浦和工業高校より

浦和工業高校より

「PTA・後援会総会が行われました」

5月2日(金)午後3時30分からPTA・後援会総会が行われました。

総会では、令和6年度事業報告、決算報告、解散等について了承されました。新役員選挙には、令和7年度事業計画、予算案が審議され了承されました。なお退任されました旧役員の皆様には、感謝状をお贈りしました。

本年度のPTA・後援会活動にもご協力よろしくお願いします。

 

 

令和7年度 離任式

 令和7年5月2日(金)に、この浦和工業高校を転出された先生方をお迎えして、離任式を開催しました。
お忙しい中、国語科:森先生 体育科:大﨑先生 英語科:眞藤先生 
家庭科:福田先生 機械科:樋上先生 設備システム科:新井先生 
情報技術科:成島先生がお越しくださいました。

~次第~
 ・開式の言葉
 ・校長挨拶及び離任者紹介
 ・離任者挨拶
 ・生徒会より記念品贈呈
 ・校歌斉唱
 ・離任者退場
 ・閉式の言葉

 離任式の様子


校長挨拶及び離任者紹介



離任者挨拶 森先生

大﨑先生

眞藤先生

福田先生

樋上先生

新井先生

成島先生
 

生徒会より記念品贈呈



校歌斉唱
 

離任者退場


浦和工業高校おもいで展開催!

土合公民館にて「浦和工業高校おもいで展」が開催されています!
昔の浦和工業高校の校舎や昔の授業風景などが、写真として掲載されています。
是非、浦和工業高校の歴史を見に行ってみてはいかがですか!

日程:令和7年4月25日(金)~令和7年5月7日(水)
時間:9:00~17:00
場所:さいたま市立土合公民館 1階 談話ロビー

 

【情報技術科】給食センターでVR撮影を行いました!

情報技術科では、6月にイオンモール浦和美園で開催されるイベントに向け、

所沢市教育委員会・所沢市立第2学校給食センター(トコろんキッチン)様にご協力いただき、

「給食ができるまで」のVRコンテンツ制作を進めています。

 

今回制作しているコンテンツは、

小・中学生の皆さんが普段学校で食べている給食がどのように作られるのかを見て学べるものです。

社会科見学などで見ることができる見学通路からの視点とは異なり、

調理作業をされている方々の近くで撮影をしているため、

大迫力かつ、調理員さんの視点でのVR体験もできるようになるかと思います。

もちろん給食センターということもあり、撮影に携わる本校の生徒も、

厳しい衛生管理のもと、360度カメラを持ち込み撮影をさせていただきました。

トコろんキッチンでは小・中学校の給食を作っているとのことで、献立も異なります。

千人釜と呼ばれる大きな釜での調理時間が近づくと、大量の食材が並んでいました。

 

協力してくれたスタッフの皆さんからの助言ももらいつつ、

カメラの設置場所を検討します。

 

いよいよ完成も近づき、学校に運ぶための食缶に詰められます。

 

こうして完成した給食は、所沢市内の小・中学校に運ばれて行きました!

ここで紹介できる画像は一部ですが、

生徒が早朝から撮影に取り組み、食材の下処理から完成までの様子。

さらに、使用した食器類がどのように洗われているのかまで

見学できるコンテンツになる予定です。

コンテンツ完成までどうぞお楽しみに!!

 

そして今回お忙しい中にも関わらず、調整から撮影まで全面的に協力をいただきました、

所沢市立第2学校給食センターの皆さま、本当にありがとうございました!

 

朝のあいさつ運動【生徒会指導部】

 本日から3日間、PTA・後援会の方々と合同で朝のあいさつ運動を実施しています。正門前に立ち、日頃から周辺の交通整理をして下さっている生徒指導部の先生や校長先生と一緒に、登校する生徒や正門前を通行される地域の方々にあいさつをしました。心地よい春の朝陽と返ってくる挨拶に元気をもらい、清々しい気持ちで授業初日がスタートしました。本日から午前中特編授業が3日間組まれ、期間中の午後を使って担任の先生との二者面談を行います。「1年の計は春にあり」とも言われます。担任の先生と1年間の抱負や目標を立て、進路実現に向けて計画的に行動していきましょう。

令和7年度 1学期 着任式・始業式

令和7年度 4月8日(火)1学期 着任式・始業式を行いました。

◇次第◇
 着任式
  ・開式の言葉
  ・新転任者紹介
  ・新転任者代表あいさつ
 始業式
  ・校長講話
   ※下記に講話内容を全文で掲載
  ・生徒指導部より
  ・生徒会より
  ・校歌斉唱
  ・閉会の言葉
 諸連絡
  ・担任団・分掌主任紹介

◇着任式のの様子◇


新転任者紹介


新転任者代表あいさつ
小豆畑 隼教諭


◇始業式のの様子◇


校長講話

生徒指導部より

生徒会より

校歌斉唱

担任団・分掌主任紹介

新年度の全体の様子


▼校長講話全文▼

 皆さん、おはようございます。新しい年度となりました。この時期に桜が満開となるのは久しぶりです。ちょうど1年前に桜の休眠打破のお話をしました。1年前の話を少しでも思い出して桜を見ていただけると嬉しいです。
 今年度最後の学年となりました。私は浦和工業高校の沿革に刻まれる最後の校長となります。私のこの1年間の想いは何度もお伝えしました。今は残念な気持ちより、浦和工業高校をしっかり盛り立て、新校にしっかりつなげるワクワク感の方がむしろ勝っています。
 新校の名称ですが県議会をとおり、埼玉県立大宮科学技術高等学校と正式に決定しました。
 新校は、進学指導に力を入れ、国公立大学や難関私立大学を目指すカリキュラムを編成します。
今までにない新たなたな発想で5つの学科を設置します。
データサイエンスやAIを本格的に学ぶ「情報サイエンス科」
建築設計やインテリアのデザインを学ぶ「建築デザイン工学科」
航空宇宙から機械のデザイン設計までを学ぶ「機械工学科」
最先端のロボットについて学ぶ「ロボット工学科」
電力システムや次世代のエネルギーについて学ぶ「電気工学科」
学科ごとのクラス編成はせず、5つの学科がミックスホームルームとなっています。課題研究も学科横断型で、学科を越えた協働的な学びとなっています。大学進学に対応するために、1日45分、7時間授業となります。
誰もが憧れるような学校に生まれ変わりますので、是非応援してください。
 今日お話しすることは航空機についてです。工業製品の中でも航空機には最先端の技術が詰まっています。また、安全に飛行するため高い信頼性が求められます。新校の機械工学科では航空機についても学びます。
 航空機について詳しく調べてみると、エンジンや翼など飛ぶための仕掛けだけでなく、気象や環境、地球物理学まで様々なことが関係していることが分かります。
 気が付かれた人もいると思いますが、浦和工業高校の上空を低い高度で航空機が飛んでいるのを見たことはありますか?しかし、いつもではありません。どうしてでしょうか?
 それは、羽田空港の発着回数を増やすため、さいたま市上空を飛ぶ飛行経路の運用が始まったからです。よく見ると東側から航空機が近づき、学校の上空付近で左旋回しながら南に向かいます。
 毎日ではないのは、時間や気象条件として、南風が吹く時です。なぜ南風かというと、向かい風で飛んだ方が浮力(ふりょく)を稼ぐことができるので低速で飛ぶことができるからです。結果短い滑走距離で済むからです。
大型の鳥を観察すると必ず風に向かって飛び立つことが分かります。
 学校の上空付近で左旋回すると、羽田空港まで一直線のアプローチが始まります。新宿新都心上空、お台場レインボーブリッジの上空を通過し羽田空港に着陸します。皆さんも飛行機に乗った際、意識してみてください。北海道から羽田空港到着の便で、夕方の便が、学校上空を飛ぶ可能性が高いです。見慣れた景色を上空から見ることができます。
 パイロットは、離陸時の3分と着陸時の8分が最も緊張すると言われています。学校の上空を飛ぶときは着陸時の8分前であるので、空を見上げながらパイロットが緊張している姿を想像するのも楽しいかもしれません。
 そこで不思議に思うのは、航空機が雲の中で視界不良でも、正確に滑走路に着陸できることです。
 それはILS(Instrument Landing System)のおかげです。ILSは視界不良でも、滑走路までの侵入経路を確実に示してくれるからです。パイロットは目の前のディスプレイの中心に機体の位置が合うよう操縦すれば目的の滑走路に着陸できます。浦和工業高校の上空ではILSの電波にのって最終段階のアプローチに入るところです。
 今日は航空機について話しました。その理由は、身の回りの不思議に関心を持ってもらいたいからです。技術者の使命は社会課題を技術で解決することです。身の回りの「なぜだろう、なんでだろう」に解決のヒントがあります。
 さて、今日から新年度がスタートします。皆さんは目標ができましたか? これから進路ですね。期待もありますが、不安もあります。不安を解消するにはしっかりとした準備が必要です。是非乗り越えて、充実した高校生活としてください。
 これからの皆さんの頑張りに期待し、私からの講話とします。

令和6年度 3学期終業式

令和6年度 3月24日(月)3学期終業式を行いました。

◇次第◇
 ・開式の言葉
 ・校長講話
  ※下記に講話内容を全文で掲載
 ・生徒指導部より
 ・生徒会より
 ・表彰
 ・校歌斉唱
 ・閉式の言葉

◇3学期終業式の様子◇


校長講話

生徒指導部より

生徒会より

スポーツ大会表彰(生徒会)

表彰

校歌斉唱


▼校長講話全文▼

本年度も今日が最後の日となりました。
4月になると皆さんは一つ上の学年、3学年に進級します。
この年度を振り返り、うまくいったこと、いかなかったこと、努力したこと、足らなかったこと、もう一度考え来年度に活かしてください。
 残念ではありますが、3年生が卒業した後、皆さんの学年のみとなってしまいました。毎朝、校門に立っていますが、少し寂しい感じがします。でも、皆さんが元気に挨拶を返してくれると心が晴れます。
 さて、寒かった冬も終わり春の訪れを感じるようになりました。不思議なもので瞬間、瞬間での変化に気づかなくても、確実に変化していることを実感します。季節もそうですし、私たちの身の回りのこともそうです。皆さん自身も確実に成長、変化しています。
 さて、今日は、「それゆけ!アンパンマン」の作者の「やなせたかし氏」についての話をします。私は以前、やなせ氏が亡くなる直前にテレビでの対談を見たことがあります。インタビューの中で、94歳でも現役の漫画家として活躍される理由についての質問がありました。
 やなせ氏は、「今日一日生きたから明日も生きられるかもしれない。そういっていたら94歳になってしまった。やっているうちに道は拓けるかもしれない」と答えられました。
 「それゆけ!アンパンマン」がヒットしたのもやなせ氏が60歳近くなってからです。それから亡くなる直前まで現役の漫画家として書き続けたのは驚きです。
 私は、単純な幼児向けアニメのように思っていましたが、実はやなせ氏の強い想いが込められていました。
 やなせ氏は大正8年に東京で生まれました。幼くして父親と死別し、母親と弟といっしょに高知県で暮らすようになりました。その後母親の再婚したため伯父に引き取られ、辛い少年時代を過ごしていました。
 22歳で徴兵されたことがやなせ氏の人生に大きく影響をあたえることとなりました。
 戦地では、多くの人が命を落としていました。銃弾で負傷する人もいました。飢えに苦しむ者もいました。戦争は強い者が弱い者を倒すことが正義とされています。やなせ氏のいう戦争には「正義」など何もありません。唯一「正義」といえることは、眼の前で飢えて死にそうな人がいれば、自分の身を削っても食べ物を与えることであると話しています。
 決して難しい意味でなく「正義」とは「献身」と「無償の愛」である。これがやなせ氏の「アンパンマン」を書き続けてきた原点でした。困った人を助けることこそが平和な世界をつくるために大切であることをやなせ氏は訴えたかったのだろうと思います。お話の最後にアンパンマンは自分の頭をちぎってパンを与えます。パンを食べた人は必ず笑顔になる。困った時はいつでもアンパンマンが助けに来てくれると安心します。
 「♪そうだ!うれしいんだ生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも なんのために生まれて、なにをして生きるるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ・・・」何気なく聞いていた「アンマンパンのマーチ」。歌詞の一つ一つを見てみると、戦争での体験がやなせ氏の想いとしてつづられていることがよくわかります。
 どんな困難な時にでも、今日を乗り切れば、明日がある。あきらめずに、ねばり強く続けていれば何とかなる。アンパンマンが子どもたちにこれほどまでに愛されるようになったのはやなせ氏のねばり強い努力があってからだと思います。
 私が皆さんに伝えたいことは、3つあります。
 1つ目、あきらめずに粘り強く続けること 道が開けるということです。「自分はどうせできないや」「自分は駄目なんだ」とか言ってあきらめないでください。
 2つ目、他人を思いやる気持ちを持ってください。
残念なことに、SNSを見ると人を傷つけるような言葉があふれています。生徒指導でも不適切な言葉がけがあります。使うのであれば人を幸せにするような言葉を使ってください。絶対人を傷つけるような言葉は使わないでください。
 もし、身近でいじめのようなことがあったら、必ず「やめようよ」と言ってください。
 3つ目、弱い人を守ってください。皆さんの中でも不公平と感じる人もいるかもしれません。しかし、誰もが同じようにできるとは限りません。その時は是非、手を差し伸べてください。誰もが暮らしやすい社会を作ることが、自分自身の幸せにつながります。困っている人を見かけたら、声をかける。学校でも同じです。
 やなせたかし氏は、子供たちにアンパンマンを通してこのことを伝えたかったのかと思います。
 明日から春休みです。来年度に向けて目標を決め、それに向けて準備してください。
 今度皆さんが顔を合わせるのは始業式です。毎日規則正しい生活を送り新年度、元気で登校してください。
私からの話は以上です。



3学期スポーツ大会【生徒会指導部】

 3学期スポーツ大会を開催しました。男子はドッジボール、女子はバドミントンの2競技を行いました。優勝クラス(S2A)と教員チームとのエキシビジョンマッチも行われ、今日一番の盛り上がりを見せていました。今年度の生徒会主催の学校行事はこのスポーツ大会が最後です。新年度はいよいよ浦和工業高校として最後の1年となります。より一層学校を盛り上げていけるよう活動してまいります。

令和6年度 生命保険実学講座

 令和7年3月17日(月)に公益財団法人 生命保険文化センター 生活情報室 鈴木 千秋様をお招きして、「生命保険実学講座について」の授業を行いました。
 成人年齢の引き下げに伴い、自分自身にかかる責任や、それによって生じる可能性のあるリスクやその対策についてなどを学ぶ授業を実施していただきました。
ワークシートなどを使用したりと、生徒を巻き込んだ授業を行ってくださいました。
生徒たちも、他人事ではない事から真剣に話を聞いてる様子が伺えました。
 とても有意義な授業を行ってくださりありがとうございました。

令和6年度 第62回卒業証書授与式

和かい日差しが新しい春の訪れを感じる、この佳き日に「令和6年度 第62回卒業証書授与式」が3月12日に挙行されました。

教職員一同、それぞれの道でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
ご卒業おめでとうございます。

~式次第~
 ・開式の言葉
 ・国歌斉唱
 ・卒業証書授与
 ・校長式辞
 ・来賓祝辞
 ・来賓紹介・祝電披露
 ・各種表彰
 ・在校生送辞
 ・卒業生答辞
 ・校歌斉唱
 ・閉式の言葉


~3学年団の先生方~


~校長式辞~


和かい日差しが新しい春の訪れを感じる、この佳き日、保護者の皆様・関係の皆様に御臨席いただき、令和6年度 埼玉県立浦和工業高等学校 第62回卒業証書授与式が挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員にとりましても大きな喜びでもあります。

 ただ今、卒業証書を授与いたしました。機械科42名、電気科26名、設備システム科25名、情報技術科33名の合計、126名の卒業を認定します。
卒業生の皆さん、御卒業おめでとうございます。
皆さんは、入学以来、努力を積み重ね、本校の所定の教育課程を修了し、めでたく今日を迎えました。
 保護者の皆さまにおかれましては、心よりお祝い申し上げますとともに、この日までの18年間の、さまざまな御力と感動が想い出されることと拝察いたします。
 さて、皆さんは、これから始まる社会生活に希望と不安を抱いていると思います。これからは自分で判断し、道を切り開くことが多くなります。18歳が成人年齢となり、ここにいるすべての卒業生の皆さんは成人となりました。改めて御成人おめでとうございます。
令和4年10月に教育委員会より「魅力ある県立高校づくり第二期実施方策」が示され、令和8年4月に大宮工業高校との統合が決まりました。そして、統合に伴い、令和五年度から生徒募集が停止となり、令和七年度末をもって校舎を閉じることとなりました。
 今年度は1学年減る中で、皆さんが内向きになってしまわないか心配しました。しかし、皆さんはその中で、文化祭や体育祭、スポーツ大会等、学校行事を盛り上げてくれました。また、地域の活動やボランティアに積極的に参加し、学校の存在感をしっかり示してくれました。これまでに無い程、地域の方々からのお褒めのお言葉をいただき、校長として大変嬉しく思います。これまでの生徒の皆さんの取り組みに感謝申し上げます。
 さて、「星の王子さま」の作者として有名なフランスの作家、サン・テグジュペリの言葉を紹介します。これは、「夜間飛行」の中の一文です。
「人生には解決方法なんかないんだ。あるのは、前に進む力だけだ」
 これは、たとえ失敗しても、多くの困難があっても、前に進むしかないということを表しています。何も見えない夜であり、進むことが困難であっても、目標を見つけ前に進むことの大切さを伝えたかったと思います。前に進めば必ず道が開けるということです。
 校舎を閉じることは辛くもあり、悲しいことです。でも悲しんでいてはなんの解決にもなりません。私たちは、新校を作るという大きな使命があります。皆さんも、新校につなげるためにも、その想いに応え、しっかり取り組んでくれました。そして、新校は皆さんが誇れるよう立派な学校にする決意です。
アメリカの小説家、ルイザ・メイ・オルコットの「若草物語」の一節に
「There is always light behind the clouds」
「雲の向こうは、いつも晴れ」があります。
雲がどんなに怪しくても、その先は光に満ちた晴天となっている。
これからの人生、困難でも、乗り越えれば素晴らしい世界が待っているという意味です。飛行士であるサン・テグジュペリも、雲の上で同じことを考えたかもしれません。
 皆さんもこれから先、様々な困難に直面するかもしれません。あきらめず乗り越え、やりがいや喜びに変えてください。辛いこと、嬉しいこと、苦しいこと、楽しいことがあってこそ人生。人生により深みを増すものと考えます。
 結びに、卒業生の皆さんがこれからも元気で、その行く先に幸多きことを、心よりお祈りし、式辞といたします。

令和7年3月12日

       埼玉県立浦和工業高等学校長 堀口 真史

たくさんの祝電・祝詞ありがとうございした。

【工業科】土合公民館文化祭に参加しました

3月8日(土)~9日(日)に、

土合公民館で開催された、「令和6年度 土合公民館文化祭」に、

生徒作品等の展示で参加しました。

 

公民館に入ってすぐの場所には、設備システム科の作品、

2階廊下では、機械科と情報技術科の生徒作品展示を行いました。

多くの地域の皆さんに、本校の展示もご覧いただき、

あと1年で大宮工業高校との統合を惜しまれる声もいただきました。

大宮工業高校との統合まで、いよいよ1年となってきましたが、

来年度も地域のイベント等に積極的に参加してまいりたいと思います。

【情報技術科】埼玉県警主催CTFコンテストで第2位になりました!

2月15日(土)に、大宮ソニックシティで開催された、

埼玉県警察本部サイバー局主催 学生対校CTFコンテストに

情報技術科2年生3名の1チームが参加し、

第2位となり、本日学校において表彰が行われました。

 

CTFとは、Capture The Flagの略称で、

制限時間内に、情報セキュリティの知識を使って様々な難易度の問題に取り組み、

出場したチーム同士でその得点を競うものです。

今回参加した埼玉県警主催のコンテストは、

インターネットや知識を活用し、法令を問うものから、

アクセスログの解析をして犯行時間を特定したり、

提示された画像から場所を特定するOSINTなどの問題に取り組みました。

出場したチームには、大学・専門学校が多い中、

本校 情報技術科のチームは、第2位と健闘し、高校生の中ではトップの成績を修めることができました!!

 

 

そして本日、埼玉県警察本部サイバー局の方に学校までお越しいただき、

校長室において表彰が行われました。

 

 

資格取得のために学んだことや情報技術科で学んだことを、

実際に活かす良い機会になったように思います。

ぜひ次回大会も挑戦してもらいたいと思います!!

 

【工業科】令和6年度 浦工生徒研究発表会

2月19日(水)5~6限 体育館にて、2、3年生に向けて浦工生徒研究発表会が行われました。
発表テーマは下記の通りで、各学科の3年生や、2年生による発表もありました。

【発表テーマ名プログラム】
 1.自由製作(機械科3年)
 2.原始的半自動ライントレースカー(電気科3年)
 3.植樹祭カウントダウンボードの製作(設備システム科3年・情報技術科3年)
 4.AIの画像認識技術(情報技術科3年)
 5.環境パスポート発行システムの開発(情報技術科2年)

校長挨拶

 

自由製作(機械科3年)

 

原始的半自動ライントレースカー(電気科3年)

 


植樹祭カウントダウンボードの製作(設備システム科3年・情報技術科3年)

 


AIの画像認識技術(情報技術科3年)

 


環境パスポート発行システムの開発(情報技術科2年)

 

2年生はいよいよ課題研究がスタートします。

今回見た3年生の発表や、2年生の地域と連携した取組みを参考に、

先輩たちをさらに超えられる取組みにしてもらいたいと思います!

【2学年修学旅行】解団式

修学旅行3 日目

那覇空港にて解団式を行いました。

校長先生と学年主任から、この3日間の振り返りをお話しいただきました。

また、今日までお世話になった旅行会社の方・現地の添乗員・看護師、カメラマンに御礼をお伝えしました。

羽田空港に到着後は各自解散となり、この修学旅行を終えることになります。

 

※搭乗予定の飛行機が遅延したため、以下のような形で羽田空港への到着となります。

那覇空港発16時45分→17時20分

羽田空港着19時25分→19時41分

【2学年修学旅行】マリン体験・クラフト体験

修学旅行2日目PM

マリン体験・クラフト体験を行いました。

マリン体験では、ドラゴンボート・シュノーケリング・海水浴の体験をグループごとにローテーションし、楽しみました。

クラフト体験では、オリジナルフォトフレームの製作とシーサーの絵付けを楽しみました。

 

《マリン体験》

 

《クラフト体験》

【2学年修学旅行】美ら海水族館

修学旅行2日目AM

美ら海水族館を見学しました。

大きな水槽で泳いでいるジンベイザメやナンヨウマンタに大興奮でした。

他にも色鮮やかな魚やイルカショーを見たり、お土産屋さん・ガチャガチャを楽しんでいる生徒の姿がみられました。

 

令和6年度 機械科課題研究発表会

 

令和7年1月27日(月)の2,3時間目を使用し、令和6年度機械科課題研究発表会を実施しました。

課題研究は、何を学び制作したいかを基準に生徒それぞれが選び1年を通し学んでいく授業です。今年度は、オートバイメンテナンス班、ロートアイアン班、楽器製作班、フィギュア製作班、電動三輪車の製作班、板金・溶接班の6テーマで研究し発表を行いました。

機械科2年生も参加し、質問をする場面もありました。来年度は現2年生が課題研究を行うので、自身がテーマを選ぶ際の参考となる時間になりました。

      

 

 

オートバイメンテナンス

ロートアイアン

楽器製作


 

フィギュア製作

電動三輪車の製作

板金・溶接

【設備システム科】3年生 課題研究発表会

令和7年1月24日(金)に設備システム科 3年生 課題研究発表会を実施しました。

課題研究の授業ではこれまでの学習を基礎とし、生徒自らが課題を発見し、その解決に向けた調査や実験、作品製作などの活動を1年間、取り組んできました。

これまでの研究過程では、計画通りに進まなかったり、失敗したりする生徒も見受けられましたが、何とか発表まで準備することができました。

設備システム科2年生も発表会に参加し、自分たちの課題テーマについても考える貴重な時間となりました。

 

【第75回全国植樹祭】テレ玉「いまドキッ!埼玉」放送

令和7年1月18日(土)、第75回全国植樹祭(2025埼玉)の開催にむけて製作したカウントダウンボードについて、テレ玉「いまドキッ!埼玉」にて放送されました!

【見逃し配信は番組公式YouTubeにて!】

動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=OUn7c75DveA

ぜひご覧ください!

【第75回全国植樹祭】テレ玉「いまドキッ!埼玉」収録

令和7年1月10日(金)、第75回全国植樹祭(2025埼玉)の開催にむけて製作したカウントダウンボードについて、テレ玉「いまドキッ!埼玉」の収録を行いました!

当初は緊張した面持ちでしたが、和やかな雰囲気の中、撮影が行われました。インタビューを受けた生徒は、作品の内容・作品に込めた思いなどを丁寧に説明していました。たいへん貴重な経験になりました。

【放送日時について】
県政広報テレビ番組「いまドキッ!埼玉」
令和7年1月18日(土)8時30分から9時00分

放送枠としては、5分間で5校(浦和工業高校・大宮工業高校・春日部工業高校・川越工業高校・熊谷工業高校)のカウントダウンボードが紹介されますので、ぜひご覧ください!

 

※製作したカウントダウンボードは「JR浦和駅(中央改札)」に設置されています。こちらもぜひ足を運んでみてください!

【情報技術科】「岩槻人形イベント」に参加しました

情報技術科では、1月13日(月・祝)にイオンモール浦和美園で開催された、

「岩槻人形イベント」に、VRコンテンツ体験の運営で参加しました。

 

今回情報技術科で制作したVRコンテンツは、

岩槻にある(株)鈴木人形さんにお邪魔し、人形職人の方々が製作している様子を取材してまとめたものです。

岩槻の伝統工芸である人形のPRや、

昨今減りつつある人形職人を志す人が増えてほしいとの思いから、

イオン浦和美園店・(株)鈴木人形・本校がコラボして制作しました。

 

イベント当日は1日で100人を超えるお客様にVRを体験していただき、

「奇麗だった」「職人さんの丁寧な作業がすごい」など様々な感想をいただきました。

 

体験の運営を通し、生徒も様々な年代のお客様との交流が見られました。

 

情報技術科では今後も、地域の産業や企業などとコラボしたコンテンツ開発・地域貢献に積極的に参画していきたいと思います!

令和6年度 3学期始業式

令和6年度 1月8日(水)3学始業式を行いました。

◇次第◇
・開会の言葉
・校長講話
 ※下記に講話内容を全文で掲載
・教務部より
・生徒指導部より
・生徒会より
・校歌斉唱
・閉会の言葉

◇3学期始業式の様子◇


校長講話

教務部より

生徒指導部より

生徒会より

校歌斉唱

 


▼校長講話全文▼
みなさん、明けましておめでとうございます。
今日から学校が始まりますね。
年末年始は少しゆっくりできましたか。
 私が子供の頃、21世紀は、遠い未来でした。21世紀になると社会も大きく変わり、未来都市がどのようになるのか漠然と想像していました。
 早いものでその未来であった21世紀も四分の一が終わりました。英語ではクオターと言い、一つの節目でもあります。
正月も7日までが「松の内」と呼ばれ、一般的には正月飾りを飾ります。今日は8日なので正月飾りも外し、正月気分ももう終わりかと思います。また、多少運動不足であるので積極的に体を動かす機会を持ちたいと思っています。
今日は2つお話しします。
 1つ目は新年の私の決意です。
私は3年前に本校に着任しました。本校は以前私が勤務していた学校でもありますし、教員としての締めくくりの勤務校として、その想いは一入(ひとしお)でした。着任した際、多くの皆さんや先生方から温かく迎えていただき、その想いは更に強いものとなりました。
 本校に着任して間もなく、大宮工業高校との統合が発表されました。統合により令和8年3月に本校は校舎を閉じることになりました。このことを、皆さんや先生方に伝える際に辛い想いがしたことを記憶しています。なぜなら、私は、浦和工業高校の23代校長となりますが、職責を果たした後に校舎を閉じることになるからです。自分のよりどころであり、自分の教員としての証がなくなってしまうと感じたからです。
 しかし、特に2年生は、校舎を閉じることを知りながらも本校に入学してくれました。入学者の呼名が行われ、皆さんの顔を見た時、皆さんへの感謝の気持ちと立派に卒業してほしいという気持ちに変わりました。
 令和7年度は浦和工業高校としての最後との年度となります。有終の美を飾る意味でも、皆さんの更なる活躍に期待します。そして皆さんの活躍を広くPRし、しっかり存在感を示し、惜しまれながら校舎を閉じたいと思います。
 統合により校舎を閉じることは残念ではありますが、時代が変われば社会が求めるものも変わります。変革はともすると、今までを否定的に捉えてしまうこともあります。
 私はそうは思いません。工業教育をさらに前進させ、さらに良いものにすることが責務であると考えます。様々な困難はありますが、ためらわず勇気をもって前に進みたいと思います。
 そして、誰もが憧れる学校、皆さんが卒業生として誇らしく感じる学校を作ることを決意します。
 2つ目のお話です。
二学期の終業式の時、イチロー選手の言葉を紹介しました。
「指導する側が厳しくできない」のが時代の流れ、「酷だけれど…自分たちで厳しくするしか」ない。
だから、自分から厳しさを求めてほしいとの話をしました。
自分に厳しくすることはとても辛いことです。その辛さにについて、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥先生は次のように話しています。
 いちばん辛いときは、その辛さを克服できる一歩手前だというようなことを書いているものもありました。もうダメだと思っても、もうひと踏ん張りすれば新しい展開が待っている、と。「やっぱり高く飛ぶためにはかがまなあかんねんや」と励まされたね。高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです。
 私はこの言葉を次のように捉えています。
一番辛いと感じているときが、自分が成長できるチャンスである。自分で限界を決めてしまえばそれ以上の成長はありません。
山中先生が、再生医学の道を切り拓いた陰には、数えきれない失敗があり、その苦しさを乗り越えてきたからだと思います。皆さんは、若い。自分で限界を決めないでください。高く飛べるようになれば新たな世界が開けます。
 この言葉は、皆さんに向けての言葉でもありますが、実は私自身に向けての言葉でもあります。
先ほど統合する新校についての話をしました。初めから諦めているようであれば、だれもが憧れる学校にはなりません。そして、自分自身が困難にぶつかっても、乗り越えようと自分を鼓舞するためのメッセージでもあります。
 だから皆さんの力を私に貸してください。一人一人の力は小さいかもしれない、でも皆で力を合わせれば社会を動かすこともできます。新校が誰もが憧れる学校にするためにはどうしたらよいのか、自分自身で考え行動してください。
 いよいよ2025年、令和7年がスタートしました。みなさんにとって素晴らしい年となることを祈っています。
私からの話は以上です。

令和6年度 2学期終業式

令和6年度 12月24日(火)2学終業式を行いました。

◇次第◇
・開会の言葉
・校長講話
 ※下記に講話内容を全文で掲載
・生徒指導部主任講話
・生徒会より
・校歌斉唱
・閉会の言葉
・表彰

◇2学期終業式の様子◇


校長講話

生徒指導部講話

生徒会長より

スポーツ大会表彰

 

◇表彰の様子◇


▼校長講話全文▼
 皆さん、おはようございます。
早いもので、2学期も今日までとなりました。
今年もあと残りわずかです。
1年を振り返りうまくいったこと、いかなかったこと、また来年の目標を考えてみてはいかがでしょうか。
 昨日の卒業生の瀬戸口さんの講演大変すばらしかったです。午前中の講演会の様子が、その日の午前中のテレ玉のニュースで放送されました。
 特に講演の中で特に印象に残る話は、高校時代決して優秀な生徒でなかった事、高校を卒業した後、会社を1か月で辞めてしまった事。でも自分のやりたいことに出会い、独立して会社も作った事。困っている人を助けようと、世界で貧困で苦しんでいる方々の支援を行う社会貢献活動を行っている事などです。
 私が皆さんに伝えたいことは、このような素晴らしい卒業生がいることです。もしかしたら、自分はダメだと思い、学校の勉強にも身が入らない生徒もいるかもしれません。でもどこかの段階で気付き、生き方を変えた卒業生も多くいることを知ってほしいと思います。
 私も本校の担任を経験し、何人もの卒業生を送り出しました。やんちゃな生徒もいました。しかし、今では会社の中核として活躍していたり、独立して会社を経営したりしています。今ではそのような生徒の学校への思いは誰よりも強いものとなっています。
 瀬戸口さんの言葉から、自分の目標や夢を見つけ、実現のため努力してほしい、そして、浦和工業高校を卒業したことに自信と誇りをもってほしいと伝わりました。私たちの心に響く講演でした。
 今日紹介する話は、アメリカの大リーグ、マリナーズで活躍されたイチロー氏の言葉です。その中でイチロー氏が、甲子園の出場を志す高校生へ向けた言葉について紹介します。
「指導する側が厳しくできない」のが時代の流れ、「酷だけれど…自分たちで厳しくするしか」ない。
 この言葉を説明すると、高校生で自分自身を厳しく導くのは難しい、導いてくれる人がいないと楽な方に流れてしまう。自分に甘えが出て結局苦労するのは自分である。
 厳しくできる人間と自分に甘い人間、どんどん差が出てくる。厳しくできる人間はどんどん求めていくので、うまくなったり強くなったりできる。求めてくる人にたいしては求められる側もそれはできる。
 でも、求めてくれなかったらできない。でも自分を甘やかすことはいくらでも今はできてします。そうなってほしくない。いずれ苦しむ日が来る。できるだけ自分を律して厳しくする。高校生とはいえ、自らを追い込み挫折を味わって強くなってほしい。
 「指導する側が厳しく指導することができない」、これは一見、優しさのようにも聞こえますが、その裏側は自己責任です。また、これは、本当の優しさではありません。
 しかし、私は、社会全体として良い方向に動いていると感じています。多様性の尊重や様々な配慮に対する考え方はずいぶん進んできたと感じます。
 学校は、以前より自主性を尊重し、厳しい指導は少なくなってきました。実習のレポートなども以前より簡略化され提出しやすくなっています。だから、このような時代だからこそ、「厳しい指導を求める人」になってください。
厳しくできる人間、自分に甘い人間、その選択は皆さん自身に任されています。今の自分を超えるのは自分を律することができる人だけです。
 なごり惜しいですが今年も残りわずかです。
明日から冬休みですね。寒い日が続きます。体を大切に。
皆さんにとって令和7年が素晴らしい年となるよう祈っています。良い年をお迎えください。

卒業生からの講演会

12月23日(月)に浦和工業高校の卒業生である、北商物流株式会社 代表取締役 瀬戸口 敦 様(機械科 第36期生 平成10年度卒)による「工業高校生の卒業後~OBが明かす社会での生き方~」についての講演会を行ってくださいました。
 講演では、工業高校生ならではのものづくりは人々を助ける事や、夢を持つことの大切さ、またそれに向かって何度失敗してもチャレンジする精神の重要さを、経験を元にお話ししてくださいました。
 生徒にチャレンジ精神の大切さなどと、夢を後押ししてくださるようなとても貴重なお話をしてくださった瀬戸口 敦 様ありがとうございました。

 この講演会はテレビ埼玉で放送されますので是非ご覧下さい。
※追記:本日、12月23日11時55分頃に放送されました。

2学期スポーツ大会【生徒会指導部】

 本日、2学期スポーツ大会を行いました。男子はドッジボール、女子は卓球に分かれて競技を行いました。ドッジボールでは公式ルールに近づけて内野同士、外野同士のパスを禁止したこともあってか、例年以上にアグレッシブな試合が目立ち、会場全体が常に熱気と歓声、そして笑顔に包まれていました。

 校長先生も出場した各学年の優勝クラスと教員チームとのエキシビジョンマッチでは、先生方への日頃の感謝の気持ち(?)がこもった全力スローが飛び交う中、2試合とも生徒チームが若さと強さで圧倒し、教員チームに勝利しました。なお、このスポーツ大会の運営がデビュー戦となった第65期生徒会本部は、慣れない部分も多い中でしっかりと運営してくれました。

 このところの寒さの影響もあってか、欠席者の多い状況が続いています。うがいや手洗いなどの基本的な感染対策を励行して予防に努めましょう。

【第75回全国植樹祭】カウントダウンボードをJR浦和駅に設置

令和6年12月18日(水)に、第75回全国植樹祭の開催にむけて、本校設備システム科情報技術科の生徒が製作したカウントダウンボードをJR浦和駅(中央改札)に設置しました!

※このカウントダウンボードは、先日の県庁オープンデーでお披露目されたものです。

令和7年5月25日(日)の開催日までの日数が、タイマーに掲示される仕様となっています。設置をしていると、駅を利用されている方からも興味を持っていただき、「数字は何を示しているの?」などと声を掛けられることもありました。

 今後も地元の皆様をはじめ、県民の皆様へも、広く貢献できる生徒であってほしいと願います。

JR浦和駅職員の皆様、植樹祭実行委員会の皆様、本日はありがとうございました。

JR浦和駅をご利用の際には、ぜひ本校生徒の作品をご覧ください!

 

(関連サイト)

公式HP:https://www.pref.saitama.lg.jp/shokujusai/index.html

カウントダウンボードに関するページ:https://www.pref.saitama.lg.jp/shokujusai/torikumi/countdownboard.html

 

≪設置の様子≫

自転車安全運転推進講習会伝達講習会【生徒会指導部】

 本日は令和6年度高校生の自転車安全運転推進講習会伝達講習会が行われ、8月に実施された地区別講習会に参加した生徒会本部役員が講習の内容を全校生徒に伝達しました。当日撮影したスタントパーソンによる事故再現の映像を交えたり、近年見かけることが増えた電動キックボードやモペットの利用に関する改正道路交通法に触れるなど、本日の伝達に向けて入念な準備をして臨んだ甲斐もあり、多くの生徒が興味を持って聴いてくれました。12月は1年間を通して最も交通事故が多くなると言われています。交通事故を起こさない、交通事故に巻き込まれないためにも、在校生の皆さんは今日の講習の内容を忘れずに安全運転で年末年始を過ごしましょう。

第65期生徒会本部役員任命式【生徒会指導部】

 昨日、第65期生徒会本部役員の任命式が行われ、先日の役員選挙で信任された7名に校長先生から任命書が授与されました。生徒会長からの挨拶では、昨期1年間の反省の上に立ち、更なる具体的取組への抱負が述べられました。それを受けて校長先生からは「大暴れしてください!」と、新たな挑戦へのお墨付きと全面サポートのお約束をいただきました。任命式後はスポーツ大会の打ち合わせを行い、さっそく準備に取り掛かっていました。新生徒会本部役員の活躍を期待しています。

【彩の国職業能力開発促進大会】技能者表彰式にて

令和6年11月27日(水)に埼玉会館にて開催された「第31回彩の国職業能力開発促進大会~技能者表彰式~」に、機械科の3年生1名・設備システム科の3年生1名と2年生1名が、成績優秀者として招待され参加しました!

 

この表彰は、技能検定実技試験を兼ねて実施されている埼玉県技能競技大会において、特に優秀な成績を収めた方に、埼玉県知事及び埼玉県職業能力開発協会会長の連名による表彰です。

表彰者にむけては、お祝いの言葉や今後の更なる技能の向上にむけて激励をいただきました。

日頃の授業のみならず、こうして資格取得にチャレンジし、そのうえで一つひとつの作業を丁寧に取り組む姿勢は、技術者としても大切な心構えです。

今後も他の生徒の模範となるような活躍を期待しています。

機械科校外学習「ANAエンジン整備工場等見学会」を実施しました。

11月26日火曜日に、機械科校外学習「羽田空港機体整備場等見学会」を実施しました。この見学会を実施していただくにあたり11月18日月曜日に日本航空学園様より、航空機の基礎知識・見学時の注意事項について事前学習会を実施しました。当日の見学会では午前、午後で「ANA Blue Base」・「ANAエンジン整備工場」の2か所を見学してきました。

 「ANA Blue Base」では、パイロットや客室乗務員など各スタッフの訓練の様子を見ることができ、ANAで働いている方々の緊張感や事故に対しての危機管理意識の高さがひしひしと伝わってきました。

 「ANAエンジン整備工場」では、さまざまな大きさの飛行機のエンジンを間近で見ることができとても迫力があるものでした。また工具も一つ一つ完璧に整理されており、一つでも工具が元の場所に戻されていないと見つかるまで仕事を終えることができないということを話されており、人の命を預かっているということを常日頃から意識しているというのを感じることができました。

 ANAという大企業を見学できたことは、非常に貴重な経験になりました。今後の授業や実習、卒業後の進路に存分に活かしてもらいたいと思います。

 ANA様、非常に貴重な見学会を実施していただきありがとうございました。

 

第65期生徒会役員選挙・立会演説会【生徒会指導部】

 本日、第65期生徒会役員選挙が行われました。投票前には体育館で立会演説会を行い、7名の立候補者とその応援演説者による投票前最後のアピールがありました。それぞれ、ラスト1年となる浦和工業高校への思い、生徒会活動への思いが詰まった立派な演説でした。

 選挙管理委員会による開票作業が行われ、結果は明日公示されます。期末試験を挟み、12月に行われるスポーツ大会に向けていよいよ第65期生徒会本部役員としての活動がスタートします。

【設備システム科】消防設備特別授業を実施しました

令和6年11月21日(木)に設備システム実習において、株式会社サンワード様をお招きして「消防設備特別授業」を実施しました!

この授業では、消防設備の設計や施工などを専門としている株式会社サンワード様による講義と実習が行われました。

講義では、会社概要・工事実績・消防設備の仕組みなどについて、ご説明いただきました。

実習では、本校の設備を用いて、消防機器の仕組みの説明・スプリンクラーヘッドの取付けと取外し・スプリンクラーの稼働点検作業をしました。

科目「衛生・防災設備」や「設備システム実習」などで消防設備については授業で取り扱われていますが、現場の第一線で活躍されている方々からのご指導は、大変貴重な経験となりました。

終わりには、本校校長からの講評ならびに本校生徒からの御礼の言葉もありました。これまで、進路行事や学科行事などでも触れてきておりますが、「建築業界」の魅力についてより一層深めることができました。

今後の進路選択の一助となった特別授業となりました。

株式会社サンワード様、本日はありがとうございました。

第65期生徒会役員選挙【生徒会指導部】

 11月27日(水)に行われる第65期生徒会役員選挙の立候補受付期間が終了し、6名の立候補者が公示されました。浦和工業としての最後の生徒会本部役員選挙となります。2階昇降口には、立候補者のポスターが掲示されています。候補者は選挙当日に行われる立会演説会に向けて準備を進めています。ぜひ、勇気をもって立候補してくれた生徒たちへの応援をよろしくお願いします。

【設備システム科】科学ものづくり教室を実施しました

令和6年11月17日(日)川口市立科学館にて、【木工 スライド式ブックスタンド】の講座を、埼玉県立大宮工業高等学校 建築科の先生・生徒と共同で実施しました!

 

この講座にあたっては、11月13日(水)に大宮工業高校 建築科の先生をお迎えし、製作手順・使用工具の使い方・当日の流れ等について、事前指導をしていただきました。

≪事前指導の様子≫

当日は、大宮工業高校の生徒と協力し、参加された地元の小学生約20名に丁寧に教えていました。

この講座で初めて木工工具を使う参加児童もおり、緊張している様子もありましたが、コミュニケーションをとりながら、楽しく製作していただくことができました。

≪当日の様子≫

川口市立科学館の皆様・大宮工業高校の皆様・ご参加された方々、ありがとうございました!

【第75回全国植樹祭】カウントダウンボードお披露目式

埼玉県民の日である11月14日は、「県庁オープンデー」として県庁舎で様々なイベントが行われています。

令和6年11月14日(木)、今年の県庁オープンデーにおいて行われた「第75回全国植樹祭」200日前記念イベントに、本校生徒が参加しました。

(埼玉県では、令和7年5月25日(日)に「第75回全国植樹祭」が予定されています。詳しくは公式HPをご覧ください。https://www.pref.saitama.lg.jp/shokujusai/index.html

この200日前イベントが、県庁オープンデーに行われるということで、これまで本校を含む県内の工業高校(5校)の生徒が、カウントダウンボードの製作に取り組んできました。

本校は、設備システム科(3年生)5名がカウントダウンボードを、情報技術科(3年生)1名がカウントダウンタイマーの製作をしました。

デザインから生徒自らが考え、いくつかの案を全校生徒にアンケートを取ったうえで、最終的なデザインの再検討・修正まで取り組みました。

細かな寸法設計や材料の大きさ決めから、加工や組み立ても、生徒同士で協力して作業に臨むことができました。

イベント当日のお披露目式では、自信をもって自分たちの作品のコンセプトをはじめ、仕様などついて丁寧に説明していました。

発表後には知事からの講評と感謝のお言葉をいただき、とても満足そうな様子が伺えました。

製作にあたっては、悩んだり失敗したりしたこともありましたが、このイベントまでに無事に完成、県民の皆様にお披露目できたことは、貴重な経験になりました。

 全国植樹祭実行委員会の皆様、当日お越しいただいた多くの県民の皆様に感謝申し上げます。

 

≪製作の様子≫

 

≪お披露目式の様子≫

 

【情報技術科】県庁オープンデーに参加しました【環境パスポート】

情報技術科では、14日(木・県民の日)に、埼玉県庁で行われた「県庁オープンデー」に参加してきました。

 

今回の参加は、埼玉県環境科学国際センターと共同で開発し、

8月から展示されている「環境パスポート」の発行アプリを、

埼玉県庁のオープンデーで体験してもらうという取り組みです。

 

参加したのは、開発に携わった3人のメンバーです。

 

環境科学国際センターのスタッフの方と一緒に、

アプリの使い方や、印刷が終わった環境パスポートのお渡しなど、

1日お客様の対応をしました。

終了の16:00まで、思っていた以上にお客様が途切れず、少し疲れた様子も見られましたが、

子どもから大人まで多くの方に体験していただくことができました!

 

 

 

【設備システム科】建設現場見学会を実施しました

令和6年11月11日(月)に、さいたまスーパーアリーナにおける改修工事の現場見学を行いました。

本見学会は、一般社団法人埼玉県建設業協会様にご協力いただき、島村電業株式会社様(特高受変電設備改修工事)・株式会社エコー様(高圧配電設備工事)に工事の説明や作業の様子を見学させていただきました。

生徒も含め、多くの人が訪れたことのある建物ですが、安心・安全な状態を維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。

普段見慣れない機器を見せていただきながら、丁寧に説明をしてくださいました。生徒も興味を持って見学会に臨むことができました。

短い時間ではありましたが、建設現場の方々からも業界の魅力をお話いただき、進路選択の一助になった様子が伺えました。

関係の皆様、ありがとうございました。

 

軽音楽部 野外ステージへ

11月10日(日)

埼玉自動車大学校様よりお誘いいただきまして

第54回埼自大祭オートジャンボリー2024 に参加してきました。

 

イベントホールにて行われた軽音楽部のライブに招待していただき、川口工業高校やいずみ高校、日本薬科大さんと一緒にステージを経験しました。

 

文化祭から1週間後のタイミングで曲も仕上がっていたところだったので、気持ちよく演奏でき、とても楽しむことができました。

多くのお客さんの前で歌い、とても良い経験が出来ました。

令和6年度 芸術鑑賞会

令和6年11月7日(木)コロナ後、初の芸術鑑賞会は東京サロンシンフォニーオーケストラ様をお招きしての開催となりました。

楽器や指揮者を実際に行う体験コーナーや、特別ゲストとしてオペラ歌手の方が登場したり、本校の校歌を演奏していただいたりと生徒を巻き込み、とても楽しく美しい演奏をしてくださいました。
ありがとうございました!

 
   
   




片付け・閉祭式【生徒会指導部】

 本日は浦工祭の片付けと閉祭式が行われました。午前中、各団体は協力し手際よく片付けを行っていました。
 午後には閉祭式を行い、生徒会副会長からの挨拶や各賞の発表、賞状の授与の後、校長先生から講評を頂き、運営を支えてくれた生徒や先生方、協力してくださった保護者並びにPTA、そして頑張った自分たちに拍手を送りました。最後に情報技術研究部映像班が制作したダイジェストムービーで今年の文化祭の幕が閉じられました。
 在校生は約1か月後に期末考査が始まります。明日の芸術鑑賞会を挟んで明後日からは通常授業が再開しますので、気持ちを引き締めて頑張っていきましょう。

 なお、今年の文化祭の各賞は以下の通りです。来場して頂いた皆様も投票へのご協力ありがとうございました。

浦工大賞・・・M2A『漢のケバブ』(192票)

工業部門賞・・・M3A『(有)ポンチ大高~ネームプレート始めました~』(63票)

ステージ部門賞・・・軽音楽部『けいおん浦工ライブ~2024~ 』(63票)

イベント・展示部門賞・・・E2A『お化け屋敷』(56票)

調理・食品販売部門賞・・・茶道部『お茶会』(26票)

※イベント・展示部門で最多得票数を獲得したPTA企画『スライドショー、トークショー、キッチンカー』(80票)は、特別賞(2年連続2回目)とさせていただきました。

うらわのうなぎ 萬店様 138周年創業祭【生徒会指導部】

 浦和工業の最寄り駅である中浦和駅周辺で明治19年から続く老舗”うらわのうなぎ萬店(まんだな)”様の138周年創業祭に、本校の生徒会本部役員3名が運営のお手伝いで参加させていただきました。大忙しだった文化祭の翌日にもかかわらず、参加者の方々と積極的にコミュニケーションを取りながらよく頑張っていました。ご褒美として?ご提供いただいた昼食のうな重はあっという間に平らげていました。

 実は今回、令和8年度に統合を迎えるという情報を聞きつけた萬店様から声を掛けていただき、このようなタイアップが実現しました。文化祭のポスター掲示を近隣の店舗にお願いに行った際にも、統合を惜しむ声をたくさんいただきました。改めて、地域の方々にあたたかく見守っていただいていることを実感しています。萬店様、このような貴重な機会をいただきありがとうございました。

 

第63回浦工祭【生徒会指導部】

 本日、あいにくの雨模様の中ではありましたが第63回浦工祭が無事に開催されました。準備に当たっては様々な困難もあったと思いますが、どの団体も素晴らしい企画を創り上げ、スローガンであった「second to last ~未来へ紡ぐ創造の祭典~」がまさに体現された文化祭になったと思います。スローガンにある通り、令和8年度に統合を迎える浦和工業高校にとっては”最後から2番目の”文化祭となりました。アンカーとしてバトンを受け取った2年生の手によって、来年はどのような祭典が創り上げられるのか今から楽しみです。
 保護者・卒業生・一般の来場者数は573名でした。足元の悪い中お越し頂いた皆様、ありがとうございました。
 在校生は振替休日を挟んで、水曜日に片付け・閉祭式を行います。”片付けが終わるまでが文化祭”です。「やってよかった」と全員が思える文化祭にするために、最後までがんばりましょう。

開祭式・学内公開

 本日は第63回浦工祭の開祭式と、本校生徒のみを対象にした学内公開が行われました。開祭式は、情報技術研究部映像班が制作したオープニング動画に始まり、実行委員長挨拶、教頭先生挨拶、各団体のPR動画の上映が行われました。オープニング動画とPR動画は、明日の一般公開でHR棟1階の生徒会室前にて上映しますのでぜひご覧ください。

 学内公開では各クラスの特色があらわれた企画や、日ごろの活動の成果が感じられる文化部企画など、来場者の皆様にも楽しんでいただけるような企画が目白押しでした。

 明日はいよいよ一般公開(10:00~15:00)です。一般公開では、生徒の企画に加えてPTAによる企画や地元企業様による職業体験ブースなども設置されます。PTA企画の一つであるトークディスカッションは「夢をおいかける準備室~chase dreams~と」題して、FM NACK5 (79.5MHz) 「Good Luck! Morning!(グッドラックモーニング)」(毎週月曜〜木曜 朝6時〜9時)のパーソナリティを務めるアロハ太朗様らをお招きし、来場してくださる子どもたちや浦工生の夢の実現を後押しします。浦工生はぜひ参加して下さい。

 明日は悪天候が予想されますが、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

 

~明日の一般公開についてのお願い~

・駐車場の用意はありませんので、公共交通機関又は徒歩、自転車でお越しください。(自動車、バイクでの来場はできません)。

上履き(スリッパ等)と下履き袋のご持参にご協力ください

・会場内での食べ歩き、飲み歩きは禁止です。食べ物や飲み物は、飲食物を販売する出展団体が用意した飲食スペースでお召し上がりください。

・会場内での写真や動画の撮影、録音は基本的には可能ですが、一部不可とする企画がありますので、各企画の掲示をご確認ください。また、SNSや動画サイト等への投稿はおやめください。

・飲食販売は各団体売り切れ次第終了となりますのであらかじめご了承ください。

 

文化祭準備【生徒会指導部】

 第63回浦工祭がいよいよ今週の土曜日に迫ってまいりました。本日は終日文化祭準備が行われ、明後日に迫った一般公開に向けて各団体が着々と準備を進めていました。明日は開祭式の後、浦工生だけを対象とした学内公開が行われます。学内公開は、一般公開に向けた試行錯誤の場でもあります。土曜日には最高の企画で皆様をお迎えできるよう、放課後もいたるところで準備が続きます。

文化祭まであと3日【生徒会指導部】

 11月2日(土)に第63回浦工祭が行われます。地域の方々にもたくさん来場していただくために、最寄りの2駅、近隣の11店舗、合計13か所に文化祭ポスターを掲示していただきました。掲示を快諾してくださった皆様、ありがとうございました。

 本日の午後から文化祭準備がスタートし、各団体の準備が本格的にスタートします。今年の文化祭のキャッチフレーズは「浦工祭 second to last ~未来へ紡ぐ創造の祭典~」です。今年も趣向を凝らした多くの企画が予定されています。皆様のご来場をお待ちしております。

【設備システム科】イオンモール浦和美園「うららか広場」に参加!

令和6年10月12日(土)・13日(日)にイオンモール浦和美園にて、催事「うららか広場」に参加しました!

今回のテーマは「楽しく健康になろう!」というもので、健康器具「プッシュアップバー(腕立て器具)の製作体験」をしていただきました。

使用材料は、設備システム科の実習(配管実習)でも取扱った「塩化ビニル管」です。

体重のおよそ半分の負荷がかかるため、使用中に折れないような長さでありながら、持ち手(グリップ部分)も確保する必要があります。

試作を繰り返し、イベント当日にむけて加工・準備に取り組みました。

 

<当日の様子> 

 

 

今回の出展も盛況で、想定以上のお客様に体験していただきました。

本イベントにお声がけいただきましたイオンリテールの皆様・参加された皆様、本当にありがとうございました!

登山部 「夏合宿」

令和6年8月5日から3泊4日、登山部は北アルプス・立山にて夏合宿を実施しました。

黒部ダムに立ち寄り、放水を見ることが出来ました。

立山に到着後は雷鳥沢キャンプ場でテント泊、室堂から雄山と大汝山を縦走した後下山をしました。

事故もケガもなく、雄大な自然の中で貴重な体験ができました。

室堂からの景色 雷鳥沢キャンプ場
標高3000mの雄山
キャンプ場からの景色 キャンプ場から見た立山

 

機械科2学生 「体験学習」

令和6年9月19日(木)の機械実習の時間を使用して、 2学年機械科(2クラス) で埼玉自動車大学校にて体験学習を実施しました。体験授業のプログラムは以下の通りです。

○学校説明

○施設見学

○実習「定期点検整備実習」

   「動力伝達実習と検査ライン実習」

   「マニュアル車の運転体験」

 

体験内容

・施設見学



・定期点検整備実習

 

タイヤの脱着、オイル、冷却水の位置や見方

 二級自動車整備士の国家資格を取得している埼玉自動車大学校の3年生の学生の下、タイヤの脱着、 オイルや冷却水の位置や見方を学びました。 その他使ったことのない工具の使い方やそれらの危険性も学びまし た。

 

・動力伝達実習と検査ライン実習                                                             

 車検の検査内容、タイヤと地面に加わる力について実際の車検で行われている内容のなかから抜粋していただき、 キャンバー角の必要性、サイドステップ( 車におけるタイヤの横滑りの量)の検査について学びました。全く触れたことのない新しい学びに本校の生徒も真剣そのものでし た。

 

・校内運転体験

 

 

マニュアル車の発進、バック

 本校の生徒たちは初めて自動車を運転するということもあり最初の説明を聞いている時から他の講義とは違う緊張が伝わってきました 。

 

各クラス代表生徒による感謝の言葉

 今回の体験授業では、学校ではまだ学んでいない実車を使用しての作業で、緊張感がありつつも埼玉自動車大学校の先生方や学生の皆さんに丁寧に楽しく、 わかりやすく教えていただき、とても内容の濃い1日を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

【2学年】合同企業説明会を実施しました

令和6年9月18日(水)6時間目のLHRにて、2学年 合同企業説明会を実施しました。

さいたま・川口・新座・越谷・所沢エリアに所在地をもつ企業にご来校いただき、様々な業種の魅力や仕事内容について理解を深めることを目的として行われました。

 

実施にあたっては、株式会社 シー・エイチ・エス様のご協力をいただきました。

本説明会にご参加いただいた企業は以下のとおりです。

・株式会社 三協運輸サービス 様

・株式会社 大黒屋 様

・若葉建設 株式会社 様

・大栄鋼業 株式会社 様

・エコスグループ 様

 

<説明会の様子>

 

工業に関する企業のみならず、別業種の仕事内容の説明を受けることで、新しい職業観や勤労観に触れるとともに、今後の進路選択の一助となりました。

関係企業の皆様、ありがとうございました。

令和6年度 2学期始業式

令和6年度 9月2日(月)2学期始業式が、Google MeetによるLive配信を利用して行わました。

◇次第◇
・校長講話
 ※下記に講話内容を全文で掲載
・生徒指導部主任講話
・生徒会長より
・校歌斉唱

◇2学期始業式の様子◇


校長講話

生徒指導部講話


▼校長講話全文▼

皆さん、おはようございます。
今日から2学期が始まります。
 今年の夏も本当に暑かったです。昨年度の猛暑日の記録を更に更新しているところです。暑い日が続いたので、体に負担がかかっているかと思います。無理はせず体調管理に気を使ってください。
 3年生の皆さんはこれから進路に向けて動き出します。全力で臨んでください。
 2年生の皆さんは学校の中心として動いていることと思います。部活動もそうですが文化祭など学校を動かす要となって浦工を引っ張ってください。
 今日お話しする内容は、夏休み中にフランスのパリ、イタリアのローマに行ってきたことの話です。ちょうどその期間パリではオリンピックが行われていました。その中で、これからの日本の在り方について考えさせられることがあったのでそのことをお話しします。
 オリンピックは平和の祭典ともいわれ、古代ギリシアでは、その期間戦争をやめオリンピアで競技会を行いました。これが古代オリンピックの始まりです。
 パリの印象ですが、歴史的な建造物が町のあちらこちらで見られ美しい街並みとなっています。飲食店が多く、オープンカフェとなっていてお店の前の歩道に、テーブルやいすがあり屋外で開放的な気分で食事を楽しむことができます。
 ベーカリーが多くあり、焼き立てのクロワッサンを店の前でコーヒーと一緒にいただきました。最高においしかったです。
 残念ではありますが、ポイ捨てのごみが多く、その意味では日本の街はきれいであることが実感しました。
 最近、日本も国際化していますが、肌の色や服装からも多民族国家であることを実感しました。むしろ今では世界のスタンダードであることを感じました。日本も外国からいらした方が暮らしやすい共生社会を作る必要であることを感じました。
 交通は日本とは大きく風景が異なりました。自転車は多かったです。それも、大きな荷物が運べるようユニークな形をしている自転車もありました。モーターもついているので自転車がバイクのように走っていました。バイクも電動のものが多かったです。EVも多く走っていました。電動のバスも多く走っていました。
 スマホから利用できる電動キックボードも多く走っていました。日本で最近増えてきましたが、ダイチャリのように、いたるところに見かけました。車道をかなりのスピードで走っていました。2人乗りの人もいて、規則が日本より緩い印象を持ちました。
 日本ではあまり見かけない、ミニカーも走っていました。
安全性は、どうとも言えませんが、渋滞の多い都市部でうまく機能している印象を持ちました。
日本でも電動キックボードの扱いについて示されましたが、数年先をいっている印象を持ちました。
 様々な手続きも、IT化が進んでいる印象を持ちました。キャシュレスは当然ですが、博物館の入場券などもネットで購入します。事前に購入しないと見学できなかったり、長い列に並ぶことになります。
 ホテルもチェックインする時にホテル専用のアプリをスマートフォンにインストールします。部屋のライトやエアコンの操作などもスマートフォンからできるようになります。
 国民性も感じました。感情の表現や自己主張も日本とは違う印象を持ちました。
 例えば、神殿の見学をした際、長い行列ができていました。私は予約していなかったので、長い列に並びました。チケット販売のゲードが開いたため、一時的に列が乱れました。そのどさくさで、何人かが横から割り込みをしようとしました。すでに並んでいる人は、割り込んだ人に対して列の後尾にならぶよう抗議しました。割り込んだ人は、その言葉を無視して前に進もうとしました。そのとたん、行列から大きなブーイングが発せられました。しぶしぶ、その人たちは行列の最後尾に移動しました。その行動に行列からは拍手が沸き上がりました。その拍手は割り込んだ人を讃えるようにも聞こえました。
 日本ではあまり割り込みの行為は見かけませんが、あっても心の中で「ずるいな」とつぶやく程度です。海外では自己主張することが当然といった印象を持ちました。
 パリオリンピックでは、女子バレーボールの準決勝、アメリカ対ブラジルを見ました。私は日本の国旗がプリントされたTシャツを着て参加しましたが、同じように日本のシャツを着ている人もいて、見知らぬ人でしたがお互いに手を振って挨拶をしました。
 バレーボールの試合は、試合を盛り上げるための様々な仕掛けがありました。もちろんテレビ中継されていましたが、試合前やゲームの間のダンス、中世期の女性に扮した人が登場したりしました。大会マスコット、フリージュも登場しました。フリージュは「民衆を導く自由の女神」の女神がかぶっていたフリジア帽を意味しています。
 なんといってもすごかったのはブラジルの応援でした。ラテンのノリを目の当たりにしました。ブラジルの応援は総立ちでノリノリでダンスをしながら試合を盛り上げていました。
 これは素晴らしいと感じました。ブラジルの人たちは、心から試合を楽しみながら応援している印象でした。日本人でしたら、恥ずかしいと感じてしまいますが、全身で感情を表現している印象を持ちました。
 パリに行って大きく感じたことがありました。物価が日本の3倍程度でした。パスタも1皿20ユーロ程度でしたら日本円で3000円を超える価格でした。ペットボトルの飲み物も日本円で300円程度でした。改めて日本は物価が安いと印象をもちました。インバウンドで海外から多くのお客様が訪日する理由もわかりました。
 安いことはいいことですが、日本が安く買われてしまうという危機感をもちました。日本の物価は円安も影響していますが、製品だけでなく、日本の不動産や企業が買われてしまう危機感を感じました。
 日本の30年前は、世界の企業における時価総額のトップ10はほとんど日本の企業でした。先進国の中でもこれほどまでに日本の物価が安いことにショックを感じました。
 日本の物価は先進国の中でもかけ離れている印象をもちました。円安の影響もありますが、日本がこれからも豊かで暮らしやすい社会にするためにも、所得を増やし、高い物でも買おうという機運を高めことが大切であると思いました。このことが、自国を守ることにつながると感じました。
 海外へ行って、改めて感じた日本の印象ですが、日本のクオリティが高いことを改めて感じました。街の綺麗さ、公共交通機関の質、サービスまで日本のクオリティの高さは強みになると思います。
 日本の質へのこだわり、綿密さは、強みにもなりますが、世界的な流れに乗り遅れる可能性がある印象を受けました。海外では合理性の優先、不完全なものに寛容に受け入れると感じました。日本では、不備が見つかると強く非難されます。そのため、不備のないように準備します。目まぐるしく変化する社会へのスピード感は大切であると感じました。
 サービスも、日本ではお客様第一に丁寧に対応します。素晴らしいことですが、人的なコストがかかります。しかし、なかなか価格に反映できないため結果、低賃金となってしまいます。高い質は強みになりますが、人的なコストに対する生産性を高めることも課題であると感じました。
 その他の印象ですが、若い人が多い印象を受けました。都心部を中心にまわったのでそのような印象をもったかもしれませんが、街全体に活力がある印象をもちました。日本の少子高齢化は世界的にも進んでいる感じがしました。
 これからも、日本が世界をリードし、物心共に豊かな生活を送るためにはグローバル化は避けられません。
 日本の持つ、勤勉さや細やかさを強みに、したたかというより、しなやかに、積極的に世界に羽ばたいてもらいたいと思います。
 パリオリンピックは終わりましたが、現在、パラリンピックが開催されています。誰もが輝ける社会を作りたいと思います。日本の選手を応援しましょう。日本がんばれ!
 最後に、今日皆さんが元気に登校してくれてありがとう。もし不安や心配があるようでしたら勇気をもって周りの先生方に相談してください。
 2学期も皆さんが元気で活躍されることを祈り、校長講話とします。

【情報技術科】環境パスポート発行システム開発中!【公開準備編】

本校情報技術科では1月より、

加須市にある埼玉県環境科学国際センターと連携し、システム(アプリ)開発を行っています。

そしてこのシステムが、8月18日(日)14:40~公開に決まりました!!

 

前回の記事に引き続き、公開準備の様子について紹介したいと思います。

アプリが完成するまでに、何度かZoomなどを使ってオンラインミーティングもしましたが、

完成したアプリをタブレットにインストールした状態で、センターの方に確認してもらいます。

また、センターの方が準備してくださった展示スペースも見学し、

実際に持って行ったタブレットを埋め込み、最終的にどのようなイメージになるか

確認もしました。

最後に、実際の現場で確認して不都合があった部分を改修し、

納品用のタブレットにアプリをインストールします。

 

そしてついに完成!

 

完成したシステムは、いよいよ明後日18日(日)14:40~

埼玉県環境科学国際センターで公開です!!

当日は開発に携わった生徒も参加し、来館者の皆さんをお迎えする予定です。

みなさんぜひお越しください!

 

【情報技術科】環境パスポート発行システム開発中!【開発編】

本校情報技術科では1月より、

加須市にある埼玉県環境科学国際センターと連携し、システム(アプリ)開発を行っています。

そしてこのシステムが、8月18日(日)14:40~公開に決まりました!!

 

前回の記事につづき、開発中の様子を紹介したいと思います。

【GUI班】

GUIとはGraphical User Interfaceの略で、

画面に表示されるボタンやイラストなど人と接する部分を表します。

GUI班ではこのGUIの設計・制作を2人で行っています。

子どもが多く使用するということで、どんなボタンやイラストが目を惹くか、

わかりやすいかなどを考えながら、実習でも学んだ画像処理ソフトを使用して作っていきます。

作られた画像は随時プログラム班に渡し、プログラムの中に組み込んでいきます。

 

【プログラム班】

プログラム班では、実際のアプリのプログラミングを2人で行います。

企画の際にみんなで決めた流れになるよう作っていきます。

また、途中で不都合があったときには全員で相談して修正、

作り込んでいきます。

最終的にこのアプリを動かすのはタブレットのため、

途中でタブレットにインストールし、動作の確認も行います。

 

こうして出来上がったアプリを、環境科学国際センターのみなさんに確認していただきます。

詳しくは次回の記事で!

【情報技術科】環境パスポート発行システム開発中!【企画編】

本校情報技術科では1月より、

加須市にある埼玉県環境科学国際センターと連携し、システム(アプリ)開発を行っています。

そしてこのシステムが、8月18日(日)14:40~公開に決まりました!!

 

 

環境科学国際センターには「彩かんかん」という展示館があり、環境について学ぶことができる施設があります。

しかしその中の展示の一部「環境パスポート」を発行するシステムが壊れてしまい、

今回は本校がお手伝いをして、リニューアルすることになりました。

 

開発に取り組むのは2年生の4人組(開発当初は1年生)。

まず最初は企画を立てます。

企画を立てるにも、まずは「彩かんかん」のことや、要望を聞かないと始まらないため、

実際に見学・打ち合わせを行いました。(1月)


多くの大人を前に、少し緊張気味・・・。

 

その後学校に戻り、まずは4人でどのようなシステムにしていくか検討します。

来館者には小さな子ども、小学生が多いこと。

「彩かんかん」以外の場所で行われるイベントでも使えるようにしたいということ。

様々な状況や要望を考慮しながら多くの人に使ってもらえるシステムになるよう検討していきます。

各自から出された意見はオンラインサービス上でまとめ、

用事で来られない人にも共有して企画を進めていきます。

 

 

企画が整ったら、次は画面デザインの検討と、アプリ開発を並行して行っていきます。

詳しくは次回の記事で!

 

【設備システム科】ものづくり教室を実施しました

令和6年7月27日(土)・・・川口市立科学館

令和6年8月5日(月)・・・さいたま市立土合公民館

以上の施設にて、地域の小学生を対象とした「ものづくり教室」に製作補助として、本校設備システム科の生徒4名が参加しました。

 

先日、イオンモール浦和美園のイベントで好評だった「ミニプランター製作」を、今回は参加者による製作工程を加えて、より達成感のある講座としました。

今回も下準備から生徒が行います。前回の反省を生かしながら、役割分担や効率化を図り、協力し合いながら取り組むことができました。

 

川口市立科学館では、午前の部10名・午後の部10名の合計20名の小学生がものづくり教室に参加されました。

また、昨年度もお世話になった、大宮工業高校の建築研究部の生徒さんにもお手伝いいただきました。

製作物が「ミニプランター」ということで、机に用意された木材や工具を見るだけでも、なんとなく仕上がりがイメージできます。しかし、組み立てに必要な「だぼ」を木の丸棒から製作することに、難しさを感じているようでした。そこで、生徒の製作補助がとても力になりました。参加者全員、丁寧に自分だけのオリジナルミニプランターを作り上げることができました。

 

さいたま市立土合公民館では、地域の小学生10名が参加されました。

ここでは、土合中学校の3年生2名もボランティア活動の一環として、お手伝いをいただきました。

短い時間でしたが、小・中・高のそれぞれの児童・生徒が集まり、交流を深められたことは、たいへん有意義な時間となりました。

≪小学生の感想≫

「(だぼを)うつのが楽しかった。力がいる事を知れてよかったです。」

「自分でプランターを作れて良かったです。」

「ぼう(だぼ)をうつところ、はめるところが面白かったです。」

 

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

 

【設備システム科】内装仕上げ技能講習会に参加しました

令和6年7月29日(月)に、埼玉県工業教育研究会(建築・設備部会)による「内装仕上げ技能講習会」に設備システム科の生徒4名が参加しました。

開催にあたっては、埼玉県内装仕上工事業協同組合様のご協力をいただきました。

 

この講習会では、

1ツ星内装工事座学

1ツ星壁・天井LGS

1ツ星壁・天井PB

1ツ星(自由選択)壁クロスまたは床タイル

の講義・実習を行いました。

 

現職の職人さんによるデモンストレーションでは、手際のよさ・正確さに生徒が圧倒されている様子も見られましたが、楽しみながら一生懸命に取り組むことができました。

 

閉講式では「工業高校を卒業した先輩によるパネルディスカッション」も行われ、内装工事業(建設業)の魅力などについてお話をいただきました。

これからの進路選択を行う上でも、大変貴重な経験となった1日間となりました。ありがとうございました。

開講式講義

パネルディスカッション

 

令和6年度 1学期終業式

令和6年度 7月19日(金)1学期終業式が、Google MeetによるLIVE配信を利用して行われました。

◇次第◇
・校長講話
 ※下記に講話内容を全文で掲載
・教務主任講話
・生徒指導部主任講話
・生徒会長より
・文化祭実行委員長より
・表彰
・校歌斉唱

◇終業式の様子◇


校長講話

教務主任講話

生徒指導部講話
 


◇表彰◇


▼ 校長講話 ▼

皆さん、おはようございます。
早いもので1学期登校するのも今日までです。
 1学期振り返り、うまくいったこと、いかなかったこと、もう一度整理して2学期以降に活かせるようにしてください。3年生は、これから進路ですね。より良い進路が実現できるよう頑張ってください。
 夏休みはまとまった時間があります。学校の宿題は当然ですが、普段なかなかできなかったことなどに取り組んでみてはいかがでしょうか。
 例えばボランティア活動があります。市町の社会福祉協議会ではボランティアの募集をしています。自分の特技や興味関心のあるボランティアに取り組むことにより、喜んでいる人たちを見ると自分も幸せな気持ちになります。多くの人たちと交流することが自分を成長させてくれます。是非、取り組んでみてください。
 また、家の手伝いやアルバイトも良い経験になります。働くことの意義を考える機会になります。勤労の大切さやお金を稼ぐことの尊さを知ることができます。
 皆さんは工業高校に通っている生徒です。ものづくりに関わるアルバイトでしたら学校で学んでいることが活かされる場面が多くあります。しかし、そのことによって学業がおろそかになったり、生活が乱れてしまっては元も子もありませんので、高校生であることを忘れずに適切な範囲内にとどめてください。
 普段から興味のあることがあるようでしたら、まとまった時間を使いその研究をしてください。特に大学に進学を希望している場合は、将来大学で何を学びたいのかつなげられるようにしてください。自分の気持ちに合った大学の研究室を探してください。大学のAO入試では自分のやりたい研究に対する熱い思いを面接官にぶつけてください。進学先は名前で選ぶものではありません。何を学びたいかで選ぶことが大切です。
 さて、昨年度の3学期の始業式で能登の話をしました。その時、10年前の能登への修学旅行の話をしました。美しい自然やのどかな農村の風景、文化や人とのコミュニティ、いま日本が失いつつあるものに気づかされました。
 その時、珠洲市の泉谷市長さんとお話しする機会がありました。泉谷市長さんは若者の流出と人口減少を大変心配されていました。
 震災を受け、3学期の始業式の校長講話で、皆さんに支援を呼びかけました。皆さんは高校生ですので、人的な支援や経済的な支援には限界があります。しかし、能登の人のことを思う気持ちがあれば、それが支援に繋がりますとの話をしました。
 技術者の使命は、技術で社会の課題を解決することです。地方が不便であるとしたら、不便を解決する技術を考えることです。その課題を解決すれば、地方はより輝きを増します。豊かな自然や美味しい食べ物など地方の大きな可能性と魅力があります。
 例えば地方であっても高度な医療が受けられること、生活に必要なものがすぐに手に入ること、体が不自由であっても安心して暮らせることなどです。若者にも働く場所が豊富にあることです。       
 この30年でコンピュータネットワークは大きく進化しました。
オンライン診療やドローンによる宅配などで技術的な検証が始まっています。コンピュータネットワークを活用し、職場と同じ環境を作ることによって在宅勤務も可能となっています。しかし、未だ十分でないのは、乗り越えなければならない課題があるからです。端的に言うと、誰もが使えるものでないからです。
 一つ例をお話しします。私は、20年以上前、ビデオ会議システムを使い、離れた学校と授業を行いました。その時の印象は、機器の設定が難しく、誰もが使えるものではありませんでした。もちろん高価でしたので誰もが簡単に購入できるものではございませんでした。画面も高精細なものではありませんでした。しかし、その時はビデオ会議システムに大きな可能性があることを感じていました。
 今ではどうでしょう。誰もが簡単にオンラインの授業を受けることができるようになりました。これは技術が課題を解決したからです。
 社会課題を見つけ、そのための解決策を考える、これは探究につながります。身の回りの、なぜだろう、なんだろうに解決のヒントがあります。また、その中に大きな富を生むチャンスも隠されています。
 能登は復興に向けて動き出していますが、しかし、能登の人のかつての日常はしばらく戻りそうもありません。前のような賑わいも戻ることができるか見通しが立ちません。それを解決するのは、政治や技術の力だと思います。
 政治は18歳で成人年齢ですので3年生の一部の人は、投票という形で政治に参加することができます。
  もちろん皆さんは工業高校に通っていますので様々な工業技術を勉強しています。その技術を使い、社会課題を解決してください。10年後、20年後のより良い社会を創造してください。
 最後に一言、皆さんの中で、友人関係、家族や進路、学業、など、様々な悩みがある人のいると思います。人間はそんなに強くありません。辛かったら、身近な人や先生に相談してください。言葉にすることにより気持ちが楽になります。
 皆さんの夏休みの間、健康で元気で、9月に学校で会えることを楽しみに待っています。

【設備システム科】課題研究 中間報告会を実施しました

令和6年7月2日(火)に、設備システム科3年生「課題研究 中間報告会」が行われました。

「課題研究」の授業では、これまでの学びを活かしながら、生徒一人ひとりが自ら課題を設定し、その解決にむけて取り組んでいます。

この日は1学期最後の授業ということで、自分たちが設定した研究内容・現在までの成果・今後の見通しなどについて、報告を行いました。

普段の授業は班ごとや個人で課題に取り組んでいるため、この報告会でお互いの研究内容を知ることができました。

学年末に毎年行われている「課題研究 発表会」にむけても、これまでの研究内容を整理するとともに、2学期以降の計画も確認することができました。

 

≪担当者より≫

≪発表の様子≫

≪科長より≫

【情報技術科】うららか広場に出展してきました

令和6年6月15日、16日にイオンモール浦和美園にて開催されたイベント「うららか広場」に参加しました。

今回のテーマが「食」ということで、熊谷農業高校様と埼北酪農業協同組合様と連携をし、「酪農VR体験 ~牛乳が出来るまで~」を出展しました。

今回は、VR動画の撮影から編集まで全て生徒が主体となり制作をしました。
編集作業は初めての生徒でしたが、しっかりと作品を完成させてくれました。

~イベントの様子~


2日間で203名の方にVR体験をしていただきました。
子供から大人まで、「楽しかった」「面白かった」「クオリティがすごい」などお褒めのお言葉をたくさん頂けました。
さらには、新聞にも取り上げていただきました。
掲載された新聞記事 : https://www.saitama-np.co.jp/articles/85648/postDetail

2日間イベントに参加してくれた生徒の皆さんお疲れさまでした!

 

【設備システム科】イオンモール浦和美園にて

令和6年6月15日(土)・16日(日)に、イオンモール浦和美園にて、イベント「うららか広場」に参加しました!

今回は「」・「」をテーマとしたものでした。

そこで考えたのが、「ミニプランター製作」です!

この製作をとおして、参加された方には

ご自宅での「室内栽培」や「観葉植物」のために!

簡単な木工作業による「職業体験」を!

していただく機会としました。

 

このイベント参加にあたっては、事前に本校設備システム科の生徒が準備を行いました。

≪事前準備(塗装・下穴あけ)の様子≫

 

≪イベント当日の様子≫

 

 

≪生徒の感想≫

Kさん:たくさんのお客さんが来てくださり、子どもだけでなく大人の方も参加してくれて嬉しかったです。枠が少ないという声が多かったので、次回はもっと増やしたいと思いました。

Yさん:事前準備と当日のお客さんへの対応を通して、チームワークがとても大切だということに気づきました。また、たくさんのお客さんに来ていただいて、人との接し方もについても考えさせられました。

Uさん:大人から小さい子どもまでも楽しんでいただくことができました。イベントに参加された人たちは「日頃はこんな経験ができない」と言っていたので、自分は喜んでもらえて嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

Nさん:今回、初めてこういったイベントに参加してみて、不安なところもありましたが、お客さんの楽しむ姿を見ることができて良かったです。またこのようなイベントに参加したいと思いました。

Rさん:事前にあけた穴に木槌を使い、木釘を打ち込んでいただきましたが、木釘の打ち方や力加減をしっかり伝わっていないことがあり、教えることの楽しさと難しさを知ることができました。

 

本イベントにお声がけいただきましたイオンリテールの皆様、また参加していただきました皆様、本当にありがとうございました!

体育祭【生徒会指導部】

 本日、梅雨入り前でありながら真夏を思わせる青空の下、令和6年度体育祭が行われました。グランドは学科(ブロック)カラーのTシャツでカラフルに彩られ、大きな歓声が響く中、生徒たちは9種目にわたって力を競い合いました。

 今年の体育祭は大変な暑さが予想されていましたが、30分間のクーリングタイムの導入や塩分チャージタブレットの配布、急遽ブロック対抗リレーをカットする(疲労を考慮した上での苦渋の判断でした、出場予定選手のみなさん、ごめんなさい!)など、万全な熱中症対策を講じた結果、大きな事故やケガもなく無事に終えることができました。

 運営を支えてくれた体育祭実行委員と体育委員のみなさん、ありがとうございました。特に、ライン引きを含む事前準備や会場設営、そして当日も7時から準備をしてくれた体育祭実行委員三役と生徒会本部役員のみなさん、本当にお疲れ様でした。

 また、130名以上もの保護者の皆様にご観覧頂き、感謝申し上げます。

 体育祭が終わり、来週からは文化祭の企画決めがスタートするとともに、期末考査2週間前に突入していきます。3年生は進路活動の一つの重要な時期を迎えます。目まぐるしい毎日が続きますが、頑張っていきましょう。

プレ体育祭【生徒会指導部】

 本日は5,6限にプレ体育祭を行いました。明日の体育祭に向けて、実行委員長から諸注意の伝達、その後、ムカデ競争と全員リレーのリハーサル、大縄跳びの練習を行い、3年生の全員リレーでは本番さながらの熱戦が繰り広げられました。

 これまで、体育祭実行委員会三役・生徒会本部役員生徒を中心に体育祭に向けて様々な準備をしてきました。昨年は残念ながら雨天中止となってしまったということもあり、保護者の方々に制限なく観覧していただける体育祭は実に5年ぶりです。明日は150名以上の保護者の方々が観覧予定で、生徒たちも大変楽しみにしています。

 なお、明日は気温が大変高くなることが予想されます。生徒の皆さんはスポーツドリンク、帽子、団扇やハンディファンの持参を忘れないようにお願いします(塩分チャージは1人2個程度まで学校でも用意します)。保護者の皆様におかれましても、昨日と本日、連絡アプリで配信された内容をご確認の上、十分な熱中症対策を講じた上でお越しいただきますようお願いします。

【情報技術科】熊農とコラボ! VRコンテンツを製作中です

現在情報技術科では、6月15日(土)・16日(日)に

イオンモール浦和美園で開催されるイベント「うららか広場」に向け、

酪農見学VRを製作中です。

 

今回の「うららか広場」のテーマの一つとして”食”があり、

生徒の提案から酪農に関するもの

「牛乳ができるまで」をテーマとして製作を進めています。

そして今回は初めて、熊谷農業高校 生物生産技術科に協力いただき、

工業×農業のコラボで製作しています。

また、熊農の牛乳が加工されている埼北酪農業協同組合 様にもご協力いただいています。

 

6月5日(水)に乳牛の飼育をしている熊谷農業高校にお邪魔して撮影してきました!!

まずは360度カメラを組み立て・・・・

 

 VRを体験する人に楽しんでいただける映像を撮影するため、

様々な場所で撮影します。

上下左右360度撮影できる特殊なカメラを使用するため、

近くにいた子牛も興味津々で見つめてます。

 

撮影終了後には熊農の牛乳・たまごでつくられた

「くまのうあいす」をごちそうになり、

 生徒からは思わず「うまっ!」という声も聞かれました。

 

今回の撮影を通し、普段なじみのある工業だけではなく、

農業高校の面白さや凄さにも生徒は気づかされていました。

 

熊谷農業高校のみなさん!ありがとうございました!

 

 

次回は編集の様子をお届けします!

【情報技術科】ワクワクEXPO with 第19回食育推進全国大会に出展しました

情報技術科では、6月1日(土)・2日(日)に大阪市南港で行われた

「ワクワクEXPO with 第19回食育推進全国大会」に出展してきました。

 

出展の内容は、2022・2023年度に、

十文字学園女子大学・東大阪短期大学部と協働で製作した「食育3Dパズル」を展示・体験してもらうものです。

この取り組みは、管理栄養士をめざす十文字学園女子大学の学生さんが、

幼稚園児や保育園児を対象とし、

食べ物の栄養素「体をつくる:赤」「体調を整える:緑」「エネルギーになる:黄」

を遊びながら学べる玩具を企画。

本校の生徒が、設計・3Dデータを作成し、

3Dプリンタやレーザー加工機を使用して玩具を作り上げるものです。

完成した玩具は2023年度末に、東大阪短期大学部に協力をいただき、

実際に園児に触ってもらい、保育士の方からも意見を頂くなど、

PDCAサイクルを回す取り組みを行っていました。

今回はその玩具をより多くの人に紹介・体験してもらおうと、

食育のプロの皆さんが多く出展する大会に、

十文字学園女子大学・東大阪短期大学部と共同で出展させていただきました。

 

2日間で400名を超える子ども、時には大人にもパズルを体験していただき、

「面白い」という意見や「売ってないの?」というコメントもいただきました。

また、台湾から視察に来ていた方からも

「楽しく遊びながら学べて良い。日本の工業高校生はすごい!」という

コメントまでいただけました。

 

今回は遠方での出展、開発に携わった生徒は卒業してしまったため、

生徒の同行は叶いませんでしたが、

今後も生徒には、授業を通して様々な場面で活躍してもらいたいと思います!

令和6年度生徒総会【生徒会指導部】

 本日6限、生徒総会が行われました。総会では昨年度活動報告・決算報告、今年度活動計画・予算案がそれぞれ審議され、各クラスの代表者からの質疑応答を経て、無事に承認されました。その後、各委員会の委員長から今年度の委員会目標と抱負、さらに、各クラスのHR委員長からクラス目標とクラスの状況などの報告がありました。

 体育祭実行委員長からの連絡では応援団長が紹介され、約2週間後に迫った体育祭に向けて各ブロックの応援団長から熱い意気込みが語られました(5人ともマイクを通さず地声で語り、さすが応援団長!といった堂々たる姿でした)。

 昨年度は雨天中止となってしまった体育祭ですが、生徒会本部・体育祭実行委員三役を中心にいよいよ来週から本格的に準備を開始します。平年より遅いと予想されている今年の梅雨入りですが、無事に開催されることを願います。

開会宣言

生徒会長挨拶

生徒の様子

体育祭実行委員長より

後方に並ぶ応援団長

さいたま桜高等学園 音楽部との交流 ~U-techコーラス部~

新1年生のいないコーラス部。

「歌は大人数で歌った方が楽しいよね!」ということで、

近隣のさいたま桜高等学園の音楽部のみなさんと一緒に歌いたい!!と

今年度第1回目の交流に行ってきました。

 ~はじめは、お互いの活動報告~


        このあたりはまだ緊張していました。 

 ~そして一緒に「風になりたい」を歌い、

(さいたま桜のみなさんが様々な楽器を交え、盛り上げてくれました)

  初めての交流なのでお互いの緊張をほぐすために、

                    イスとりゲーム!!~

         

    先生のピアノにあわせ、みんなノリノリです☆

    だんだんと減っていくイス・・・熾烈な戦いの末、

    勝者決定! 互いの健闘をたたえます。

    

とても楽しい時間でした!!

さいたま桜高等学園の音楽部のみなさん、ありがとうございました!!

この後は、第2回の交流で一緒に歌う曲を決め、それぞれの学校で練習を重ねます。次の交流も楽しみです。

【2学年】遠足(羽田空港→横浜)

令和6年5月24日(金)に2学年遠足を実施しました。

今回の遠足の目的は、羽田空港にて修学旅行に向けた集合練習を行うこと、そして横浜市内にて団体行動を通じてコミュニケーション能力を育むことでした。

 

羽田空港の第二ターミナルは様々な学校や一般の旅行客でごった返しており、迷子になる生徒も出てくるかと思われましたが、特に問題が起きることもなく予定通り集合練習は完了しました。

 

横浜市内では事前学習にて各班で考えたルートを辿り、それぞれ違った形で楽しんでいました。当日は気温も高く熱中症なども心配されましたが、熱中症も含めて怪我や事故もなく無事に遠足の全行程を終えることができました。

 

〇事前指導の様子

 

〇遠足の最後に撮影したクラス写真

(上から順番にMA, MB, EA, SA, IA クラス)

 

 

 

3年生遠足 東京ディズニーランド 

中間考査も終わり、先週はディズニーランド遠足に行きました。

その2週間前から遠足係が東京ディズニーランドの事前調べをしてくれて、掲示板には

 「フォトスポット」「ディズニー建築の工夫」

「アトラクションが苦手な人が楽しめるスポット」

「お土産ランキング」

 様々なテーマの掲示がされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年生は進路決定に向けて調べたり見学に行ったり、また、部活動も最後の大会にむけて頑張ったりと、忙しい毎日です。

遠足をみんなが楽しめたようで、よかったです☆

   

 

 

授業の様子【地歴公民科】

 本日は3年生の地理総合の授業を紹介します。地理総合では、教科書の音読、その単元の内容に関連するレポート作成、レポートの発表という流れで授業をしています。基礎的な知識を習得するためのプリントは各自の端末を使ってGoogleフォームから提出するため、レポートが終わった後に授業中に取り組む生徒もいれば、自宅から提出する生徒もいます。

 本日は「グローバル化と多様な結びつき」という単元を扱い、ファストファッションの闇について調べ、まとめるというお題のレポートでした。画像を提示しながら発表したり、身振り手振りを交えて発表するなど、相手に伝えるための工夫も見られるようになってきました。

音読の様子

授業中の取り組み

発表の様子①

発表の様子②

【生徒の感想】

「服を1枚作るだけでも、過酷な労働や、ものすごい環境汚染問題などが起きていることを知ることができた。」

「今日は、私たちが普段着ているファストファッションの多数の問題点を知ってちょっと考えさせられるレポートでした。普段なにも考えずに着ていた服にそんな事があるのを知って衝撃でした。」

「自分が買っている洋服の裏側には人権問題や環境問題などいろいろな問題がある事がわかったので、できるだけリユースして少しでも役に立っていきたいと思いました。」

「今回のレポートでは、ファストファッションという言葉が出て来て僕は初めて聞いた言葉でした。そのことについて調べていくと知っていることは沢山ありましたが、一般的に着られている洋服が原因なんだなと思いました。ファストファッションの問題点を改善したいですが、僕にできることは少ないので出来ることを意識してやっていこうと思いました。」

 

 浦和工業の地歴公民科ではICTを活用するなどして「誰一人取り残さない学び」を目指しています。また、授業中の生徒の取り組みは多様で、「個別最適な学び」を保障する授業づくりにも挑戦中です。今後も機会がありましたら授業の様子を紹介していきます。

令和6年度 離任式

令和6年4月26日(金)に、この浦和工業高校を転出された先生方をお迎えして、離任式を開催しました。
お忙しい中、機械科:大倉先生 体育科:若林先生 数学科:板庇先生 機械科:松崎先生 情報技術科:山口先生 設備システム科:石川先生 情報技術科:笹原先生がお越しくださいました。

~次第~
 ・開会の言葉
 ・校長挨拶及び離任者紹介
 ・離任者挨拶
 ・生徒会より記念品贈呈
 ・校歌斉唱
 ・閉会の言葉
 ・離任者退場


離任式の様子


校長挨拶及び離任者紹介



大倉先生

若林先生

板庇先生

松崎先生

山口先生

石川先生

笹原先生



生徒会から記念品贈呈



離任者退場


令和6年度 着任式・1学期始業式

令和6年4月8日(月)に着任式と1学期始業式が行われました。

 ~次第~
 着任式
  ・開会の言葉
  ・新転任者紹介
  ・新転任者代表あいさつ

 1学期始業式
  ・校長講話
    ※下記に講話内容を全文で掲載
  ・生徒指導部より
  ・生徒会より
  ・校歌斉唱
  ・閉会の言葉

 諸連絡
  ・担任団、分掌主任紹介

~着任式の様子~


新転任者紹介


新転任者代表挨拶
三野輪教頭

 

~始業式の様子~


校長講話

生徒指導部より

生徒会より

校歌斉唱

担任団・分掌主任紹介

全体の様子


~校長講話(原文)~

 皆さん、おはようございます。新しい年度となりました。

 2年生、3年生での始業式となります。新入生がいないので寂しい気持ちもありますが、学校を今以上に盛り上げていきましょう。皆さんには学校外の活動に参加してください。ボランティアや地域の活動、イベントなどに参加し、学校の存在感を地域に示してください。私は皆さんの頑張りを精一杯支援したいと考えています。
 私は桜の花を見ることが好きですが、皆さんはいかがですか?桜の花には、その時の皆さんが置かれた状況と重ね合わせ、より想いが強くなります。
 桜の花は、寒く厳しい冬を乗り越えた先の春に咲きます。春を待ちわびる気持ち、卒業や入学で、別れの切なさや出会いの嬉しさや不安などの複雑な気持ち、一気に咲き散ってしまう、わび・さび。満開の中の花散らしの雨や風、日本人の心を象徴する花のような気がします。
 そんな桜の花ですが、特に今年はいつもと違う感じがしませんか?ご存じのとおり、今年の冬は暖冬でした。一般的には、2月1 日以降、一日の平均気温の合計が400 度を超えて開花すると言われています。記録的な暖冬の冬でしたから、とっくに満開になり葉桜となっている時期です。
 よく目にする桜は、染井吉野という種類で、元は一本の木から接ぎ木され広がったとされています。そのため、開花の時期が地域ごとに同じことから、桜前線としての季節の移り変わりを示すとともに日本列島を北上することが特徴です。 
 桜前線は、3 月下旬に頃関東地方、4 月下旬に北東北、5月の初めに北海道に上陸し、約2カ月かけて日本列島を北上します。
 今年の東京の開花は3 月29 日、九州地方とほぼ同時期です。4月2 日には仙台で開花しました。九州の開花も仙台の開花も時期に大きな違いがありません。
 なぜ、そんなことが起きるのでしょうか?桜の花芽は前の年の夏に作られます。冬の寒い気温から、2月以降、気温が高まった段階で休眠から目覚める仕組みとなっています。今年の冬は記録的な暖冬であったため、冬の休眠から目覚めるスイッチ(休眠打破)がうまく機能しなかったことによるものです。桜前線、五分咲き、満開という言葉もなくなるかもしれません。自然の摂理を考えると面白いです。
 技術者の使命は、社会の課題を技術で解決することです。身の回りのなぜだろう、なんだろうが、解決のヒントになります。困りごとも社会の仕組みを変えるチャンスが隠れていると考えてください。
 最後に毎年話していることで恐縮ですが、皆さんにお願いです。人を傷つけるような発言やSNS への投稿、いじめの問題についてです。
 生徒指導部を中心として、SNS の適正な使用やスマートフォンの適切な利用について講習会や呼びかけを行っています。しかしながら、SNS によるトラブルが後を絶ちません。SNS を使わないようにしてくださいとは言いませんが、投稿する際に相手の気持ちを想像できるようにしてください。楽しい話題や励ます話題であれば、お互いの気持ちを高めることができます。もちろん、リアルな場面においても暴力や人を傷つけるような言動はやってはいけません。
 いじめについても同様です。いじめについては、される側はもちろんですが、いじめる側も心の傷になることがあります。黙って見過ごすことも、いじめに加担したことになります。「やめようよ」と言える勇気を持ってください。
 さて、今日から新年度がスタートします。皆さんは目標ができましたか? 3年生の皆さんはこれから進路ですね。2年生の皆さんは様々なことにチャレンジし充実した高校生活にしてください。
 これからの皆さんの頑張りに期待し私からの講話とします。

 

令和5年度 3学期終業式・表彰式

令和5年度 3学期終業式・表彰式が令和6年3月22日(金)に行われました。

~次第~
 ・校長講話
  ※下記に講話内容を全文で掲載
 ・生徒指導部より
 ・生徒会会長より
 ・表彰
 ・校歌斉唱

終業式・表彰の様子


校長講話

生徒指導部より

生徒会会長より

校歌斉唱

 
スポーツ大会結果
  サッカー     学校優勝:S2A
  女子卓球     学校優勝:M1B
  バスケットボール 1年:M1B 2年:M2B
  ドッジボール   1年:S1A  2年:I2A


表彰(スポーツ大会)




~校長講話~

  本年度も今日が最後の日となりました。
4月になると皆さんは一つ上の学年に進級します。
この年度を振り返り、うまくいったこと、いかなかったこと、努力したこと、足らなかったこと、もう一度考え来年度に活かしてください。
 残念ではありますが、来年度4月に入学する新入生はいません。学校に在籍する生徒数も減りますが、行事等の運営も厳しくなることもありますが、みんなで力を合わせて頑張りましょう。今こそ、地域の方々にも学校の存在感を示すようにしましょう。
 今、新校を作るにあたり、先生方が知恵を出し合いながら、素晴らしい学校になるよう頑張って計画しています。是非応援してください。
 今日お話しする内容は、多様性と寛容についてです。
先日、人権講話で、性の多様性について、篠崎すえ様に御講演をいただきました。
もちろん、性の多様性という切り口でお話しされていましたが、色々な意味で奥深さを感じました。
人間は知性を持っていますが、もちろん生物です。人類は多様性を受け入れることよって、現在まで生き延びることができました。
生物も様々な環境の中でも生き延びることができたのは、それぞれの環境に適応するための遺伝子がつながってきたからです。
 例えば、特定の病気に強い遺伝子を取り込むことにより、その病気に強くなります。しかし、他の病気にかかった時、生き延びることが厳しくなります。だから、多様な遺伝子を取り入れることによって、種を維持することができるようになります。
 私たちは知的に活動する生物です。文化や文明の中で、特定の考え方が強く影響することがあります。その時、置き去りにされてしまいがちになるのは、マイノリティ、いわゆる少数派の存在です。
 先日の篠崎先生の話ではこのことについて、気づき、深く考える機会となりました。私たちの一定の価値観や考え方が、先入観となり、時には正しい判断できないことがあります。
篠崎先生の初めの質問で、手術を行った名医であるというだけで、男性と決めつけてしまったりします。発想に柔軟性を持たせることにより、女性医師という考えにもなります。
 私たちは、このような先入観や偏見などをなくし、共に生きやすい社会を創造することが大切であると思います。
その時、重要となることは寛容性です。残念なことに世界では不寛容な動きにあります。相手の考え方が気に入らないと言って、暴力や武力に及ぶこともあります。
当然、それぞれの立場や考え方が違えば対立することがあります。その時は話し合い、相手の立場や考え方を認めた上で、許せる勇気を持つことです。
 21世紀のキーワードは、私は多様性と寛容であると考えます。日本の国民性は、強い主張はしませんが、寛容さが文化の中に比較的根付いていると考えます。それは宗教であったり習慣であったり。その意味でも国際社会の中で、日本の果たす役割は大きいと考えます。
 生徒会は皆さんの自治的な組織です。生徒会の皆さんは、皆さんの代表者です。皆さん自身でより良い学校にしましょう。
時代や社会が変われば、学校文化も変わります。変わることは決して悪いことではありません。学校を良くしたと思えは、皆さん自身で考え行動しましょう。
 皆さん一人ひとりは世界から見れば、確かに小さい、社会をより良くしたいと立ち上がれば、世界を変えることもできます。皆さんは、その可能性のある大切な存在です。
 明日から春休みです。来年度に向けて目標を決め、それに向けて準備してください。
今度皆さんが顔を合わせるのは始業式です。毎日規則正しい生活を送り新年度、元気で登校してください
私からの話は以上です。

3学期スポーツ大会【生徒会指導部】

 3学期スポーツ大会を行いました。昨日今日の2日間でバスケットボール、ドッジボール、サッカー、女子卓球の合計4競技を行いました。今回は学年を超えた対戦も行われ、各会場で熱戦が繰り広げられました。教員チームとの対戦では校長先生も飛び入り参加し、盛り上がりを見せていました。今年度の生徒会主催の学校行事はこのスポーツ大会が最後になります。第64期生徒会本部は年度をまたいで4月以降も引き続き活動します。新年度も浦和工業をさらに盛り上げていけるよう活動して参ります。

令和5年度 第61回卒業証書授与式

和かい日差しが新しい春の訪れを感じる、この佳き日に、「令和5年度 第61回卒業証書授与式」が3月9日(土)に挙行されました。

教職員一同、それぞれの道でのご活躍をお祈りしています。
ご卒業おめでとうございます。

 

3学年団の先生方


 

校長式辞

和かい日差しが新しい春の訪れを感じる、この佳き日、御来賓並びに保護者の皆様の御臨席の下、令和五年度 埼玉県立浦和工業高等学校 第六十一回卒業証書授与式が挙行できますことは、卒業生はもとより、教職員にとりましても大きな喜びでもあります。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
 皆さんは、入学以来、努力を積み重ね、本校の所定の教育課程を修了し、めでたく今日を迎えました。
保護者の皆さまにおかれましては、心よりお祝い申し上げますとともに、この日までの十八年間の、さまざまなご努力と感動が想い出されることと拝察いたします。
 さて、皆さんは、これから始まる社会生活に希望と不安を抱いていると思います。これからは自分で判断し、道を切り開くことが多くなります。また、成人年齢が十八歳となり、ここにいるすべての卒業生の皆さんは成人となりました。改めて御成人おめでとうございます。
 皆さんが入学した頃は、新型コロナウイルスが蔓延し、感染の波が何度も繰り返されました。終わりの見えない長いトンネルの中を手探りの状態でした。しかし、令和五年五月より、感染上の位置づけが五類へと移行し、かつての日常が少しずつ戻ってきました。かくも多くの保護者の皆様や在校生に見守られながら、この日を迎えることができるのも、校長としてもこの上ない喜びでございます。
 アメリカの巨大IT企業、アップル社の創設者であるスティーブ・ジョブズ氏の言葉で、「ステイハングリー、ステイフーリッシュ」という有名な言葉があります。これは、スタンフォード大学の卒業式でのスピーチでの言葉です。
一般的には、「ハングリーであれ、愚かであれ」と訳され広まっています。この言葉から想像される内容は「貪欲になんでもやりなさい 無知であることに気づき学びなさい」となります。
 しかし、私は先ほど申し上げた、単純なものではないと感じています。このことを読み解くには、このスピーチの中で自身が経験した話の中から見えてきます。
ジョブズ氏は、誰もがうらやむようなIT産業の成功者であると思われています。しかし、彼の一生は、失敗や挫折の連続でした。
 一時、アップルを追われることにもなりましたが、これをも肯定的に捉えています。アップルから離れている間、ピクサーとの出会いは、今のアップルの礎を築くことになりました。失うことによって、それ以上のものを得たと捉えています。
癌を発病して亡くなるまでの間は時間の大切さを意識していました。ちょうどそのころ、スタンフォード大学の卒業式でのスピーチとなりました。
私は、このスピーチを締めくくる、「ステイハングリー、ステイフーリッシュ」の言葉の奥には、私は「歩みを止めるな、前に進め」と捉えます。この捉え方は人によって様々であると思います。
 私が、皆さんに伝えたいことは、物事の本質を見極める目を持ってほしいということです。現在は様々な情報にあふれています。偽りの情報をあたかも本物のように見せることも可能です。表面からは見えない真実を想像する力を持ってください。
 皆さんの中にも将来会社を経営する人もいると思います。未来の社会想像する力、社会の変化を敏感に感じとる力を伸ばしてください。
皆さんもこれから先、様々な困難に直面するかもしれません。あきらめず乗り越え、やりがいや喜びに変えてください。数々の試練が人生を豊かにします。辛いこと、嬉しいこと、苦しいこと、楽しいことがあってこそ人生。人生により深みを増すものと考えます。
 結びに、卒業生の皆さんがこれからも元気で、その行く先に幸多きことを、心よりお祈りし、式辞といたします。

令和六年三月九日

       埼玉県立浦和工業高等学校長 堀口 真史

 
 

たくさんの祝電・祝詞ありがとうございました。 

【浦和レッドダイヤモンズ】卒業お祝いメッセージ

このたびは、生徒の皆さんのご卒業誠におめでとうございます。心よりお祝い申しあげます。今年も引き続き、子どもたちへ「浦和レッズ」から卒業お祝いメッセージを受け取っていただけたら幸いです。

動画は、下記URLからご視聴ください。
https://youtu.be/fpn8_LtVBFg

末筆ながら、この取り組みは以前より、コロナ禍で卒業式もままならず様々な学校行事が制限されてきた「ホームタウン:さいたま市の子どもたちへ ”思い出のひとつ” に加えてもらえたらと想いスタートしました。

さいたまマラソンボランティア【生徒会指導部・硬式野球部】

 2月12日(火)に開催されたさいたまマラソンのボランティアとして、64期生徒会本部、硬式野球部、その他有志生徒2名で活動を行ってきました。8kmの部のゴール地点となった駒場運動公園でコース誘導や手荷物返却などの活動を行いました。応援する・サポートする側が勇気やパワーをもらうという経験を身をもってすることができたと同時に、何かに一生懸命取り組むことの尊さを学ぶことができました。

 このような貴重な機会を下さった主催者の皆様、そしてランナーの皆様、ありがとうございました。

令和5年度 浦工生徒研究発表会

2月9日(金)5~6限 体育館にて、1,2年生に向けて浦工生徒研究発表会が行われました。
発表テーマは下記の通りで、各学科の3年生たちによる発表でした。

【発表テーマ名プログラム】
 1.十文字プラスワンプロジェクト(情報技術科)
 2.キーブレードの製作(機械科)
 3.乾電池の研究(電気科)
 4.防音設備についての研究(設備システム科)
 5.遠隔操作技術を用いたアームロボットの製作(情報技術科)

 

校長挨拶 司会者(2年生)

十文字プラスワンプロジェクト



キーブレードの製作



乾電池の研究



防音設備についての研究



遠隔操作技術を用いたアームロボット製作



講評 後援会会長 水島様
 

除雪トレーニング【硬式野球部】

 本日は朝練(ウェイトトレーニング)のメニューを変更して雪かきを行いました(安全に登校できると判断したメンバーのみ参加)。最初は昇降口付近、通学してくる生徒のために正門を出て近隣の歩道まで約1時間ほど汗を流しました。通行される方々や近隣で雪かきをしていた方々から「ありがとう」「ご苦労様」という声をかけて頂き、とても励みになりました。そういった何気ない言葉のやりとりに、人と人とのふれあいやつながりの大切さを実感するとても良い機会になりました。

※前後左右の安全を確認して作業を行いました。

修学旅行4日目

 

 

修学旅行4日目、最終日です。

本日は大阪難波道頓堀にて班別行動を行いました。

修学旅行最後の自由行動では、各班で事前に調べていた大阪の名物を楽しんだり文化に触れることができたようです。

その後はトラブルもなく、新大阪駅から新幹線で東京駅まで帰ってきました。

この4日間、生徒たちに学校の外での学びを楽しんでもらえたなら幸いです。

4日間お疲れさまでした。

修学旅行3日目

 

 

修学旅行3日目

本日はユニバーサルスタジオジャパンにて、体験活動を行いました。

班ごとに自由行動でパーク内を巡り、交友関係を深めることができました。


明日はいよいよ最終日。大阪難波道頓堀にて班別行動を行います。

17:27に無事東京駅へたどり着けるよう、最後まで気を引き締めて団体行動をとっていきたいと思います。

 

2学年修学旅行1日目

東京駅集合 広島ボランティアガイド

     東京駅集合           平和記念公園

 

本日、2学年は広島・大阪方面の修学旅行に出発しました。

東京駅に8:50に集合し、新幹線で広島へ向かいました。
朝はおおむね時間通りに行動でき、順調に平和記念公園に到着。
広島平和記念資料館を班別で見学したのち、ボランティアガイドさんの案内のもと、平和記念公園内を巡りました。
戦争の悲惨さや残酷さを知り、平和記念公園の成り立ちや現在の平和活動について学ぶことができました。


明日は宮島、マツダミュージアムを訪れる予定です。

 

 

R5年度機械科3年生課題研究発表会

 1月22日(月)1、2、3時間目に本校、視聴覚室にて『機械科3年生課題研究発表会』を実施しました。3年生と来年度課題研究を行う2年生は視聴覚室にて、目の前で3年生の発表を見学しました。

 各テーマを選択し、今まで学んだことを活かし1年間を通し製作、研究を行ってきました。その成果をまとめ、集大成となるのがこの発表会です。連日、遅くまで発表の準備をし、作品を仕上げたりと、年が明けてからも発表に向けてコツコツと準備を進めてきました。

テーマは以下の8つです。

①Mechaninal Working

②フィギュア製作

③ロートアイアン

④CAD/CAM

⑤オートバイくメンテナンス

⑥板金・溶接

⑦木工玩具作り

⑧楽器製作班

各班、堂々と発表していました。この経験を活かして、大きく成長してください。

 


 
 

令和5年度 3学期始業式

令和5年度 第3学期 始業式が1月9日(火)に行われました。

◇ 次第 ◇
 ・校長講話
   ※下記に講話内容を全文で掲載
 ・教務部主任講話
 ・生徒指導部主任講話
 ・進路指導部主任講話
 ・生徒会会長より

◇終業式の様子 ◇

校長講話

教務主任講話

生徒指導部主任

進路指導部主任

生徒会会長より

 

 ▼ 校長講話 ▼
 みなさん、明けましておめでとうございます。
今日から学校が始まりますね。
年末年始は少しゆっくりできましたか。
正月も7日までが「松の内」と呼ばれ、一般的には正月飾りを飾ります。今日は9日なので正月飾りも外し、正月気分ももう終わりかと思います。また、多少運動不足であるので積極的に体を動かす機会を持ちたいと思っています。
 新たな年を迎えるといいますが、時間は連続しています。しかし、時間に区切りをつけ、始めと終わりとしています。年が改まることは、1年間を振り返り、新たな目標を考える良い機会になると思います。
 人間以外の生物には、成長による変化はあっても、時間を区切りながら、新しくするという概念はありません。人間の進化や文化の中で作り上げたものかと思います。
 今日は、2つお話しします。
 1つ目ですが、年の初めですので、私の希望についてお話ししたいと思っています。
私は、皆さんに充実した高校生活を送ってほしいと考えています。私自身、高校の教員を目指したのも、高校時代とても充実していたからです。ですので、皆さんが活躍している姿を見ることができることは、私にとっても喜びでもあります。
私の願いとして、この中からも教員を目指したいと思う人が一人でも多く出てほしいと思っています。
充実した高校生活を送るためには、皆さんがお互いを気遣い、お互いを大切にする気持ちを持つことが重要です。時折、対立することもあります。しかし、相手の立場を自分に置き換えて考えるとわかることがあります。
 インターネットを見ると、人を攻撃したり、傷つけるような言葉であふれています。たいへん残念に思います。
世界を見ると今でも戦争や紛争が続いています。社会全体が、寛容さを失いつつあることを感じています。
私たちが社会を変えるには、自分ができる、身近なところから変えることです。気に入らないといって暴力を振るうことはもちろんですが、人の心を傷つけるような言動を見つけたら、「止めようよ」と言える勇気です。
自分の言葉で相手に「止めてください」と言えない場合は、身近な先生に相談してください。学校全体で、暴力やいじめを許さない機運を高めてください。
 人間はこれまでも多くの課題に対して知恵を使って解決してきました。社会は少しずつ良くなっていると思います。皆さんの考えが社会に広まれば、必ず社会は変わります。まずは、自分のできることを取り組んでください。
学校から暴力やいじめがなくなり、誰もが安心して充実した高校生活を送れるよう皆さん自身で考え学校を創ってください。
 2つ目です。1月1日、能登半島を中心とした大規模な地震に見まわれました。多くの犠牲者と震災による家屋の倒壊がありました。亡くなられた方々への哀悼の意を表すと同時に、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 ちょうど10年前、私が中学校に勤務しているころ、修学旅行の引率で能登半島へ行きました。修学旅行では能登半島の先端の珠洲市に民泊し、漁業や塩づくり、漆塗り、農業などの地域の産業を体験しました。
地方の高齢化が進む中、生徒を自分たちの孫のように歓迎し、温かく迎えてくれました。能登の人々との交流、豊かで美しい自然を体験し、今でも心に残る修学旅行となりました。
 今、ニュースなどで次々に災害の情報が伝わってきます。そのたびに、優しくしてくれた珠洲市長さんはじめ、珠洲の人々のことを思うと苦しい気持ちになります。
 防災訓練の時にも話しましたが、日本列島は地質学的に4つのプレートがぶつかりあう境界線上にあります。地震が多いのも、地殻変動が激しいからです。そのため、日ごろから防災に対する意識や対策が必要となります。
 自然災害の多い日本では、被災された方々への支援が大切になります。日本には「お互い様」という美しい文化があります。
支援は、募金やボランティアなど、目に見えた形での支援だけではありません。大切な家族を亡くされた方々の気持ちを考えたり、被災された人々の痛みを理解しようとすることが支援に繋がると思います。皆さんには自分の事として捉え、災害への関心を持ってください。
一刻も早く、能登の人々の日常が戻ることを祈っています。
 いよいよ2024年、令和6年がスタートしました。みなさんにとって素晴らしい年となることを祈っています。
 私からの話は以上です。

令和5年度 第2学期終業式

令和5年度 第2学期 終業式が12月22日(金)に行われました。

             ◇ 次第 ◇
 ・校長講話
   ※下記に講話内容を全文で掲載
 ・生徒指導部主任講話
   〇 自転車事故について
   〇 学校のルール、学校生活について
    ・頭髪、服装、遅刻、人との関わり方についてなど
 ・生徒会会長より
   〇 新会長の挨拶
 ・生徒表彰
   〇 資格検定等(技能検定、プログラムコンテスト、高校野球奨励賞)
   〇 マラソン大会入賞
   〇 スポーツ大会入賞 

◇終業式の様子 ◇

校長講話

生徒指導部主任

生徒会長挨拶

表彰(技能検定等)

表彰(マラソン大会)

表彰(スポーツ大会)

 

▼ 校長講話 ▼

 皆さん、おはようございます。
早いもので、2学期も今日までとなりました。今年もあと残りわずかです。1年を振り返りうまくいったこと、いかなかったことを考えてみてはいかがでしょうか。
 宇宙が誕生したのは、およそ137億年前といわれています。なにもないところにビッグバーンという大きな爆発により急激に膨張しました。地球が誕生したのは今から46億年前です。バクテリアのような生物が誕生したのも約38億年前です。5億4000万年前からのカンブリア紀に生物は目覚ましく進化を遂げました。これまでも、地球環境の変化により生物は絶滅と進化を繰り返してきました。
 人類のもととなる猿人が登場したのは今から500万年前といわれています。今の人間に近い原人は20万年前に登場しました。人間の特徴は、道具を使い、他の生物に比べ考えるための脳が発達していることです。古代文明が登場したのも約5000年前からです。
 産業革命がおこったのは今から250年ぐらい前です。
 産業革命以降、大量に物資が生産され生活が大きく変化しました。
100年前までは、人間の寿命は50年程度でした。それまでは、50年ぐらいの寿命の中で、生活様式や日常の暮らし方が大きく変わることはありませんでした。しかし、私が過ごしてきた60年の間に生活が大きく変化しました。生活を便利にしてくれるものが、次から次へと登場しました。
 小学生の頃、将来の社会を、絵で描いた記憶があります。高層ビルの間を縫うように、自動運転の不思議な電車が走り、空飛ぶ自動車が飛び、野菜は工場で作っていました。人々はテレビ電話を持ちながら、離れた人と話をしていました。その時思い描いた風景は、よく考えれば、お台場を自動運転で走る「ゆりかもめ」だったり、人を乗せるドローンであったり、野菜などもLEDライトを使い、工場で栽培しています。ビデオ通話も普通に使っています。今、都内に行けば未来的な高層ビルがたくさん建っています。子供の頃、実現することは難しいと考えながら描いた「夢」が本当に実現していることに気づきました。
 これから一体どんな社会になるでしょう。
 私は、長い地球の歴史から考えると、この100年という一瞬は、爆発的な時代であると考えます。人々が、生活の変化を目に見えて感じることが多くなりました。しかし、便利になることが人類の幸せであるとは思いません。一度立ち止まり考えることが必要かと思います。
 今、話題となっていることはAIです。人間にとって代わるといわれている頭脳です。コンピュータが急速に発達することによって実現しました。AIの活用により、今まで人間でしたできなかった事が可能としました。AI自身が学習し、さらに進歩するまで言われています。産業革命の後の21世紀は情報革命といわれています。一瞬の判断で莫大な富を生むともいわれています。逆もあります。そうなると重大な判断なども、AIにとって代わる社会になるかもしれません。技術の進歩が、逆に不幸を招くことになっては全く意味をなしません。エンジニアとしての目標は、社会の課題を技術で解決することです。
 技術の進歩はとても素晴らしいことです。しかし、技術の進歩が人を苦しめることがあってはなりません。これからの皆さんに求められることは、本質を見極めることのできる目であると考えます。それには、技術以上に倫理観が必要となります。皆さんにはその素養を身に着けてもらいたいです。
 強いものが弱いものを倒すことは正義ではありません。私は強いものは弱いものを助けることこそが本当の正義であると考えます。
 技術の進歩により、世界中の争い、差別、格差や貧困から解放され、人々が幸せを送れるような社会を目指してください。
 なごり惜しいですが今年も残りわずかです。
 明日から冬休みですね。寒い日が続きます。体を大切に。
 皆さんにとって令和6年が素晴らしい年となるよう祈っています。良い年をお迎えください。
 私からの話は以上です。

自転車安全運転推進講習会伝達講習会【生徒会指導部】

 本日は令和5年度高校生の自転車安全運転推進講習会伝達講習会が行われ、8月に実施された地区別講習会に参加した生徒会本部役員2名が講習の内容を全校生徒に伝達しました。当日撮影したスタントパーソンによる事故再現の映像を交えたり、全校生徒に自転車の利用状況やヘルメットの着用状況を尋ねたり、近年見かけることが増えた電動キックボードの利用に関する改正道路交通法に言及するなど、本日の伝達に向けて入念な準備とシミュレーションを重ねて臨んだ甲斐もあり、多くの生徒が興味を持って聴いてくれました。12月は1年間を通して最も交通事故が多くなると言われています。在校生の皆さんは今日の講習の内容を忘れずに安全運転で年末年始を過ごしましょう。

伝達会の様子

2学期スポーツ大会【生徒会指導部】

 本日、2学期スポーツ大会が行われました。当初2日間かけての開催予定でしたが、インフルエンザによる学級閉鎖等の関係で、試合時間を短縮し1日で全対戦を行いました。また、開閉会式を競技ごとに分散して行うなど、感染対策に留意して開催しました。6月の体育祭が雨で中止となり、今年度最初のクラス対抗の体育系行事ということもあり、各会場で白熱した戦いが繰り広げられました。なお、このスポーツ大会の運営が第64期生徒会役員のデビュー戦となりました。慣れない部分も多い中で、しっかりと運営してくれました。審判として運営に協力してくれたサッカー部、バスケットボール部のみなさんもありがとうございました。

第64期生徒会役員選挙【生徒会指導部】

 本日、第64期生徒会役員選挙が行われました。投票前には体育館で立会演説会を行い、立候補者・応援者による投票前最後のアピールがありました。それぞれ、浦和工業への思い、生徒会活動への思いが詰まった立派な演説でした。多くの生徒がその演説に耳を傾け、熟慮の末に投票を行ってくれたと思います。今回は、2つの役職で立候補者が定数を上回る決選投票となりました。勇気ある立候補に敬意を表したいと思います。

 選挙管理委員会による開票作業が行われ、結果は明日公示されます。期末試験を挟み、12月に行われるスポーツ大会に向けていよいよ第64期生徒会が始動します。

立会演説会の様子

【設備システム科】工場見学を行いました

令和5年11月28日(火)に備システム科1年生を対象に工場見学を実施しました。この工場見学は、彩の国工場振興協議会の「彩の国工場」魅力発信事業の支援によるものです。本見学会に係るバス代の一部を補助をしていただきました。

 ①株式会社 藤島建設 生産管理センターを見学しました。

ここでは、木造建築における断熱材の生産や大型機械を使った木材加工(プレカット)などを主に行っています。生徒は、「建物を形にする」ための様々な工程に対して、興味関心を持っている様子でした。

 

 

②株式会社 長谷川製作所を見学しました。

ここでは、建築物における照明器具の製造・販売を主に行っています。生徒は、「丁寧な手作業」を見て、照明器具の一つひとつに込められた思いのような「ものづくりの心」に触れることができました。

 

 

この見学会では、日頃の授業で学んでいる部分も見受けられました。今後の学習活動に生かしていきたいと思います。また、私たちの暮らしを支えている「ものづくり」を目の当たりにして、職業観を身に付けることができました。

見学させていただいた工場の皆さま、ありがとうございました。

【設備システム科】科学ものづくり教室に参加しました

令和5年11月26日(日)に川口市立科学館で開催された「科学ものづくり教室」に設備システム科の生徒3名が参加しました。

この講座では、地域の小学生を対象に「木工 スライド式ブックスタンド」の製作を行います。

今回は、同地区の工業高校と連携を取り合い実施にあたりました。

埼玉県立大宮工業高等学校建築研究部がメインで進行し、その補助を本校生徒が行います。

実施にあたっては、事前に大宮工業高校で打合せも行い、実際の作品を製作させていただきました。

学校は違いますが、お互いの学校の様子や授業の話をしたり、実りある貴重な経験となりました。

当日は、初めて「のこぎり」や「げんのう」といった工具を使う児童も多かったようですが、完成にむけて一生懸命にサポートできました。

本校生徒も、参加された児童が完成したときの達成感を共に感じたり、日頃の学びを地域に還元できた喜びを感じている様子が見られました。

ご参加された方々をはじめ、川口市立科学館の皆さま、大宮工業高校の皆さま、ありがとうございました。

 

 ≪事前打合せの様子@大宮工業高校≫

 

≪当日の様子@川口市立科学館≫

 

第64期生徒会役員選挙【生徒会指導部】

 11月30日(木)に行われる第64期生徒会役員選挙の立候補受付期間が終了し、12名の立候補者が公示されました。2階昇降口にある生徒会掲示板には、立候補者のポスターが掲示されています。候補者は選挙当日に行われる立会演説会に向けて準備を進めています。ぜひ、勇気をもって立候補してくれた生徒たちへの応援をよろしくお願いします。

ポスター掲示板

文化祭片付け・閉祭式【生徒会指導部】

 本日は第62回浦工祭の片付けと閉祭式が行われました。午前中、各団体は協力し手際よく片付けを行っていました。ゴミの分別や段ボールの廃棄方法の徹底が例年以上によく出来ていたと業務さんからお褒めの言葉をいただきました。

 午後には閉祭式を行い、生徒会副会長からの挨拶や各賞の発表、賞状の授与の後、校長先生から講評を頂き、運営を支えてくれた人たちに、そして頑張った自分たちに拍手を送りました。最後に情報技術研究部映像班が制作したダイジェストムービーで今年の文化祭の幕が閉じられました。

 在校生はちょうど1か月後に期末考査が始まります。明日からは通常授業が始まりますので、気持ちを引き締めて頑張っていきましょう。

 

 なお、今回の文化祭の各賞は以下の通りです。来場して頂いた皆様も投票へのご協力ありがとうございました。

浦工大賞・・・女子ダンス(有志)『Look at us different than usual~いつもと違う私を見て~』

工業部門賞・・・情報技術科『見せてもらおうか!君の作るコースター制作を!』

ステージ部門賞・・・軽音楽部『思い出したよ君の歌 忘れたくない青春ライブ!!』

イベント・展示部門賞・・・E1A『お化け屋敷』

調理・食品販売部門賞・・・I1A『情報系高校生による遊び場』

※最多得票数を獲得した文化祭実行委員企画(『第2回浦工歌うまい王決定戦』)と次点のPTA企画(『集まれ!浦工魂★2023 PTAと愉快な仲間たち』)は、各団体からの申し出により特別賞とさせて頂きました。

閉祭式の様子

第62回浦工祭【生徒会指導部】

 さわやかな秋晴れのもと、本日、第62回浦工祭が開催されました。4年ぶりの一般公開、そして、令和8年度に統合を迎える浦和工業高校にとっては3学年揃って行う最後の文化祭でもありました。準備に当たっては様々な困難もあったと思いますが、どの団体も素晴らしい企画を創り上げ、スローガンであった「創造の躍動~共創と共有の舞台~」がまさに体現された文化祭になったと思います。

 保護者・卒業生・一般の来場者数は730名でした。お越し頂いた皆様、ありがとうございました。

 在校生は月曜日の振替休日を挟んで、火曜日に片付け・閉祭式を行います。”片付けが終わるまでが文化祭”です。最後までがんばりましょう。

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

各企画の様子

文化祭準備・開祭式【生徒会指導部】

 4年ぶりの一般公開となる第62回浦工祭がいよいよ今週の土曜日に迫ってまいりました。本日は文化祭準備・開祭式が行われました。文化祭準備では、明後日に迫った一般公開に向けて各団体が着々と準備を進めていました。開祭式は、情報技術研究部映像班が制作したオープニング動画に始まり、実行委員長挨拶、教頭先生挨拶、各団体のPR動画の上映が行われました。PR動画は当日、HR棟1階の生徒会室前で上映しておりますのでぜひご覧ください。

 午後には仮稼働を行い、各団体の準備はバッチリ!、、、と言いたいところですが、この後も最終準備に追われる団体が多くなりそうです。それでも、試行錯誤しながら熱心に準備に取り組む姿に、浦工生のたくましさを感じました。土曜日には万全の状態で皆様をお迎えできると思います。多くの方々のお越しを心よりお待ちしています。 

準備の様子

準備の様子

準備の様子

準備の様子

準備の様子

準備の様子

開祭式の様子

【設備システム科】消防設備特別授業

令和5年10月19日(水)に、本校にて設備システム科2年生を対象とした「消防設備特別授業」を実施しました。

この特別授業では、消火設備の設計や施工を行っている株式会社サンワード様に講義・実技指導をしていただきました。

開校式

講義

スプリンクラー設備

SPヘッドの設置施工