれる関係は必要です。気に入らないと攻撃的な言葉を使ったり、暴力で訴えてもなんの解決になりません。残念なことにSNSでは誹謗中傷が絶えません。
 誰でもが簡単に情報にアクセスすることが可能な社会となりました。これは大変便利なことですが、溢れる情報から真実を見極める目が必要になります。それには自分と異なった意見にも目を向け、自分自身で考え判断する力を培ってください。
 今日から3学期が始まります。元気に登校してくれてありがとう。もし不安や心配があるようでしたら、家族や身近な先生方に相談してください。
 いよいよ2026年、令和8年がスタートしました。みなさんにとって素晴らしい年となることを祈っています。