浦和工業高校より

カテゴリ:報告事項

地域交流【生徒会指導部】

 去る3月8日(日)、 近隣のイトーピア西浦和自治会様にて開催された餅つき大会に、 卒業式を前日に終えた本校生徒3名が、 地域交流の一環として参加しました。

 例年行われている地域行事ですが、 本校としては今回初めてお誘いを受け、 参加させていただきました。生徒たちは、 つき手や調理補助として活躍し、合計70kgの餅米をつき上げ、 パック詰めしました。 終了後には、ついたお餅で作ったいちご大福や、きな粉・小豆・大根おろしなどさまざまな味のお餅をお土産としていただきました。

 ご承知の通り、浦和工業高校は3月をもって校舎を閉じます。 これまで多くの地域の方々に支えていただきながら、 生徒会活動を行ってまいりました。 これまで本校の生徒会活動を温かく支えてくださった地域の皆様に 、心より御礼申し上げます。

【設備システム科】閉校舎を前に感謝を込めて。土合公民館へ「伝統の証」を寄贈しました!

2月20日(金)、本校設備システム科の3年生が「課題研究」の授業で製作したベンチを、地域の「土合公民館」へ寄贈いたしました。

 

統合を前に「浦工」の足跡を地域に遺す
本校は、学校統合によりこの3月をもって現在の校舎を閉じることとなります。
慣れ親しんだ学び舎がなくなる寂しさを抱えつつも、「地域の方々に支えられてきた感謝を形にし、学校の存在感をいつまでも遺したい」という生徒たちの強い願いから、今回のプロジェクトは始まりました。

 

3年間の集大成、こだわり抜いたベンチ製作
設備システム科の3年生が、これまでの実習や文化祭アーチ製作等で培った技術をすべて注ぎ込みました。

耐久性の追求: 長く地域の方に使っていただけるよう、堅牢な造りに。

デザイン: 周囲の景観に馴染みつつも、本校の技術力が光る仕上がり。

「浦和工業高校」という名前が刻まれたこのベンチは、学校が統合した後も、この街で地域の人々に寄り添い続けることになります。

 

メディアも注目。寄贈式と取材の様子
当日は土合公民館にて寄贈式が行われ、多くの関係者の方々に見守られる中、無事にベンチを引き渡すことができました。

この意義深い取り組みはメディアからも注目され、当日はテレビ埼玉および埼玉新聞社の取材を受けました。インタビューに答える生徒たちの表情には、一つの歴史を締めくくる誇らしさと、地域への貢献を成し遂げた達成感が溢れていました。

<生徒の感想>
「校舎はなくなってしまいますが、自分たちが作ったベンチがここにある限り、浦和工業高校という学校があった証拠になります。地域の方々に座ってもらうたびに、僕たちのことを思い出してもらえたら嬉しいです。」

 

<お披露目(序幕)>

<代表挨拶>

<感謝状贈呈>

<代表生徒の言葉>

<参加者紹介>

<取材の様子>

今回の寄贈は、本校にとって最後の大きな地域貢献活動の一つとなりました。これまで本校を温かく見守ってくださった地域の皆様、本当にありがとうございました。

新しい環境へ進む生徒たちにとって、このベンチは一生の誇りとなるはずです。

 

【3学年】スーツ着こなし講座を行いました!

令和8年2月4日(水)、3年生を対象に「スーツ着こなし講座」を開催しました。 普段は作業着や制服で過ごす生徒たちですが、今回は紳士服の専門家を講師にお招きし、社会人としての身だしなみの重要性について学びました。

 

本講座では、スーツの選び方から、ネクタイの結び方など、多岐にわたる内容をご講演いただきました。

◆第一印象の重要性:人の印象は数秒で決まること。
◆正しいサイズ選び:肩幅や袖丈など、だらしなく見えないためのチェックポイント。
◆着こなしのルール:靴とベルトの色を合わせるなどの基礎基本。

 

 

実際に生徒がモデルとなり、ネクタイの結びに苦戦しながらも、お互いに教え合う姿が見られました。鏡の前で背筋を伸ばすと、いつもの高校生らしい表情から、ぐっと大人びた表情に変わるのが印象的でした。

 

工業高校を卒業し、現場のスペシャリストとして羽ばたく生徒たちにとって、スーツは大切な「勝負服」になるのではないでしょうか。今回学んだことを活かし、自信を持ってそれぞれの進路へと突き進んでほしいと思います。

【設備システム科】課題研究発表会

令和8年1月26日㈪に「設備システム科 課題研究発表会」を実施しました。

今年度の設備システム科の発表会は、「自分たちの技術で何ができるか」をテーマに、生活に密着した視点での研究が目立ちました。高度な技術の追求だけでなく、社会の一員として課題を見つめる姿勢が、今回の発表の大きな特徴です。

 

特に印象的な発表は以下のとおりです。

◆ろ過実験(水環境へのアプローチ)

「安全な水」というインフラの原点に立ち返り、ろ材の組み合わせによる浄化能力の違いを検証しました。当たり前に存在する「水」の重要性を、自らの手で再確認するプロセスを重視しました。

◆高齢者用の椅子製作(ユニバーサルデザインの検討)

設備を使う「人」に焦点を当て、人間工学的な視点から椅子の製作に挑戦。使い手の身体的負担を想像し、木材や寸法を吟味する「使う人への配慮」を学びました。

◆海岸のゴミ問題(環境保全と地域貢献)

環境課題に目を向け、実際に現地調査を実施。技術者が考慮すべき「環境負荷」や「循環型社会」について、現状を知ることから一歩を踏み出しました。

≪発表会の様子≫

開会宣言(設備システム科主任)・諸注意

 

 

講評(堀口校長)・閉会宣言(設備システム科主任)

 

一つひとつの研究は、まだ小さな一歩かもしれません。しかし、現場で起きている問題に気づき、それを解決しようと動いた経験は、卒業後、現場で「生きた技術」を扱う上での大切な土台となることと思います。

【設備システム科】大宮工業高校と連携!川口市立科学館「科学ものづくり教室」に参加しました

令和7年11月29日㈯、川口市立科学館にて開催された「科学ものづくり教室」に、本校設備システム科の生徒が製作補助(講師)として参加しました!

この講座は、地域の小学生を対象とした「木工スライド式ブックスタンド」の製作で、令和8年4月から本校との統合が予定されている「埼玉県立大宮工業高等学校」の生徒・先生方と共同で実施しました。

本校生徒は、事前に大宮工業高校の生徒たちと打ち合わせを行い、製作手順や工具の使い方を指導していただきました。当日は、その事前指導の成果を活かし、約20名の小学生に対して、丁寧にサポートを行いました。

参加した児童の中には、初めて「のこぎり」や「げんのう」といった工具を使う子も多く、最初は緊張している様子が見られました。しかし、本校生徒が積極的にコミュニケーションをとり、安全に注意しながら接着や釘打ちの指導を行うことで、参加者はものづくりの楽しさに触れることができました。

学校が異なる生徒同士の共同での指導は、本校生徒にとって非常に貴重な経験となりました。他校の生徒との交流を通して、お互いの専門知識や指導方法を学び合うことができました。

また、小学生が作品を完成させた時の達成感を共有し、日頃学んでいる工業の知識・技能を地域に還元できた喜びは、生徒たちの自信にもつながったようです。


ご参加いただいた小学生の皆様、保護者の皆様、そしてご協力いただいた川口市立科学館の皆様、大宮工業高等学校の先生・生徒の皆様に心より感謝申し上げます。